こちらのページは新しい松葉博雄のブログページに移動
します。
移動しない場合はこちらから
伊江島の伊江村青少年旅行村 沖縄県 その6
伊江港にある観光施設に行って、伊江島の観光資料をいただいて、その後、どこでお昼を食べるか調べました。
車であっちこっち移動しながら、食堂を探しているうちに、わからなくなり、誰か通りかかる人をつかまえて尋ねてみることにしました。
そうすると、親切な方が「私に着いてきてください」ということで、車の後ろからついていき、先ほど通った道を経由して、港の近くの「はとば食堂」に連れて行ってくれました。
この親切な方との出会いのきっかけは、御嶽(うたき)です。神社の鳥居が目に付いたので、伊江島の神様にお参りをしようとしている時に出会った方です。
御嶽の方向からは、正面に伊江島のシンボルである城山(ぐすくやま)の形がぴったりと鳥居におさまった姿で写真に撮れました。
やはりここから拝むと、城(ぐすく)が正面に見えるように拝殿所を造ったのでしょうか。
はとば食堂では、注文したのは、魚煮付け定食とお刺身定食です。それぞれ1000円です。
お刺身定食には沖縄ソバが付きます。
お魚の煮付け定食にも、大きなお豆腐、そしてお蕎麦、ご飯が付きます。
はとば食堂でご飯を食べて、これから島内の巡行に行ってきます。
お腹がもういっぱいで、食べきれないことがわかっていたので、同じ時にお客さんで来ていた、旅行者の若い男の二人に分けて差し上げました。
いきなり奥さんが、お皿を持って旅の人におすそ分けを薦めたものですから、2人はびっくりして、奥さんの顔を見て、その後、慌ててお礼の言葉が出ました。
はとば食堂の奥さんは、お客さんがどれだけ来るか、きっと予想がつかないと思いますが、今のシーズンならそれほど観光客は来ないと踏んでいると思います。
お腹いっぱいの昼食を食べた後は、レンタカーに乗り、パンフレットの案内に沿って、まず、港から伊江村青少年旅行村に行きました。
伊江村青少年旅行村の入場料は、青少年であっても、おじさんおばさんであっても、一人100円でした。
この伊江村青少年旅行村の売りは、伊江島に沈む夕陽の美しさのようです。ちょうど城山の真上から西に沈む夕陽が最高のようです。
旅行村の中を、車で周って見ました。沖縄本島と比べ、人が少ないせいか、落ち着いた施設です。
ここには伊江ビーチがあり、青い海のその先には瀬底島と水納島が見えます。沖縄本島も見えます。
沖縄本島から伊江島に、水道水を送る海底送水工事が始まったのは、昭和51年3月31日で、完成は翌52年1月10日でした。
海底送水管の全長は5223mです。パイプの太さは200mm(20cm)ということです。工事費は5億9600万円、総工費は6億5300万円、請け負ったのは新日本製鉄です。
浜辺に行ってみると、透き通るような水の美しさです。遠浅の海で、砂浜はとてもきれいです。 これだと、グラビア雑誌で美女の水着モデルが浜辺に寝転んで写真を撮っても、似合いそうな浜辺です。
伊江島の伊江ビーチに、潮はゆっくりと打ち寄せてきます。
その少し先には珊瑚礁がところどころ黒っぽく見えます。きっと、あの辺りには、美しい珊瑚礁と熱帯海水魚がいるはずです。
準備もしていて、今にも海に入りたかったのですが、あいにくと、天候が悪く、直射日光が差さなければ、もう寒くて海には入れません。
おだやかな海です。今は満ち潮のせいなのでしょうか、かなり海岸線の近くまで波が打ち寄せています。
すぐ丘の上にはビーチコートがあります。ここでは海岸でビーチバレーが出来ます。
浜辺を見下ろせるところには監視塔があり、夏にはここで沢山の海の安全を見ているようです。
龍舌蘭の木が何本かあります。この根を蒸留すると、テキーラができます。
テキーラの飲み方は、カクテルグラスを冷やし、濡れたカクテルグラスを塩に伏せて、カクテルグラスの縁に塩をからませ、テキーラを注ぎます。
この塩とテキーラが絶妙にマッチングして、なんのあても要らない飲み方になります。
テキーラはアルコール度が強いので、用心して飲んでください。ウォッカなみです。
龍舌蘭には、何年かに一度キレイな花が咲きます。周りの草木を見ると、いろいろと名前の知らない草や花が咲いていました。
アダンには、パイナップルのような実が付いていました。アダンの実のなるところには、ヤシガニや、あるいはオカヤドカリがいるはずです。しかし、この気候と温度では、地中に隠れていると思います。
乳牛のような模様をした馬がつながれています。長いロープを張り、ロープに繋がれ、それを自由に動けるようにしています。その間の芝生の草を食べています。沢山の糞はきっと芝生の肥料になるのでしょうか。
伊江村青少年旅行村は、のんびりとした静かな公園です。夏のシーズンが終わると、人影もほとんどなく、ゆっくりとした探索が楽しめます。
ここから浜辺を見て、打ち寄せる波と引き潮の動きをずっと見ていても見飽きることはありません。わずか100円で、こんなに整備された美しい公園が、神戸にもあればと羨ましく思います。
|