既存顧客と新規顧客、どちらを重視するか、店主としては悩ましいところです。

風邪が続いて、食欲不振です。こんな時には、鳴門庵で雑炊を頂きます。

寒い日が続きます。しかも風邪を引いています。食欲は低下して、特に食べたいものは考えつかない中で、栄養は摂らないと、という意欲はあって、考えて行ったのは、センタープラザ地階のいつものそば処 鳴門庵です。

お目当ては、冬の名物、雑炊です。

雑炊なら体は温まり、流動食のように食べやすく、ポン酢をかければ、さらに食べやすくなります。

鳴門庵は、馴染み客が中心で、その馴染み客も冬になると、雑炊が定番で、あちらの席もこちらの席も、注文しているのは雑炊です。

お店の心遣いを感じるのは、この寒い時期に、寒中お見舞い申し上げますという、手書きのハガキ形式のお見舞いです。

鳴門庵では、お客さんが入りやすいようにドアを開けている時がよくあります。お客さんを呼ぶには効果があっても、中にすでに入ってるお客さんには、寒くてたまりません。

今いるお客様を大事にするなら、入り口のドアを閉めた方が良いし、新しいお客さんを積極的に迎え入れようとすれば、開けていた方が入りやすくなり、店主としては悩ましいところです。

注文したのは鶏雑炊です。雑炊にすれば、一見鍋の量は多く見えますが、お茶碗のご飯で計れば、茶碗1杯分くらいの量にすぎません。

雑炊を注文すれば、ポン酢がついてきます。雑炊をお茶碗に取り分けて、ポン酢をかけて頂くと、しばらくすれば、食道の辺りや、お腹の周りがぽかぽかと温かくなってきました。

2013年1月20日(日)