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沖縄県沖縄八重山地区・自然環境調査旅行記 その6「朝の石垣港の食事」


2005年7月5日(火)、2日目です。今日いよいよ鳩間島へ行きます。

8時半に起きてお風呂に入りました。そして宿のチェックアウトを済ませて、港の方にやってきて、まず船の切符を買います。

切符売り場の隣には、荷物預かりの棚があり、自己責任であればここに手荷物を置いておくことができます。


 

ここに荷物を置いて、さあ、朝飯です。せっかく石垣港に来たからには、正しい石垣定食をいただきたいと思いました。

そうなると、まず魚です。マグロです。


マグロを探してウロウロしていると、意外に近いところにマグロの看板が見つかりました。

マグロ専門店は、港のすぐ近くに「まるは」というお店がありました。

中に入ってみると、今は今日の準備を若い主人がマグロをさばきながらやっていました。なかなか忙しそうで、声をかけても包丁を手放しません。

どんなメニューがあるのか、尋ねてみるより、クーラーの中から並んでいるものを取ってちょうだいと言われました。


さばいたマグロが容器に入れられて小ケースの中に並べて売られています。マグロの他には、イカ、タコ、タイ、サザエなどの切り身が並んでいます。

大体刺身は500円です。

天ぷら、唐揚も500円、たこ、いか、サザエも500円で売られています。

生ビールも500円、大体1コインタイプで売られています。


そこでサザエとマグロとおにぎりと、申し訳ないですけど生ビールを頂きました。

これで朝ごはんになります。

サザエの刺身は、こんなにたくさんあって500円です。昔、まだ震災の前の頃ですが、神戸の三宮のパチンコ屋さんの隣に、毎晩屋台が出て、サザエの殻を利用して、サザエのつぼ焼きを炭火でやっていました。

醤油をかけてサザエを焼くと、そのおいしそうなにおいはあたり一面に臭って、つい屋台に人が立ち寄っていました。

その時のサザエは、本当はサザエかどうか怪しく思いました。ほんのわずかな貝で、あとはスープをすするようなつぼ焼きでした。それから比較すれば、今日の500円のサザエはあのつぼ焼きなら、きっと100杯分はとれると思います。

そう思うと、ずいぶん贅沢な食事をしているのです。

外で食べやすいように、お店の前にテントがはられ、そこには白いテーブルが出されています。

そのテントの下で、私の朝ごはんが始まっています。お客さんがおいしそうに外でマグロを食べ、ビールを飲んでいると、これが看板代わりになって、続々と人が集まって来るのです。

私は、頼まれもしないのに、人寄せパンダの役をさせていただいていました。きっと、傍目には暇人が朝っぱらからビールを飲んでいいなぁと見えたのでしょうか。



ものの10メートルほどの距離の先に、石垣島と離島を結ぶ船がどんどん行ったりきたりしています。

とてもよい雰囲気です。

そしてマグロ、サザエ、おにぎり、ビールをいただいて少しいい気持ちになった後、船の桟橋につきました。

今日の鳩間行きの船は10時ちょうどの出港です。ビールを飲んだので、船酔いをすれば、酔い酔いになってしまいますが、さて、波は静かに、船は揺れないで鳩間島に無事着けるのでしょうか。