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沖縄県恩納村への沖縄旅行 その4「2日目〜釣ったり食べたり〜」
べた凪の中で陽は中天に昇り、真夏のような暑い直射日光を浴びているうちにもう暑くて暑くてたまりません。
金城さんが気を利かせて沖縄風の頭にかぶる傘を貸してくれました。これは軽くて便利です。椰子の葉で編んだ網傘です。
船に乗る前、松田さんが日差しが強いからこれを着るようにと貸してくれたウインドブレーカーは、長袖で腕に当たる日差しを防いでくれています。
そろそろお昼になったころ、おにぎりが出ました。
幸いなことによく冷えたビールもたくさんクーラーボックスに用意されて各自が思い思いの時に冷たいビールを飲むことができます。
私もおにぎりを戴きながらビールを飲みました。
今日は船が揺れていないからビールをたくさん飲んでも大丈夫です。波がうねり、激しく船が上下左右に揺れる場合はとてもビールなんか飲んでいられません。
船べりを俎板代わりに使い、ペティーナイフを使って、釣れたばかりのイワシをすぐに刺身にさばいて、お醤油をつけて船の上で食べました。美味しいです。これはたまりません。
船上で5月の風を浴びながら、遠くに見える伊江島は軍艦のように見えています。島からどのぐらいの距離があるのか、浜辺がすぐ見えるぐらいの近いとこまで船は近づいていました。
これが漁師の味です。ゆれる船で上手にさばいていきます。三枚に下ろして荒っぽい刺身です。
風に飛ばされないようにできたお刺身はロープの下をくぐり、しっかりと繋いでおきます。お刺身はやはり醤油があってこそお刺身の、魚の味を引き出してくれます。
白子がありました。これを勧められていただきました。これがまた美味しかった。
ふぐの味とも違い、ハギとも違い、いわしの白子は喉に入る前に舌先にとろけるように広がっていき、それをビールが喉に一緒に通してくれています。
船は伊江島と水納島の間を行き来します。
水納島は人口が50人ぐらいの島で、ここには何度も行っています。
伊江島には以前、家族皆で行く予定をしていた前日の日、ウニにあたり、激しい食中毒を起こし、中部病院で点滴まで受けた、食中毒事件のため、まだ行ったことがない、私にとっては課題の一つの島です。
伊江島を見ている時にあの時の松葉一家のウニにあたったことを今思い出しています。
面白いようにどんどん釣れます。さびき釣りは魚群にあたれば面白いようにどんどんあたりがきてつれます。ただし、ここでは水深が30mから35mもあるので、一回ごとにリールを巻き上げ、長い糸を巻き、針にかかったグルクンをとり上げなければいけません。
見てください。松葉博雄がグルクンを2匹も同時に釣り上げているところです。
一回ごとに巻き上げるよりも、何匹かまとめてと、欲を出していると、これが期待に反して魚が逃げてしまうといった結果が出てしまいます。
二兔を追うもの一兔も得ずと諺にあるように、2匹も3匹も同時に捕ってやろうと思っていると、さっき釣ったグルクンが逃げてしまうことがありました。
それが同時に2匹つれたので、写真に撮ってもらいました。どことなく嬉しそうで、自慢そうな様子です。
グルクンが釣れるとバケツに入れ、そのバケツの中にグルクンがどんどん溜まっていきます。
グルクンの大きさは本土でよく見る鯵の大きさぐらいです。
どんどん溜まっていくと、クーラーボックスに移して冷たく保存しています。
さすが沖縄なので時々は熱帯魚の美しいカラフルな魚も混じって釣れます。
気をつけないと魚の刺に刺さられると、ものすごい痛みに襲われることがあります。セイゴの刺の先にはかなりの毒があるようで、これにうっかりでも触れるものならもう気を失うほどの激しい痛みと痺れがあると教えてもらいました。
私は刺されないようにセイゴには触れませんでしたが、綺麗なので写真に記録を残しておきました。
五目釣りのようになり、たくさんの種類の魚が釣れています。以前、海水魚を水槽で飼っていた時は、生きた魚は沖縄から空輸し、これを自分の水槽に運搬するまでには大変な苦労がありました。
今、生きているカラフルな熱帯魚を見ていると、こんなに綺麗な海水魚を神戸の水槽で飼ってみたいなぁとまたまた、趣味の気持ちが湧いてきています。
しかし、実際のところ、海水魚を長期間飼育するということはとっても大変だったことも思い出されました。
どんどんクーラーには魚が入っていきます。
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