ゴキブリには、ゴキブリ算 ねずみには、ネズミ算があります。どちらも、強力な繁殖力です。
ゴキブリには、ゴキブリ算があります。ねずみには、ネズミ算があります。どちらも、強力な増え方です。ゴキブリ算:ねずみ算との比較
ゴキブリが、現れました。
ゴキブリが現れたのは、雨の日に、雨を避けて、
ゴキブリは、庭に面した、窓ガラスに、
はりつくように、体全体をガラス窓に、密着させています。
不思議に思い、近づいて見ても、
ゴキブリは逃げようともしません。
すぐそばまで進んで、写真を撮りました。
ゴキブリは、頭を下に向け、おしりが上になり、おしりには、
卵鞘(らんしょう)がついています。
つまり、メスです。卵を保護する
卵鞘(らんしょう)が、おしりから少し覗いています。
これは、どれだけ増えるのか、ちょっと考えてみます。
調べてみると、ねずみ算に負けないような、
ゴキブリ算がありました。
ゴキブリ算とは、
40(一回にメスが生む子供の数:寿命約6ヶ月)x
5(一生にメスが卵生む回数)=200(子供の数)
そのうちの半分100匹が、メスで、
すべての子供が成長した場合の孫の数を計算すると、
200(一匹のメスが一生に生む子供の数)x
100(一匹のメスから生まれたメスの子の数)=20,000(孫の数)
ねずみ算とは、
( 塵劫記から)
6ヶ月あたりに生まれる、ねずみの孫の数
1ヶ月目 (一匹のねずみが産む子供の数)=12匹
2ヶ月目 7(子の半分をメスとする+母親)x
12(一回に生む子の数)=84
3ヶ月目 49(親、子、孫のメスの数)x12=588
4ヶ月目 343(親、子、孫、ひ孫のメスの数)x12=4,116
5ヶ月目 2,401(親、子、孫、ひ孫、ひひ孫のメスの数)x12=28,812
6ヶ月目 16,807(親、子、孫、ひ孫、ひひ孫、ひひひ孫のメスの数)x
12=201,684
合計 201,684匹です。
もちろんこれは、理論上の数値で、
実際は、途中で、食べられたり、
生存できなくなったりします。
ゴキブリにしても、ネズミにしても、
もし、人間社会が壊れても、その後を引き継ぐようです。
「憎まれっ子世にはびこる」
「憎まれ子 世 に はばかる」 のことわざ通りです。