用意してきたシュノーケリングを付けて沖合いに出たボートから、シュノーケリングをしました。
1月とは思えないような暖かさです。波の上を見ていると、平らなような海も少し中に潜っていくと、そこには珊瑚の起伏があります。一つの小山のようなふくらみに、しいたけを立てたように珊瑚のテーブルが重なり合って群生しています。
その珊瑚の隙間や割れ目には、忙しそうに熱帯魚が顔を出したり隠れたりして、私が突然現れたことにいろいろな狼狽と反応を見せてくれます。
大きな魚ほど平然としていて、小さな魚は動きの素早い反応を見せてくれます。少しずつ目が慣れてくると、イソギンチャクが海流にゆらゆらと揺れていて、その影にクマノミが見え隠れしていることが見えてきました。やはり、イソギンチャクのそばにはクマノミがいて、クマノミを見つければその近くには、イソギンチャクの柔らかな風に吹かれるような様子を見ることができます。これを見ると、ここまで来てよかったと思います。