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沖縄県恩納村への沖縄旅行 その10「3日目〜カツオのぼりとスイカと石〜」


仲曽根商店の後、本部(もとぶ)の港に行くと、5月のこどもの日なので、鯉のぼりが空を泳いでいます。

最近は、ロープに鯉のぼりを数十匹つなぎ、川の両岸から鯉のぼりを泳がしている姿を見ます。

これは、少子高齢化の時代にあっては、子供がこんなにたくさんいたらいいのに、というアピールなのでしょうか。


本部の鯉のぼりは、やや鯉のぼりと色合いが違っていました。

遠くから見ると鯉のぼりと思って近づいてみると、なんとこれは鰹です。コイではなく、カツオです。

さすがは本部。鰹はここではたくさんの加工品になります。鰹節はもちろんですが、いろいろあります。


 

ちょっと近づいて写真を撮ってきました。

カツオのぼりを見たのは初めてです。コイは急流を昇り、滝を昇り抜けると竜になると言われています。

カツオは日本近海の黒潮に乗り、沖縄から三陸沖に沿って北上し、一時期反転して南に下がる戻りカツオになります。

カツオについては、こちらをどうぞ。



本部をあとに、恩納村に戻るコースをとりました。途中、いつも寄る島は瀬底島です。

瀬底島は、今は本土よりも早くスイカが出始めているはずです。この瀬底のスイカは、めちゃくちゃおいしいです。

少し塩があれば、スイカの甘みが引き立ち、スイカの種を口からプイプイ吐き出しながら、瀬底大橋の雄大な景色を見ながら、食べるスイカが私は大好きです。


これから7月にかけて瀬底島のスイカは最盛期を向かえます。まだ今はハウスものです。それから路地ものに移っていきます。

今日のスイカの相場は、一個が1400円前後でした。いくら好きでも、スイカ一個を一人でまるまる食べたことはまだありません。


瀬底島のメインストリートには、一箇所だけ信号機があります。

瀬底小学校・中学校の近くにその信号機はあります。島で信号機に慣れて、街に行っても驚かないようにという、教育委員会の配慮です。

お店を探しているとありました。中央通りのすぐ脇にお店を出していました。


 

瀬底大橋の見える海峡に立ち、先ほどのスイカを食べました。奥さんに注意をされながらも、スイカの種をあっちこっちに吹き出しました。

こちらから見る本島の景色も見事です。海峡の水は、マリンブルーで、時々小さなボートが白い軌跡を残して通過して行きます。

手を振っても気が付いてもらえず、反応はありませんでした。



スイカを食べているときに、思い出したことがあるので、ここに記載しておきます。

それは、スイカを売っているお店のすぐ隣に大きな石がありました。さてこれは何でしょう。

お店の方に尋ねてみると、ここのお店のご主人は建設のお仕事をしているそうですが、近くの工事をしている時に、地下から鍾乳洞石が出てきたのでこれをもったいないので持ち帰ったということです。

この建設会社の社長の判断は素晴らしいと思います。埋め戻して地中に埋めてしまえば、その後、何もなかったことになりますが、このように、骨折りをして大事に持って帰り、子供たちに見せて、太古の昔に沖縄のある場所が鍾乳洞であったことや、その後人類が出現し、鍾乳洞でどのような生活をしていたのか、といったことを想像させるためには、てってもよい教材になると思いました。


今、これは上に向かって三角形になっていますけど、実際、天然の場合は下へ雫がたれて固まって出来たものですから、実は上下逆になります。

何億年もかけて出来た鍾乳洞の先端部分です。瀬底島から見る景色はいつも雄大で素晴らしい景色を見ることができます。