パソナ、なにか変だ? おかしい! 淡路市から払い下げられた土地が 万博見込みのホテルに目的変更

投稿No:9644

なにか変だ? おかしい! パソナ、淡路市から払い下げられた土地が 万博見込みのホテルに 目的変更 パソナ,急ぎシェフガーデンを撤去し、ホテル建設へ

1.  パソナ、何か変だ 何かおかしい

淡路市はどこもかしこも、パソナ、パソナ。

きっかけは、野島小学校の無償譲渡からでした。

 

野島スコーラにパソナが進出してきて、

淡路市民にはパソナへの

嫌悪感を感じる人が多くなってきていました。

2008年に淡路島にパソナが進出。

農業を軸に地方活性化を目指すとして、

野島小学校跡地での「のじまスコーラ」開設を皮切りに、

ミエレ、クラフトサーカス、オーシャンテラス、

ハローキティスマイル-と、

同市の西海岸でカフェ、レストランを

次々にオープンさせてきました。

カフェ、レストランはいずれも

海に面した場所で眺望が良く、

集客施設が従来少なかった

西海岸へ観光客が集まるようになりました。

アニメのテーマパーク「ニジゲンノモリ」を開設し、

17年夏には

県立淡路島公園(淡路市楠本)に

パソナの施設を多く作り

これまで、静かに散歩を楽しんでいた

県立公園をテーマパークに変えてしまいました。

 

パソナは嫌われています。

淡路市のみんなに嫌われています。

淡路島公園の景観を壊すゴジラの施設

パソナの淡路市への事業展開は、何か変だ!

淡路市民はテーマパークを望んでいたのか?

狭い道路に、車が溢れ

淡路市の土地価格、飲食費、宿泊費などは高騰し

民泊が増えて、近隣住民との軋轢が生じています。

一体、パソナは淡路市をどうしたいのか

景観保全への理念がわかりません。

2. 土地の取得目的 価格 

パソナの政治家への接待は、

週刊新潮でも取材されています。

パソナの何が問題なのか。週刊新潮報道のパソナ政治家饗宴記事(2020年6月25日号) 

週刊新潮が指摘した問題に、

③ 政治家と密な関係を築き、

  淡路市から補助金、土地譲渡などの支援を得ている。

このような問題提議がありました。

パソナの淡路シェフガーデン 淡路市より6,000坪を2億2千万円で買収

パソナが 淡路市から格安で買った土地 2021/04/29

土地売買契約 淡路市とパソナとの契約書

契約日 2018年8月17日

土地  淡路市岩屋2942番地31 18,985 m2

    同上   2942番地40  655  ⅿ2

    合計   19,641m2(5,951坪)

   売買金額  2億2000万円 (坪当たり36,968円)

