社員にとっては大変なこと 人事異動 メニコンの人事異動で担当者の交代です。

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社員にとっては大変なこと 人事異動 メニコンの人事異動で担当者の交代です。 山本覚課長から藤田時光課長へわが社の担当者の交代です。

人事異動

春は人事異動の季節です。

3月4月は組織の構成員が移動する季節です。

日本の企業、公官庁、学校などは3月末が年度末で、

4月初めが年度始まりになっています。

そのため、3月4月には

入社、退職、退社といった人の入れ替わりがあります。

人の入れ替わりが起きると、

組織を構成する職員を適切な位置に

配置し直すことが必要になってきます。

ここに、異動が生まれる基があります。

メニコンの人事異動

メニコンにも恒例の人事異動がありました。

また今年も、過去に、わが社に関わって頂いた、

ご縁のあった方々が、

定年や個人的な理由で

メニコンを退職した方がおられます。

転勤する方で、我が社に関係するのは

山本覚課長の転勤異動です。

山本覚課長は、

北海道の札幌営業所の所長へ栄転です。

山本覚さんは元々北海道出身なので、

北海道には詳しいのです。

我が社の担当は二年でしたが、

その間に色々とメルス獲得の為の協力をして頂きました。

適材配置の狙いはメルスプランの伸長

メニコンにとって、

収益の中心はメルスプランです。

メニコンの業績を上げるのは、

メルス会員を伸ばすことにあります。

そのためには、メルス会員拡張の

経験を持っている幹部社員を、

これからさらに伸ばしたい未開拓地域へ

人材配置することになります。

山本覚課長は、わが社を担当して、

メルス会員拡張の実績を示したので、

その功を認められて札幌営業所の所長に

選ばれたと、推測しています。

北海道の魅力と難問

メルスプランは会員募集を始めて、

今年で18年になります。

メルスプランの加盟店が活躍しているのは、

関西地方と中部地方です。

その要因は、メニコンとの

古くからの取引先が多い地方だったからです。

その、古くからの取引先を開拓したのは、

今は定年退職をしたメニコンの創業初期に

入社した幹部社員の方々です。

北海道地区は、まだまだ伸びしろがあります。

しかし問題なのは、

北海道の管轄区域がとても広いことです。

北海道の 78,420.782 ㏎2に対し 

兵庫県 は8,400.95で㏎2で、

北海道は兵庫県の9倍を超える広さです。

他方、人口の比率は2018年10月1日の推計人口では、

兵庫県の人口は 5,483,450人 

北海道 は5,285,430です。

広い北海道に人口は兵庫県ほぼ同じくらいの人口です。

ここで、メルス会員を増やすのは、

距離と移動との戦いです。

後任課長と戦術のすり合わせ

後任として着任したのは、藤田時光課長です。

課長が交代すると、新しい課長と意見交換をして、

今後どのような取り組みをするべきか、

安部優部長を交えて、話し合いをしました。

その内容は、深い戦術プランですが、これは秘密事項です。

人事異動 転勤には引っ越し

最近は人手不足が引っ越しにも影響しています。

以前のように、希望の日に、希望通り、

引っ越す荷物を送り出すことは難しくなっています。

荷主の都合より、

引っ越し専門会社の都合が優先されているそうです。

人事異動 転勤の発令があると

転勤の辞令が出ると、

これまでの担当先への挨拶回りをしながら、

新しい赴任地に行って、住居地の確保や、

家族の転校などの手続きなどをしなければなりません。

単身赴任の場合は、

自分自身の生活環境を整える必要もあります。

そして、転任先の取引先に、

新任の挨拶と引き継ぎをすることになります。

これらのことがわずか1ヶ月程度で、

同時進行していくのですから、

転勤は大変なことです。

どうして会社は転勤をさせるのでしょうか?

同じ職場の在籍があまりにも長いと、

人の気持ちに変化が生まれます。

気持に飽きが生じて、作業や業務の

マンネリ化・後進育成の停滞・取引先との癒着・

何らかの権限の独占による

私的流用といった問題が起こることがあります。

人事異動にはこうした事態を

予防・回避する目的もあります。

また、職場によっては人間関係を

リセットすることも効果的です。

会社からは、長期的な成長プログラムの

ストーリーも読み取れます。

一つは、会社全体の運営に関わって貰う為に、

より多くの部署を経験することです。

社内の人事交流の目的もあります。

上司と部下の関係を一旦リセットして、

また次の場所で新たに上司と部下の関係を築くのです。

人事異動 取引先から視ると

人事異動は取引先から見ると、

取引先の会社が決める事なので、介入は出来ません。

もっと長く担当してもらいたいと思っていた人でも、

離れて行くことになります。

取引先として楽しみなのは、転勤を重ねて行く内に、

その担当者がどのように成長していくか、

数年後にあるいは、数十年後に結果が現れてきます。

自社を担当してくれた担当者が、

いつの日か重要な役職について、

再び自社と関係が出来る事は、嬉しい事です。

以前、私はメニコンの担当者に、転勤するときに

「お金と人事の決定権を持つようになって帰ってきて下さい。」

と励ましたことがあります。

事実、そのようになった時には、

嬉しく思ったことがあります。

2019年4月26日(金)


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