おはよう朝日土曜日、土日どーするで放送されました。テレビで紹介されて 人気旅館に 神河町 豊楽 2004年と比べてみると 神河町①

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テレビで紹介されて 人気旅館に 神河町 豊楽 2004年と比べてみると 神河町① テレビで紹介されて 人気旅館に 神河町 豊楽

神河町の料理旅館 豊楽が人気旅館になっています。

神河町の料理旅館「豊楽(ほうらく)」が人気旅館になっています。

8月に何度も川床を予約しても、予約が取れない程の人気です。

9月になると予約も落ち着いたようで、

ようやく席が取れました。

2004年7月に利用した時は、

それほどの人気ではありませんでした。

人気が出た理由は何か?現地に行って調べました。

神河町の料理旅館 豊楽の概要

1960年(昭和35年)創業、

ハイカーなどの山の家として営業開始。

警察庁峰山無線中継所が3月末で廃止になったので、

この庁舎(木造二階建て延べ二百平方メートル)を

国から払い下げてもらい、

この庁舎に四百平方メートルの建物を

建て増し百人収容の山の家を作ることこから始まった。

創業者のおじいちゃんは元々製材業、

砂利の仕事で大きな仕事をしており、

姫路市なども含めた中播磨地域で、

初めてとなるトラック自動車を購入するほど

大きな勢いのある仕事をしていたそうで、

その当時の林業とはとても大きな産業でした。

山の家を始める時には

「ピンポン台などの娯楽施設でも喜んでもらいたい。」

と語っておりました。

1973年 「山の家 豊楽」開業 2階建ての

新館が完成により旅館業本格稼働、ぼたん鍋の提供を開始

2002年  囲炉裏部屋にて料理の提供を開始、

以後「囲炉裏の宿 豊楽」を屋号とする

2010年 大きな投資をし、

宿泊部屋の二室をデザイナーズルームに改装

現在もピンポン台は喜んでもらっており、5,200平方メートルの敷地、

1,400平方メートルの延べ床面積、

宿泊部屋は12室69名宿泊可能になりました。

2013年2月13日(水) 

ちちんぷいぷいの水曜生中継約25分

 

囲炉裏の宿 豊楽 がテレビ出演しました。

河田直也アナウンサーさんに満喫して頂きました。

取材はスタッフ30名ほど、1泊で来られたそうです。

悪質な仲介が入ると、

宿泊代・料理代を広告費として請求し、

ただで利用する広告代理店もあるようですが、

MBS(毎日放送)の場合は全額支払ってくれたそうです。

2015年8月1日 おはよう朝日土曜日、土日どーするで放送されました。

朝7時30分ごろに神河町の紹介で10分ほどの放送、

その内豊楽は、2分ほど紹介川床の鮎会席の紹介をして頂きました。

2015年11月 ミシュランガイド兵庫2016特別版に載せて頂けました♪

日本において8冊目のミシュランガイドで、レストラン411軒、

宿泊施設145軒の中の1軒としてまさかの掲載をして頂けました。

宿泊施設には料理の評価の 

☆星 は付かないようですが、

快適度の評価などがあり、

豊楽は5段階中の2番目の「快適」という高評価を頂きました。

その他に「静かな旅館」という評価も頂きました。

出典 豊楽HP

テレビで紹介されて 人気旅館に 神河町 豊楽

テレビで紹介されてから、

豊楽は人気旅館になる弾みがついたそうです。

テレビの広告効果は絶大です。

問題はリピートにつながるかどうかですが、

リピート客も育ってきているそうです。

2020年はコロナ禍で不振でしたが、

7月からのGo Toトラベル効果でかなりの回復のようでした。

テレビで紹介されて  豊楽は人気旅館に 

2004年に利用した時と周りの景観は変わっていません。

変わったのは、ロビーと宿泊設備の増築です。

豊楽は砥峰高原に近く、海抜も500ⅿを超えるので、

夏は涼しく、春・秋の季節感が都市部よりはっきりと感じられます。

冬は地球温暖化のため、

昔のような雪が積もることはないそうです。

暖炉で薪をたいて、お喋りをするのも風情があります。

幼い子供連れが多いのか、

木製のおもちゃが用意されていました。

テレビで紹介されて 人気旅館豊楽のオオサンショウウオ

2004年に利用した時は、

玄関の池にはオオサンショウウオがいました。

それが、2年前に亡くなったそうです。

オオサンショウウオが亡くなって、

池は水を抜いて空池になっていました。

2020年9月8日(火)

