変わりゆく 大磯港 海は山砂で埋まり干潟が生まれ アオサギとウミウの狩場に 

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変わりゆく 大磯港 大磯港はアオサギと海鵜の楽園

変わりゆく大磯港 24時間稼働の フェリーボートの発着港だった大磯港

明石海峡大橋が出来るまでは、須磨港と大磯港を結ぶ淡路フェリーボートが発着する大磯港は、神戸から淡路島への玄関口でした。

何しろ24時間灯りが消えなくて、一日中フェリーボートは入港・出港を繰り返していました。

大磯港にフェリーボートが発着しなくなってから、大磯港はすっかり静かな漁港になりました。

変わりゆく 大磯港 砂で埋没

川を伝って山から流れ込む土砂で、大磯港は段々と砂がたまり、浜辺が広がってきています。

遊ぶには都合の良い、遠浅の海岸に戻ってきています。

一部は干潟になりつつあります。

かつての自然が戻ると、魚が増えてきて良き釣り場になってきました。

変わりゆく 大磯港 アオサギとウミウの楽園

これに目を付けたのが、アオサギとウミウです。

天敵がいない、平和な漁港をアオサギとウミウが魚の狩場にしています。

ウミウは、水中に潜って魚を捕獲するので、

定住していた魚はどんどん減ってきています。

代わりに、回遊魚が港の中まで回遊して来ています。

アオサギはジーと魚を狙っていて、魚が寄ってくると一瞬のうちに捕獲しています。

これでは、好釣り場は好漁場になってしまいました。

まさに、アオサギとウミウの楽園です。

変わりゆく 大磯港 アオサギとウミウに天敵なし

アオサギは人が近づくと、直ぐに飛んで逃げていました。

ウミウも、人が歩く岸壁あたりに来るのには警戒していました。

それが、だんだんと人馴れしてきました。

人が害を与えることはないと、学習したようです。

最近は、釣りに来る人も以前と比べ減少しています。

人気が少なくなると、港には外から魚が入り込むようになりました。

岸壁から見ても、比較的大きな魚が群れています。

益々、ウミウには好都合の楽園になってきています。

アオサギは、潜ってまでは狩りをしません。

磯でジーッと獲物を待っています。

水深が浅くなってきたので、干潟が広がってアオサギには好都合です。

ウミウは、羽を広げて場所を移動しながら、潜水して次々と魚を捕獲しています。

ウミウが羽を休めるのは、海岸から離れた浮きです。

ここなら他の動物はやってきません。

安心できる安全地帯です。

かくして、大磯港はウミウ、アオサギの楽園に変わってきています。

変わりゆく 大磯港 アオサギとウミウ まとめ

日本には、鵜匠が飼いならした鵜を使って鮎を捕る「鵜飼い漁」という伝統漁法があります。

この鵜飼い漁に使われているのがウミウです。

「鵜飼い」というのは聞き慣れた言葉ですが、意外とウミウの生態は知りません。

一方アオサギは、見慣れた田園風景の中にも、人の多い市街の川でもよく見かけます。

人間の生活圏に近いところにいることが多いように思います。

大磯港周辺にいる魚がのんびりしているのか、アオサギやウミウの食欲が旺盛なのか、いずれにしても魚が減ってしまったことは間違いありません。

必要以上に鳥の数が増えて、稚魚まで根こそぎ食べられてしまうようなことにならないよう、周辺の生態系が守られてほしいと思います。

 

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2020年9月6日(日)