ウェディングケーキのハプニングは、ゲストにケーキの食べさせ合いです。

北居明先生は、大内章子先生に遠慮がちにケーキをサービスです。大内章子先生は、遠慮なく、北居明先生に、少し大きめのサイズで、ケーキのサービスです。

新郎の西之坊穂さんと、新婦の聡美さんが座る新郎新婦の席から、一番近いところに、主賓の大阪府立大学大学院教授 北居明先生の席があります。披露宴は17時からです。

その席は、大学院の先生や友人の席でもあります。北居明先生のお隣は、関西学院大学大学院の大内章子教授の席です。松葉博雄もメインテーブルに入っていました。

披露宴が始まる前に、新郎側のご両親が、主賓に挨拶に来られましたが、お二人は松葉博雄が、年格好からして、主賓の先生に違いないと思い、松葉博雄に向かって挨拶が始まりました。

慌てた松葉博雄は、「違います、違います、こちらの方が、北居明先生です。」と、北居明先生をご紹介すると、お二人が、間違ったことを恥ずかしそうにされていました。そばで見ている人たちは、大笑いです。

披露宴が始まる17時になると、照明はおとされ、部屋全体が一瞬暗くなり、暗闇を破るようにスポットライトが当たり、新郎新婦の登場です。

メインテーブルから、新郎新婦の席は、ほんの僅かの距離です。額の汗までが見えるほどの近さです。

まず、新郎の西之坊穂さんから、今日の参列者の皆さんにご挨拶です。練りに練った、お礼の言葉のようで、よどみなく、要領よく、お礼のご挨拶がありました。

17時の披露宴が始まる前から、北居明先生の様子が少し変です。少し頭を抱えて、考え込んでいます。どうしたのでしょうか?原因は、披露宴が始まる直前に、披露宴のプロデューサーから、頼まれたことです。

主賓としての祝辞は、伝わっていたそうですが、それに加えて、乾杯の音頭もお願いされたようで、突然の事で、どうしようどうしようと、頭を抱えていました。

そこで、思いついたのが、新郎の大学院の同期生と、一緒に乾杯の音頭をする事になりました。

これで問題解決です。祝辞も、今日の暑さは、二人の熱さのせいだと、笑いを取りました。大学院の指導教授なので、西之坊穂さんの研究の進み具合について、好意的なコメントになりました。

一緒に聞いていた、薗田章恵さんと、池邊美佳さんは、二人とも北居明先生の人間性にとても共感を持っています。

薗田章恵さんと、池邊美佳さんと、北居明先生のことで、思い出すのは、北居明先生とのゼミ合宿の思い出です。

北居明先生と一緒に乾杯の音頭の前に、少しだけスピーチをしたのは、大阪府立大学大学院の修士課程で同期だった永井工仁さんと、辻和哉さんの二人です。

新婦側の主賓からも、祝辞がありました。こちらの方は、ご挨拶になれている様子で、格式張った挨拶よりは、新婦の人柄の紹介や、職場でのエピソードが紹介されました。

なかなか、沖縄の結婚式のように、すぐにはビールが飲めません。祝辞と乾杯が終わると、ビールが飲めるようになりました。それと同時に、御料理の始まりです。

メインテーブルの皆さんは、松葉博雄の料理が、皆さんの料理と少し違うことに、気がつきました。料理だけではなくて、運び方の違いもあります。

それは、御料理を皆さんに配る前に、真っ先に松葉博雄に御料理を運んでくる事です。

新婦は東京音楽大学大学院を修了した、音楽家です。友人と二人でヴァイオリンとピアノの協奏です。大変上手な演奏に、しばし会話は静まり、食事は止まり、咳すら誰も発しません。

厳かな共演の後は、定番のケーキカットです。最近の結婚式をプロデュースする会社は、これまでのようにケーキカットで終わるだけでは、イベントは終わりません。ここに、サプライズを演出します。

サプライズとはなんでしょう?幾組か結婚式に参列している人には、最近のサプライズは経験済みですが、今日の参列者のほとんどの人は、サプライズが何であるかは、まだ知らされていません。

サプライズに協力するように、指名されたのは、なんとアカデミックな大学教授のお二人です。

上の写真は、大阪府立大学院の北居明先生と、関西学院大学大学院の大内章子先生が、大学を超えて、北居ゼミと、大内ゼミの合同ゼミを、三年前から主催している研究チームの写真です。

その関係で、大阪府立大学の北居ゼミも、社会人大学院生と、関西学院大学の大内ゼミの社会人大学院生とは、定期的に研究会をし、その成果として、研究成果の共同出版を目指しています。

サプライズとは、北居先生が大内先生に、ウェディングケーキを食べさせ、大内先生が北居先生にお返しにケーキを食べさせるという、パフォーマンスです。

このとき、恥ずかしがってはいけません。遠慮してケーキを小さく切ってはいけません。少し、会場の受けを誘うには、口に余るほどのケーキを、大きな口を開けて食べてもらう、少しいたずら心も必要です。

北居明先生は、大きな口を開けて、大内章子先生のサービスしてくれたウェディングケーキを、一口で食べようとしても、口の周りはクリームで、まるでカニの床屋の理髪客のように、口の周りは泡だらけです。

そこを、大内章子先生がハンカチを取り出し、北居明先生のお口を拭いて差し上げると、まるで、今日の二組目のカップルのようで、会場の皆さんは、手をたたいて大はしゃぎです。

ハプニングの目的の通り、お二人の大学教授には、予想もしていなかったハプニングで、宴会場の招待客は、大変な喜びようです。

2013年7月13日(土)



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