2004年7月と比べてみると

テレビで紹介されて 人気旅館になる前の 神河町観光旅館 豊楽 峰山温泉のお風呂

テレビで紹介されて 人気旅館になる前の 兵庫県神河町(かみかわちょう) 観光旅館 豊楽

大河内町(おおかわちちょう)は

2005年から神河町(かみかわちょう)になります。

神崎町の『神』と大河内町の『河』を重ねて、神河町です。

三井銀行と住友銀行が一緒になって、

三井住友銀行になるのと一緒です。

空梅雨に終わりそうな今年の7月の中旬、

家にいてテレビの番をしているより、

またどこかで新たな出会いと発見を求めてドライブに出かけました。

今日の行先は、とりあえず

神崎郡(かんざきぐん)のあたりにしました。

中国縦貫道路の福崎から播但高速道路を経由し、

大河内町に辿り着きました。

神河町 町商工会館の紹介 テレビで紹介されて 人気旅館になる前の 観光旅館 豊楽 

大河内町商工会館を訪ね、

このあたりの鮎料理を得意とするお店をいくつか紹介してもらいました。

生憎と予約でいっぱいとか、今日は定休日とか、

鮎の用意がないなどの理由で、

なかなか適当なお店がありませんでした。

親切な職員の方のお願いでなんとかOKが出た店がありました。

早速訪ねて行きました。

商工会館から砥峰高原の方向に、

約10分ほど車で走ったところにありました。

テレビで紹介されて 人気旅館になる前の 川床料理 観光旅館 豊楽

観光旅館「豊楽」は、

開業以来約40年を経過する老舗の旅館でした。

旅館のすぐ下に渓流があり、

渓流に川床を作り、川床料理を売り物にしています。

商工会から連絡をしていたので、

女将さんが出迎えに出てくれていました。

残念な事に、川床は床にニスを塗る工事をしているので、

今日は川床は使えないと言う事でした。

ちょっと残念でしたが、

代わりの囲炉裏のあるお部屋に通されました。

思ったより大きな旅館でした。

テレビで紹介されて 人気旅館になる前の 観光旅館 豊楽 狸、狐、鹿、猪、テンなどの剥製

ロビーや廊下に、狸・狐・鹿・猪・テン

などの剥製がいくつも並んでいました。

女将さんに尋ねてみると、

ご主人がハンティングをして射止めた獲物や、

車にはねられて道端に死んでいた動物を持ち帰り、

剥製にしたとの事でした。

テレビで紹介されて 人気旅館になる前の 観光旅館 豊楽 鮎料理はコース料理

鮎の料理はコース料理をお願いしました。

天然鮎を炭火で焼いていただくので、かなり本格志向です。

鹿のお肉も出ました。

朴葉に包み、味噌で味を付け、

炭でじんわりと焼いていただきました。

最後に鮎を入れてご飯を炊く「鮎ご飯」ができ上がりました。

観光旅館 豊楽 天然記念物の山椒魚(サンショウウオ)

食事が終わり、旅館の中を少し探索してみました。

入口のロビーの右側に館内の池があり、

100年も生きていると言われる天然記念物の

山椒魚(サンショウウオ)が2匹、じーっと水の中に潜んでいました。

なかなか動かないという事でしたが、

私がカメラを向けると口を開けて噛み付こうとしてきました。

危うく噛まれるところでした。

観光旅館 豊楽 峰山温泉のお風呂

温泉もあり、女将さんがお風呂を勧めてくれました。

峰山温泉のお風呂に入ってみました。

特にぬめり・匂い・塩分などの味は感じませんでした。

囲炉裏のある部屋から向かいを見れば、

山の下には渓流が流れ、

山の斜面には100年以上の樹齢を数える檜が生い茂って、

深い山の雰囲気を醸し出しています。

檜は、かつては市場価格は高く、

一本売ればしばらくは食べられると言うほどの

山林主の金脈の時代がありました。

今は檜を伐採しても、これを切り出して

製材し消費地に運ぶだけで人件費がかなりかかり、

船で入ってくる輸入木材に価格が対抗できない時代になっているそうです。

テレビで紹介されて 人気旅館になる前の 観光旅館 豊楽 老舗の雰囲気

豊楽は広くて老舗の雰囲気を持っていますが、

老舗という事は設備は老朽化することであり、

それだけに新しい設備の競合企業との競争は不利になるはずです。

広い設備をリニューアルするには、何億円かかかるでしょう。

それをまた回収するとなると、

更にたくさんのお客様に来て頂かなければなりません。

そうすると人件費も嵩むでしょうから、

私だったらどうしようかなぁ、

どうしたらマーケティングがうまくいくかなぁ、

と頼まれもしないのに旅館の経営を頭の中で勝手に考えてみました。

自然に囲まれて、自然志向の顧客にはたまらない魅力があります。

旅館の業務は施設の維持だけでもある程度の人手が必要で、

女将さんを見ていても仕事は山ほどあるようでした。

やはり私には無理かなぁと思いながらお店を出ました。

女将さんは「冬はぼたん鍋もあります」と私にリピートを勧めてくれています。

もう一度下の渓流を見るために降りて、

川の流れにしばし見とれていました。

渓流の水が岩で分かたれ、

また下の方で一つの流れになる様子をじっと見ていました。

瀬をはやみ 岩にせかるる滝川の われても末に逢わむとぞ思ふ

崇徳院(すとくいん)の

「瀬をはやみ 岩にせかるる滝川の われても末に逢わむとぞ思ふ」

の歌を思い浮かべました。

そういえば今は7月で、天の川を見ることができます。

峰山で夜空を見れば満天の星が見えそうです。

この歌はもともとは恋の歌ですが、

川の流れも人生も企業の行く末も、

流転するように上から下に向かって流れ、

ある時は思いがけない障害に当たって思うようにならなくても、

また月日が経てばいつの日か障害も忘れる時があるように思います。

生々流転、このような気持ちと重ね合わせられるように思いました。

テレビで紹介されて 人気旅館になる前の豊楽 まとめ

家を出るときは予定していなかった寄り道でしたが、

思いがけなくくつろげる旅館の紹介を商工会議所で受けたことで、

心豊かな一日を過ごせました。

このように予期せぬ1日が、リフレッシュの素となります。

大河内町にお越しの時は峰山温泉観光旅館「豊楽」を訪ねてみてください。

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2004年7月15日(木)