   淡路市より6,000坪を2億2千万円で買収しています。

明石海峡大橋が見える、眺望は絶景地です。

淡路シェフガーデンと鵜崎団地 近隣土地価格 比較

国道28号線を挟んだ、向かい側の造成地は、鵜崎団地として

淡路市が開発して、市民へ販売しています。

これも淡路市のHPで、販売条件が閲覧できます。

鵜崎台団地広域図

【販売区画について】

■区画番号11(商談中)
面積 171.03平方メートル
単価 27,200円/平方メートル 89,760円/坪単価
販売価格 4,652,000円

■区画番号13
面積 170.77平方メートル
単価 26,700円/平方メートル   88,110円/坪単価
販売価格 4,560,000円

■区画番号14
面積 170.69平方メートル
単価 27,200円/平方メートル 89,760円/坪単価
販売価格 4,643,000円

同じ淡路市が価格設定した、近隣価格を比べると

鵜崎団地は、坪当たり約9万円に対して、

パソナは、坪当たり3.7万円で売価却されていて、

一般市民とは5万3千円の価格差がありました。

土地の落札目的は、社会的貢献に資すること

同市の文化施設「アソンブレホール」の隣接地です。

明石海峡大橋を降りてすぐ、大橋も見える好立地ながら、

未利用のままでした。

土地活用の目的

交流人口の増加、

雇用の創出などにつながる土地活用を目指し、

コロナ禍において自店舗の運営に

影響を受けたシェフ等に向けて、

新たな就労の機会・活躍の場所を提供すると共に、

食を通じた淡路島の地方創生に

寄与していくのを目標にしていました。

期限内に応募したのはパソナ1社だけでした。

出典 兵庫おでかけプラス 神戸新聞NEXT

淡路市との土地売買契約 指定用途

第9条 2項 

乙(パソナ)は、この土地を契約締結日から

10年を経過するまでの間

(以下「指定期間」という。)、 

指定用途に供さなければならない。

(契約書より抜粋)

このように条件を付けていますが

淡路市は、パソナに対して、

格安で土地を売却する契約において

指定用途にどのような社会性、公共性を求めたのでしょうか?

パソナが シェフ募集中 

淡路島で期間限定のお店を持ちませんか?

パソナは、1年の有限期間で、

出店希望のシェフを募集しています。

条件は、パソナのHPで閲覧できます。

募集店舗:50店舗(2021年春 

飲食施設を15店舗オープン予定)

募集開始:2020年12月24日

対象:新型コロナウイルスの影響により

閉店・営業縮小した飲食施設のシェフ

募集選考:書類選考、面接などにより決定

店舗利用料:99,000円/月

※上記に店舗賃貸料、基本的な調理機材を含む

※光熱費は実費負担

契約: 1年更新(その後、双方の確認による更新)

3. 1年半で計画変更

『淡路シェフガーデン(Awaji Chef’s Garden)』は、

新型コロナウイルス感染症の影響を受けたシェフや、

有名店で修業を積み自店舗を

新たに構える若いシェフたちが全国から集い、

食材の宝庫「御食国」と呼ばれる

淡路島産の食材を使用して様々なジャンルの料理を提供する

“集合型レストラン施設”でした。

風通しが良いテラス席で

ソーシャルディスタンスを保ちながら、

安心・安全に食事を楽しむことができる、

淡路島の自然と共存した飲食施設を目指していました。

(参考:パソナ HR・就労支援2021.04.16

そのころ、淡路市岩屋の地元の人たちの噂では

シェフガーデンの店舗は、コンテナを利用した

すぐに撤去できるような、簡素な仮設の店舗なので

パソナは、一定の期間を置いたら、

すぐに、閉店もありうるとの予測でした。

やはり、予想は的中しました。

シェフガーデンは、お店はたくさんありますが、

いどれもがパソナの旧名称 テンポラリー的な

仮設店舗の集合のようなものでした。

パソナの宣言 『淡路シェフガーデン(Awaji Chef’s Garden)』は、

新型コロナウイルス感染症の影響を受けたシェフや、

有名店で修業を積み自店舗を新たに構える

若いシェフたちが全国から集い、

食材の宝庫「御食国」と呼ばれる

淡路島産の食材を使用して様々なジャンルの料理を提供する

“集合型レストラン施設”です。

本施設は、大阪や神戸から近い淡路島北部エリアの

大阪湾の美しい景色が一望できる海沿いに位置し、

風通しが良いテラス席でソーシャルディスタンスを保ちながら、

安心・安全に食事を楽しむことができる、

淡路島の自然と共存した飲食施設を目指します。

また、各店舗の食事と共に、

施設中央の特設ステージではピアノやギターなどの

アコースティックライブが楽しめる

空間を提供してまいります。

パソナグループは本施設のオープンを通じて、

コロナ禍において自店舗の運営に

影響を受けたシェフ等に向けて、

新たな就労の機会・活躍の場所を提供すると共に、

食を通じた淡路島の地方創生に寄与してまいります。

たった1年半で閉店

そんな淡路市岩屋の地元の人たちの噂通りに、

2022年11月6日で閉店しました。

あの宣言は、何だったのでしょうか?

