松葉博雄の社長研究室
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沖縄 観光、沖縄ブログ:沖縄研究室 沖縄恩納村 恩納村リゾート生活
沖縄 観光、沖縄ブログ:沖縄研究室の研究目的
沖縄県へ沖縄観光 旅行とは違う旅
〜沖縄料理、沖縄の海、沖縄文化の交流を求めて沖縄・恩納村へ行く〜
「スウィート・ガーデニア・ブセナ」 |
松葉博雄は沖縄が米軍の占領下にあり、琉球政府の時代から沖縄を訪れています。以来、沖縄にすっかり魅了され、沖縄に毎年通い、すでに70回以上沖縄に行っています。今では沖縄の国頭郡恩納村に基地もでき、地元の朝日会の皆様と昵懇にさせていただいいています。
沖縄の魅力は、沖縄の花、沖縄の食べ物、沖縄の海、沖縄の音楽、沖縄の気候などがありますが、それだけではありません。結局、沖縄の魅力は、沖縄に住む沖縄の人たちの沖縄の心です。沖縄の人情の篤さは一度だけの観光では十分に理解できません。私たちは何度も会ってこそ、人情が通います。
沖縄の魅力は、沖縄が作った風土から生まれ育っています。もちろん、沖縄の人たちにも、薩摩の時代や先の大戦でのつらい思い出と犠牲があります。沖縄を理解する為には、この沖縄の持つ戦略的な位置、つまり地理上の位置が大きな意味を持っています。
中国に近く、太平洋の交通の要所に位置し、黒潮の運ぶ海の幸と、航海技術によるパンパシフィックの文化交流にとても大切な位置にあります。沖縄は、たくさんの文化が混在し、この文化を沖縄独自に発達させ、良いところがさらに良く昇華し、つらいところは海の向こうに忘れ去る大らかさにあります。
近年、中高年を中心に沖縄に大きな熱い視線が注がれています。テレビ、新聞、雑誌、インターネットなどで沖縄を紹介する記事が周りに溢れています。沖縄に注目し、沖縄を理解することはよいことですが、沖縄を理解する為には、沖縄の文化や歴史の根底にある沖縄の人々の心を理解するようにしたいと思い、何度も現地に足を運んだ研究成果を発表する場としてこの沖縄研究室を開設しました。
単に沖縄と本土の比較では、沖縄の心の研究にはなりません。沖縄の心に迫るには、もっと深く沖縄に入り込み、沖縄の日常的な生活の中から、今何が起きているのか、問題はどこにあるのか、それにはどうすればよいのかという主体と環境の適応について、現地に赴き、実証的考察を行う必要を感じています。
是非、読者の皆様方から、幅広いご意見と、今沖縄で起きていることにつきまして、情報の提供をお願い申し上げます。
記事リスト
はじめに
沖縄を初めて訪れたのは、沖縄がまだアメリカの占領下にあり、通貨はドルで車は右側車線の時代でした。奄美諸島から沖永良部島を通過し、本島の那覇からさらに南下し、石垣島に渡りました。この頃、石垣島では水牛が田んぼを耕し、川平湾の水は深く澄み、子供たちはお金を1銭、2銭と数えていました。銭(せん)とは1ドルの1/100のセントを意味します。
初めて沖縄を訪ねて以来、30年以上もう何回来たことになるのでしょうか。独りで来ることもあれば、友達と、家族で、取引先と、あるいは従業員の人たちと色々なシチュエーションで沖縄を訪れました。いつの時も沖縄は私の期待を裏切ることはありません。沖縄の音楽、踊り、食べ物、フルーツ、花、海、砂浜、珊瑚礁。これらはどれも私の心を捉えて放しません。うきうきすることもあれば、深く考え込むこともあります。
何故、どうして沖縄はこんなに魅力があるのでしょうか。最近は中高年の多くの方が老後は沖縄でと考えているようです。私だけでなく、多くの中高年の方は沖縄に何を求めているのでしょうか。このような研究テーマを心の中に抱いて松葉博雄の沖縄研究は現地での調査、体験、感動を基に研究を進めています。