シーズー犬りんりんの憂鬱~どこか体調が悪いのかな?それとも夏バテなのかな?~腫瘍が見つかり、病理標本を作り、治療方針を検討の予定~
りんりんは暑い日にも関わらず、座布団の上に座って外を見ています。
りんりんはなんだか憂鬱な様です。
少し村山富市さんのような長い眉毛がまぶたを覆うような憂いを持って、外を見ています。世間の色々な問題が気になるのでしょうか?
例えば、「次期総理大臣は誰になるのかな~?」とか考えているのでしょうか?
あるいは、「イスラエルの戦争はいつ終わるのかな~?」と思っているのでしょうか?
あるいは、「ぼくのおやつは増えるのかな~?」と思っているのでしょうか?ずっと、物憂げに外を見ています。
気になることは、手の爪を気にして、よく舐めています。
歩くときにも、少しぎこちなく、手をかばうような歩き方をしています。
何か変です。
りんりんをお医者さんの所へ連れて行くべきか、あるいは、クーラーで涼しくすれば、回復するのか、少し様子を見てみたいと思います。
変化があれば、皆様にもお知らせします。つづく・・・
心配で心配で、ハラハラしています。りんりんの症状について心配で心配で~腫瘍が見つかり、病理標本を作り、治療方針を検討の予定~
心配で心配で、でも、健康の事は、どうにもならず、ただただ、心配で心配で、不安な日を送っています。
りんりんの憂鬱な状態に気がつきました。
その後も、りんりんは、少し元気がありません。
心配で心配でたまりません。そんなある日の事です。
オーナーのお姉ちゃんは、りんりんをシャンプーしていました。
その時、右目の下に5mm×5mm大の腫瘍を発見しました。
これは大変と思い、早速、どこに掛かろうかと思い、近所の動物病院をインターネットで調べました。
その結果、驚くべき事実が起きました。
なんと!りんりんは、近日中に全身麻酔をされて、組織を取ってきて、病理標本を作ることになりました。
りんりんを連れて動物病院へ行ったときの様子を、松葉博雄は心配で心配ですぐに尋ねました。
連れて行ったお姉ちゃんから、りんりんがどんな状態であったかを知ることになります。
松葉博雄(以下、H)「腫瘍とはなんですか?」
りんりんのオーナー(以下、S)「腫瘍とは、塊みたいなものですかね?」
H:「その腫瘍は、良性か悪性か今わかりますか?」
S:「良性か悪性かは、生検をして分かるそうです。」
H:「生検とはなんですか?」
S:「生検とは、組織を取ってきて、病理標本を作ることです。」
H:「りんりんは、標本になるのですか?」
S:「いえ、取るのは、その腫瘍部分だけです。」
H:「どのように取るのですか?」
S:「全身麻酔をかけて、そこの部分を除去し、さらに、乳歯が残っていたので、その乳歯も除去し、後、目やにが出やすいため、涙腺洗浄をします。
H:「一人の先生が歯も、皮膚もすべて治療するのですか?」
S:「獣医の場合はそうなります。」
H:「りんりんはこの事を分かっているのですか?」
S:「りんりんの同意を得られない為、飼い主の同意が必要です。
これは、子供の場合と同じです。」
H:「りんりんが暴れることはないのですか?」
S:「麻酔で、鎮静をかけているため、暴れることはありません。」
H:
「どのくらい時間が経つと眼が醒めるのですか?」
S:「おそらく、1時間も経たないうちに治療は終わります。」
H:「テレビで見たことがありますが、動物に麻酔銃を撃ってその間に調べる様な、そのようなやり方ですか?」
S:「静脈に注射をするやり方なので、麻酔銃は撃ちません。」
H:「オーナーは立ち会うのですか?」
S:「私は、病院勤務があるので立ち会うことは出来ません。」
H:「りんりんは、誰か傍にいなくても大丈夫でしょうか?」
S:「傍に居たほうが、余計に暴れるかと思います。」
H:「それは、いつ頃の予定でしょうか?」
S:「2006年8月25日(金)に予約しました。」
H:「結果はどのくらいでわかりますか?」
S:「おそらく、病理標本を作る程度なので、1~2週間くらいで、分かるかと思います。」
H:「一番良い場合と、悪い場合とではどのくらいの差があるのでしょうか?」
S:「良性でも、悪性でもその右目の腫瘍を取るだけで、それ以上の事はしないと聞いています。」
H:「今回の腫瘍を発見をしたきっかけはなんだったのですか?」
S:「私がシャンプーをしたら、右目の下に何かでき物があるのを見つけました。そして、病院に連れて行きました。」
H:「シャンプー中に腫瘍発見することは、普通ではありえないことですか?」
S:「ありえません。」
H:「ということは、早期発見ということになるのですか?」
S:「いつから、気づかなかったのかははっきりしません。」
ありがとうございました。
このように、りんりんは、近く全身麻酔をされて、目の下の腫瘍の細胞を調べることになります。
検査料は、18,635円でした。更に、手術料が、何万円もかかります。
犬も、人と同じような病気になることや、老いていくことや、看病や治療が必要であることを忘れてはいけません。
りんりんは、最近しょんぼりしていたのが、理由が分かって良かったです。
心配で心配で家族はたまりませんでしたが、早期発見の功労者は、さすが、お医者さんであるお姉ちゃんのお手柄でした。
この後、更にりんりんの闘病は続きます・・・心配で心配でまだまだ家族は不安です。