神戸中央区加納町 高級おでんの店 たばる坂 一品一品が別のお皿になります。味付けは、かつお出汁味です。
高級おでんの店 たばる坂 高級おでんを食べてみました。神戸中央区加納町4-9-12 クリスタルコート1F たばる坂(2)
高級おでんの店 たばる坂
たばる坂は三宮駅近くにあるおでん専門店です。
たばる坂の高級おでんを食べてみました。
おでん以外にも様々な一品料理も充実しています。
日本酒の種類も多く、料理に合わせて
日本酒を選んでもらうこともできます。
おでんは、一つ一つ別々の器で出てきます。
そのためゆっくりと美味しい上品な
おでんを味わうことができます。
たばる坂の女将さんは、店主の黒瀬京子さんです。
あれこれ質問するには、
まず同業者ではないことを明らかにする為、
松葉博雄の名刺を差し出しました。
名刺を見れば、同業者でない事がすぐに理解されます。
あれこれ、お店についてお聞きするのは、
ただ興味だけでなく、
経営学やサービスマーケティングを
研究しているからですと、
注釈をすると、理解が得られました。
対人接客業である飲食店が流行るかどうかは、
女将さんの心遣いにかかっています。
カウンターで料理を作っているのは旦那様ですか?
と、お聞きすると、違っていました。
お皿を運ぶ、手の握り拳を見ると、
少し指の関節が膨れていたので、
「失礼ながら何か武道をしているのですか?」
と訪ねると、武道ではなくて、
お店の料理を運んでいると、
力が入って、指の関節が膨らんだそうです。
おでんの店 たばる坂
おでんがだんだんと運ばれて来ました。
一品ずつが一鉢一皿に盛りつけされています。
ぎんなんの実は、
一串に4粒が差し抜かれていて、
一本の串が一つのお椀に盛られていました。
これまでの一般的なおでんの盛りつけは、
大きなお皿に、注文がまとめて
盛りつけられているのが普通でした。
たばる坂では、一品一品が別のお皿になります。
味付けは、かつお出汁味です。
さらに花鰹がトッピングされています。
カウンター席の後ろには、銘酒が並んでいます。
なかなか見られない「森伊蔵」もありました。
店主の黒瀬京子さんは、
松葉博雄の名刺を見て、
社長さんなのに
経営学の研究をしている事に驚いていました。
最初お店に入ったとき、
空席が目立っていましたが、
その後予約の電話が入り、11名のお客様が入店すると、
お店は一気に活気づいてきました。
店主さんに、
「これがビジネスの面白さですね」というと、
さっきまでは、もう今夜はお客様が来そうもないの
で、閉めようかなと、
心の中で諦めの敗北宣言をしていたようですが、
あの一本の電話で俄然元気が出てきました。
8名の女性と、3人の男性の
11名のお客様がお店を満たす頃には、
席が足りないので、松葉博雄の席を譲って、11
名が一緒に並べるようにしましょうねと提案したので
、黒瀬京子さんは、その心遣いに大変喜んで、
すみませんねと感謝しながら、
分かれて座っている3人を
一緒の席に案内することが出来て、嬉しそうでした。
初めての店ですが、名刺を出した効果で、
どこの誰かが分かった事から、
大変丁寧な接客を受けました。
たばる坂なので、
熊本かなぁと思っていたら、
女将の出身は福岡でした。
たばる坂といえば、
思い出すのはこの歌です。
雨は降る降る人馬は濡れる、越すに越されぬ田原坂
右手に血刀左手に手綱、馬上豊かな美少年
春は桜秋ならもみじ、夢も田原の草枕
田原坂
結果的には、このたばる坂と、
今日のたばる坂は関係はありませんでした。
2013年2月2日(土)