4月13日は水産の日 これまで行った おすすめの水産市場や 直売所をご紹介します

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4月13日は水産の日 これまで行った おすすめの水産市場や 直売所をご紹介します

境港水産物直売センター

4月13日は

あまり知られていませんが、

水産デーというのもがあります。

1901年(明治34年)のこの日、

旧「漁業法」が公布され、

日本の漁業に関する制度の

基本が整備されました。

それまで各地で独自に営まれていた漁業が、

国の法律によって一本化されることにより、

漁業者の権利や漁業権の整備、

資源の管理などが制度として確立されたのです。

パヤオ

さらに、戦後の社会構造や産業の変化を受け、

1949年(昭和24年)には「漁業法」が

全面的に改正され、現在に至るまで

日本の水産業の基盤を支えています。

水産といえば、

これまで、各地を旅行している中で、

色んな水産市場や、水産直売所へ

足を運んできました。

泡瀬のパヤオ

そこで今回は、これまで実際に行った

水産市場や、水産直売所を

いくつかご紹介したいと思います。

舞鶴港とれとれセンター

日本海側最大級の

海鮮市場として知られていて、

新鮮な魚介類や海産加工品が

ずらりと並ぶ施設です。

地元・舞鶴港で

水揚げされたばかりの鮮魚や貝類、

カニ、干物、加工品などが豊富に並びます。

季節によっては松葉ガニ、イカ、ブリ、

甘エビ、岩牡蠣など、旬の味覚が

所狭しと並び、見るだけでも圧巻です。

一番高いのは、地元の舞鶴で採れた、

水槽の中でまだ生きている蟹です。

市場で食材を選んで、

選んだ食材を2階の料理店に持ち込めば、

今選んだばかりの食材を

美味しく調理してくれます。

ブログはコチラ▶「舞鶴港とれとれセンター 舞鶴海鮮市場で松葉かにを食べる

淡路市岩屋の魚市場

淡路市岩屋の魚市場です。

魚市場には、関係者以外の人は、

邪魔になると思いますが、

邪魔にならないように、

そっと競りを覗いてみます。

すぐ前の岸壁に、

船がどんどん寄せてきています。

船から駆け足で、

捕れたばかりの魚を運んでいます。

一番目を引くのは、大きな鯛です。

鯛は値が高いのか、最優先に扱われ、

出来るだけ活きの良いうちに

競りにかけられています。

競り落とされた魚は、すぐに

生け簀の付いたトラックに移し替えられ、

次に待っているお店に向かって、

トラックは大急ぎです。

また大きな網に、

捕れたばかりの鯛を移し替えて、

走るようにして、鯛を運んでいます。

そばで見ていると、こんな大きな鯛が、

次から次へと水揚げされているのに驚きます。

▶ブログはコチラ「岩屋漁港では、岩屋漁業協同組合の競りの最中です。」

近くの神戸水産では

ちりめんを加工して販売しています。

岩屋港から水揚げした鰯の稚魚を、

塩茹でして、直ぐに天日で干します。

工場の中に入っていくと、作業場では、

戦場のように活発に作業が遂行されています。

とても綺麗なちりめんです。

色の白い、形の整った美しいちりめんです。

岩屋の浜辺では、すぐ前の明石海峡や、

播磨灘に船を出し、捕れた魚を

すぐに工場の近くの港に揚げ、

工場で塩茹ですると、天日干しをしています。

この作業工程の間に、

独自の製造方法が加わり、

水産会社ごとの工夫が生まれ、

味に差が生まれているようです。

▶ブログはコチラ「淡路市岩屋 神戸水産で聞きました。」

神戸市垂水漁港

垂水漁港では土曜日になると

土曜市を開催しています。

あっという間に売り切れになる、

一般の方も参加できる

大変人気のあるイベントです。

当日漁港行って初めてどんな魚が、

いくらで販売されるか分かります。

その日水揚げされたお魚次第だからです。

毎週土曜日、お客様自ら

生簀から選んだ新鮮なお魚を

イベント担当職員がすくい取り、

活け〆にして販売しています。

活魚から購入できる場所は

あまりないので、

選ぶ段階からとても楽しいです。

▶ブログはコチラ「神戸市垂水漁港 活魚を見て選ぶことができる土曜市」

泊いゆまち

『泊いゆまち』は沖縄の

海産物を販売している市場です。

2005年5月に

那覇市港町泊漁港に新設されました。

地元の人々にも観光客にも人気のスポットです。

泊いゆまちとは、那覇泊港のとれたて新鮮魚市場のこと!

沖縄で採れた魚だけでなく、

飛行場に貨物で送られてきた、

魚市場経由の全国の魚も集まっています。

この中にはマグロ専門店やモズク専門店など、

水産物仲卸業者数十店舗があります。

泊港の魚市場の水揚げ量は、

一日平均で20トンくらいです。

多い時は50トンに及ぶこともあります。

そのうち約70%はマグロです。

那覇の魚市場泊いゆまち

本州ではあまり見かけない魚も

たくさん売っています。しかも鮮度抜群です。

カラフルな魚や大きなマグロ、

活気ある売り場の雰囲気は、

まるで海のテーマパークのようです。

ブログはコチラ▶「恩納村からバス旅行」

        「沖縄 那覇市港町泊漁港」

泡瀬漁港のパヤオ

パヤオというのは、漁師さんたちが

集まって運営している共同売店です。

泡瀬のパヤオでは、近海の魚や、

深海の魚、余所から買ってきた魚が、

売られて捌かれています。

泡瀬のパヤオは、元々は漁師さん達が、

沖で獲った魚を、すぐに消費者に

直販する販売方法から、始まっています。

今では、漁業組合の皆さんが

捕獲した魚だけでなく、

遠隔地から仕入れた魚も売っています。

パヤオ

泡瀬のパヤオでは、

店頭に並んでいる魚を、

すぐに捌いて、刺身とか、

切り身にしてくれます。

▶ブログはコチラ「沖縄市漁業協同組合 パヤオ直売店

        「泡瀬のパヤオで、本マグロの特売がありました。

鳥取県境港市 境港さかなセンター 

もう一つ、紹介したい市場がありました。

鳥取県境港市 境港さかなセンターです。

ここは何度か訪れたことがあり、

楽しく買い物をしていました。

境港 さかなセンター

境港おさかなセンターでは、

近隣の日本海で捕れた魚や

水産物を直販していました。

境港 さかなセンター

現在、調べてみたところ、

どうやら、2024年7月30日に事業を停止し、

自己破産を申請したようです。

新型コロナの影響による業績悪化が

原因だそうです。

境港 さかなセンター

とても残念です。

▶ブログはコチラ「鳥取県境港市 境港さかなセンター

どの市場にも、

その土地だからこそ

味わえる魚介類があります。

同じ日本なのに、魚も、食べ方も、

町のにぎわいも少しずつ違っていて、

それがまた魅力的です。

どこか気になる市場があれば、

ぜひ足を運んでみてください。

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