運営はたった1年半でした。

噂をしていたとはいえ、あまりの早さに驚きました。

淡路シェフガーデンHPによると、

オープンから約1年と半年の間、

たくさんのお客様にご利用いただき心より御礼申し上げます。

淡路シェフガーデンは、

「新型コロナウイルスによって

大きな影響を受けたシェフの方々とともに

「食」の素晴らしさ、楽しさ、魅力を伝えたい」

という想いプロジェクトを行って参りました。 

​お陰様でオープンから徐々に認知をいただき、

毎日たくさんのお客様にご利用いただきました。 

これまでの皆様のご支援 心より感謝いたしております。

ありがとうございました。

(出典:淡路シェフガーデン HP)

毎日沢山のお客様にご利用いただきました。

と書いてありました。

毎日沢山のお客様にご利用いただいていたのなら、

なぜたった1年半で閉店してしまったのでしょう。

新型コロナウイルス感染症の影響を受けたシェフや、

有名店で修業を積み自店舗を

新たに構える若いシェフたちが

全国から集っているのにこれではかわいそうです。

4. 社会貢献に資するのための土地に ホテル建設 

そしてこのシェフガーデンが閉店した跡地に

パソナグループが淡路島岩屋にホテル開発へ

【兵庫】パソナグループ(東京都港区南青山3ノ1ノ30)は、

淡路市岩屋におけるホテル開発計画を始動しました。

2025年5月の開業を目指し、

大林組の施工で11月に工事を開始するようです。

(出典:建通新聞 2023/1/31 大阪)

総合人材サービスのパソナグループ

兵庫県淡路市でホテル開発を始めると発表しました。

飲食店などが入る複合型の宿泊施設とし、

2025年5月の開業を予定しています。

観光を通じた企業や人材の誘致を進めています。

淡路市北部の岩屋地区に建設します。

淡路島北部は宿泊施設が少なく、

旅行ニーズに十分応えられていない課題があったそうです。

施設は5階建てで、延べ床面積は1万1184平方メートルです。

建設費用は約130億〜140億円にものぼります。

11月に着工です。

25年に開催される日本国際博覧会

(大阪・関西万博)の来場者にも利用してもらいたい考えで、

地元経済の活性化につなげる予定です。

同社は20年9月から本社機能の一部を淡路島に段階的に移し、

地元の雇用創出などを進めてきました。

小学校を改装した商業施設や、

体験型テーマパーク「ニジゲンノモリ」なども運営しています。

新ホテルの開業で既存施設との相互送客も見込みです。

(出典:日本経済新聞 2023年1月26日 )

兵庫県が経営権を持つ「グランドニッコー淡路」 旧ウェスティンホテル淡路と競合

パソナは岩屋地区に宿泊設備が少ない、

と主張していますが

近隣には、兵庫県が出資している

グランドニッコー淡路の巨大なホテルがあります。

平成7年3月 28 日、「淡路島国際公園都市」の

中核施設である「淡路夢舞台」のホテル、

展望レストランの経営をはじめ、

施設群全体の一元的な管理業務を行うため設立しました。

基 本 財 産 1,508,550 千円

うち県出捐 1,250,000 千円(82.9%)

(出典:株式会社夢舞台

   グランドニッコー淡路HP 会社概要の基本情報より

ホテルはあまり宿泊客がいないので

経営的にも困っています。

5. 淡路市民との違和感

2023年1月のマスコミ各社の報道では

パソナがシェフガーデン跡地にホテルを建設

このニュースを知って、淡路市民の間では

やっぱり、シェフガーデンは

短期間でその役目は終わるという噂でした。

パソナの淡路市での事業展開は急ピッチでした。

行政との連携がなければ、

こんなに、土地の取得も難しいと言われています。

淡路市民のパソナの事業展開に対する違和感は

パソナは、淡路市でテーマパークを作りたいのか、

淡路市をどうしようと思っているのか。

淡路市民はテーマパークなんかは

望んでいないことです。

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