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沖縄県恩納村への沖縄旅行 その12「3日目〜上間さん宅へお悔やみ訪問〜」
少しずつ賑やかになってきている時に、上間光元さんのお宅では、今日はお母さんの四十九日の法要であるということがあったので、朝日会からもお参りに行く事になりました。
金城さんと大城さんが行くのですが、私と奥さんも朝日会を代表して行くように勧められました。そこで私もお参りに行く事にしました。
仏壇にお参りをして、上間光元さんにもご挨拶を申しあげて帰ろうと思っていると、「まぁ召し上がってください」というお膳が出てきました。
「一人一人にお供えがあってそれを食べないといけないんですよ」といわれたので、今食べてきたばっかりですが礼儀であるので頂きました。
沖縄は昆布料理を使いますから昆布が出てきます。こんなに立派なお膳が出るのなら、できるものなら全部いただきたかったのですが、先程からの朝日会でのビールとお料理をいただいた直後なので、これ以上は入りませんでした。
食べたつもりで写真に残しておきました。
昆布のほかに、豚の角煮、ごぼう、かまぼこなどが入っています。
おまんじゅうが出てきました。
このお饅頭の中には苺が入っていました。私は甘いものはダメなので見ているだけですが、苺だと胃にもたれなくて食べやすそうでした。
予想もしなかった四十九日のお参りに、朝日会を代表して松葉夫妻が来たことは、上間光元さんにとってもとても驚かれたようで、最後においとまをするとき、上間さんは私の手をとって、「よく来てくださいました」と、感激の気持ちが伝わってきました。
私にとっても、地域の皆さんに溶け込む中で、冠婚葬祭が重要な行事ですが、朝日会を代表してご霊前にお参りできたことを、光栄に思いました。
上間光元さんのお宅から帰って、もう一度、朝日会に戻りました。
周りには少しずつ夕闇がせまってきました。この落ち着いた雰囲気がまた私のビールへの欲求をかき立ててきます。
私たちが上間光元さんのお家に行っている間に、皆さん、お料理は済んでいました。
朝日会の非常勤にも関わらず、上間さんのお家に親善大使として弔問に行くことを勧めてくれたことにあらためてお礼を言いました。
だんだん暗くなってくると、元気になってくる会員の人がいます。
それは、少しずつ酒が回り、いい気分になってくるからです。だんだん気分が乗ってくると、ゲームが始まります。
私の後ろにはたくさんの朝日会の会員の方が、ビールとお料理を囲んで、団欒がはじまっています。
私は、気分がよくなって、奥さんに頼んで港の方から朝日会を背景に写真を写してもらいました。
沖縄の県魚はグルグンと言われる群れをなす魚です。このグルクンを釣っていたものを取り出して唐揚げにしました。
グルクンの唐揚げが出てきました。火通しのよいから揚げは、さっぱりとしていて、小さな骨ならカリカリと食べられます。
熱々の揚げ物はさらにビールを誘引します。
こうなってくると、ビールがあるから料理が出るのか、料理に合わせてビールを飲むのか、主体と客体がだんだんと怪しくなってきています。
ふと、頭を上空に見上げてみました。そうすると、今まで気が付かなかったほどのきれいなうろこ雲が見えました。それは「明日は大漁を告げるうろこ雲」です。とても綺麗です。
うろこ雲に見惚れてずっと空を見ていました。雲は流れ、どんどん変わっていき、美しいうろこ雲から少し変化が出てきました。うろこ雲が散ってしまったようになります。
朝日会の仏像の下に台座が届いていることに気付きました。
台座を乗せて改めてセットすると、うちの仏様とそっくりになってきました。
だんだんと日が暮れて、周りはすっかり暗くなってきました。
富着さんが私のためにパッションフルーツを神戸に持って帰るようにと、たくさん持ってきてくださいました。
ありがたく頂戴します。
今夜も話ははずみ、たくさんの沖縄の人情にふれました。
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