沖縄県恩納村前兼久村から神戸に帰ります 第72回沖縄訪問(11)
前兼久村の新年の参拝が終わった後、上間光元さんが「うちに来ませんか」と誘ってくださいました。
お言葉に甘えて、上間光元さんのおうちに着いて行き、お家で色々な上間家のお話を聞きました。写真を見せていただきました。三人のお子さんがいらっしゃいます。
長女の方は具志川中学の先生です。次男の方は姫路工大(現兵庫県立大学)で学び、沖縄の久米島高校で高校の先生です。バレー部の監督もしてらっしゃるそうです。お正月ということなのでおせち料理をご馳走していただきました。
上間さんの奥様はお料理がお上手で、今日いただいたのは沖縄の郷土料理であるナカミ汁です。ナカミ汁の具には豚の内臓が細かく切って入っていて、食べやすくしています。
上間光元さんは、以前、スナックのお店を経営していました。その時に、お客様に出す飲み物のアテに、海産物を獲ることを考えついて、目の前の珊瑚礁の海に獲物を捕りに入りました。海に入ると、運良く、タコが獲れたので、このタコをこの先中心に獲っていこうということに、方針を決めたそうです。上間光元さんの38歳の時です。
以来、ずっとタコを獲りを20年続けています。今ではこの辺りでは、「タコ獲りの名人」と言われるようになりました。この事は地元の新聞に詳しく報道されました。その報道記事を読んで、松葉博雄は感動しました。上間光元さんが船に乗ってタコ漁に行っている時は、奥様は家を守り、夫婦で力を合わせて子供三人をしっかり養育してきました。
上間さんのお家から、今度は朝日会に戻りました。朝日会では村中の皆さんが集まってゲートボール大会をして楽しんでいます。これは、村中の行事です。
青少年も、壮年、中高年の皆さんが方が一つのグラウンドでチームを作り楽しんでいます。これが地域社会の楽しい行事です。松葉博雄が今日、神戸に帰宅するということで、今日の前兼久村の町内会に集まった人たちの中で、朝日会で顔なじみの人たちが、松葉博雄を囲んで集合写真を撮ることになりました。
中央に立っている、兵庫県立大学水泳部のユニフォームを着ているのが、松葉博雄です。
次の朝日会訪問予定は、2月16日の神戸新空港オープンを祝して、神戸空港から飛び立つ沖縄行き初日便に乗って、また朝日会に帰ってきます。
松葉博雄は、帰宅準備にかかっていますが、前兼久の皆さんは、町内の行事であるゲートボール大会に盛り上がっています。
もし、帰宅が明日であれば、松葉博雄も当然この町内会のゲートボール大会に参加して、賞品をいただけるのですが、誠に残念ながら、皆さんに惜しまれつつ、前兼久から車に乗り、神戸に帰ることになります。
記念に、ゲートボール中の選手の皆さん方の写真を写しましたので、ホームページ上にてご紹介します。
賞品は、自転車やら、座椅子、着る物、食べる物、勉強道具、ビール、寄付もあり、年代別、男女別、グループ別で、とにかく誰かに何かが当たるような、絢爛豪華な賞品でした。
那覇空港に着いて、お昼ご飯を飛行場で食べ、伊丹行きの飛行機に乗りました。
今から、離陸に向かいます。離陸体勢に入ったところで、今回の沖縄訪問を終了いたします。ご精読ありがとうございました。
おしまい
2006年1月1日