私の夢は バナナの自家収穫です。やっと夢が実現しました。バナナ収穫物語

投稿No:8251

私の夢は バナナを神戸で育てて、バナナの実を収穫することです。

私の夢は バナナを神戸で収穫したい

沖縄のバナナを神戸で育てて、バナナの実を実らせたいと、

長らく夢見ていました。

2005年に沖縄でバナナの苗を神戸に持ち帰り、

会社の事務所で鉢植えにして育ててみました。

水納島に行ったとき、島の人から頂いた水納島のバナナの苗は、

神戸のセンタープラザ14Fの植木鉢の中で太陽

をいっぱいに浴びながらスクスクと育ちました。

このバナナを見るたびに、水納島で泳いだことを思い出すことがありました。

5年1月1日(土)

私の夢の バナナを室内で育てると問題がありました

室内でバナナを育ててみると、こんな問題がありました。

1. 鉢植えでは生育に限界があるのです。バナナの茎は伸びて、

天井につかえるほど高くなります。

2. バナナからは、バナナの樹液が出ます。

樹液が服や、備品、周りの物に付着すると、

拭いても取れないほど強いのです。

3. バナナの葉にうどん粉病が発生して、白くなって見苦しくなります。

4. 鉢のサイズを大きくしないと、バナナの茎は大きくなりません。

繰り返しの鉢替えが必要です。鉢が大きくなると部屋では収まりません。

5. 室内では、バナナに匂いがある有機肥料を施せないのです。

6. 直射日光に当てないと、バナナの葉は弱ってきます。

室内では季節と時間によって、直射日光が当たりません。

私の夢の実現のため 温室を作ってバナナを育てます

そこで、室内でのバナナの栽培はあきらめました。

神戸の室内ではバナナの収穫は難しいようなので、方法を変えました。

2016年に淡路島に松葉庵を建てたとき、25坪のアルミ温室を作りました。

アルミ温室では、地植えのバナナと、鉢植えのバナナの両方を育ててみました。

私の夢を叶えるバナナの苗は沖縄で調達

バナナの苗は、沖縄の園芸店で買った、島バナナと三尺バナナです。

小さな鉢植えの苗だったので、輸送は簡単でした。

私の夢に向かって、アルミ温室でバナナを育てる

温室では、鉢植えと、地植えの両方でバナナを育てます。

鉢植えは、夏は温室から出して、外で直射日光に当てて育てました。

目標は、バナナの実を自宅でで収獲することです。

アルミ温室の中にバナナの苗を植えて、成長する様子を見守りながら、

実際に実が収穫出来るかどうか、これから趣味として挑戦してみます。

2016年のバナナの苗を神戸で鉢に植え替え、

水やりの世話をしていると、バナナの苗はぐんぐん成長してきました。

もう一つは、パパイヤです。

パパイヤも温室で育てて、実を収穫出来るよう頑張ってみます。

温室の両脇に、土のままの場所を残しておいたので、この右と左の土の部分に、

一方はバナナを、もう一方はパパイヤの苗を植えました。

バナナの肥料は有機肥料

バナナは肥料が生育に大きく関係します。

そこで、地植えのバナナには、牛糞を根元に施して、育てました。

2018年9月頃に、初めてのバナナの花が咲き、

受粉してバナナの房の原型ができたのです。

私の夢のバナナの栽培は地植えと鉢植えで

バナナは地植えにする育て方と、

鉢植えにして育てる二つの方法を行っています。

鉢植えにして育てる利点は、鉢の移動が出来るからです。

温室は冬の寒さを防ぐために暖房も入っているので、効果的です。

しかし、バナナを大きくしようと思えば、

やはり夏の日に直射日光に当てて育てる方法が優れています。

直射日光に当てると、バナナは元気になります。

移動する為には、重量級の植木鉢では、重機がなければ取扱いが出来ません。

私と奧さんの二人で運べる鉢は、限度が知れています。

そこで、バナナが大きくなるほどの鉢は使えません。

夏の日の直射日光にバナナの鉢植えを日にさらしておくと、

バナナは茎も太くなり、葉も茂ってきます。

どれだけ大きくなるかは、植木鉢の大きさ次第です。

大きな鉢を使えば、鉢植えのバナナでも茎が太くなり、

バナナの木の高さも高くなります。

大きくしたければ、大きな鉢に植えることです。

地植えに植えているバナナは、

沖縄で買ってきた背丈があまり伸びない、島バナナと三尺バナナです。

大きくなってくると、5mを超える高さになってくるので、

アルミ温室の天井につかえてしまうのです。

私の夢の地植えの島バナナに花が咲く

2018年9月になって、バナナの地植えに水やりをしていると、

バナナに大きな変化が起きていました。

バナナの枝の脇、葉と葉の間からバナナの房が伸びてきて、

房には花が咲いているのです。

バナナの花は、最初下向きで、地面に向かっています。

成長に合わせて、少しづつ持ち上げってきます。

今から成長するバナナは、多分冬バナナになります。

秋から成長してくるバナナは、収穫期が冬になります。

冬バナナは、一般的には大きなバナナは収穫出来ません。

アルミ温室で初めて収獲するバナナです。

一体どのくらい大きなバナナに育つのか、

食べられるほどの大きなバナナになってくれたらいいのですが、期待は高まります。

バナナの房は何段にも分かれているようで、収獲は沢山できそうです。

バナナには肥料が必要

沖縄の人達から聞いた話では、バナナは肥料が収獲に大きく影響するそうです。

牛糞のような有機肥料を根元に施してやると、

バナナの成長にいいようです。

アルミ温室のバナナには2018年春に、牛糞を沢山施しています。

島バナナなので枝の高さは低く、実がついている高さも、

私から見ると目線の高さなので、観察には丁度良い高さです。

バナナの花は虫が自然受粉

先端部分にバナナの花が咲いています。

この花が結実する為には、虫が来て受粉させてくれないといけません。

アルミ温室の入り口は開放して、虫が入りやすくしています。

温室のドアを開放していると、野鳥が早朝にやってきて、

果実まで食べてしまうことがあります。

ミニトマトなども野鳥に食べられてしまいました。

バナナの花芽は、野鳥に食い荒らされていませんでした。

これからは、夜間はアルミ温室の出入り口を閉めるか狭くして

野鳥の侵入を防ぐことを考えます。

2018年は、台風がよく上陸しました。

9月4日には超大型の台風21号が淡路島を縦断し、

明石海峡を横切り、神戸市に上陸しました。

私の夢は楽しみなバナナの収穫

アルミ温室はしっかり締めていたので、台風の被害はなさそうです。

自分で育てているバナナが、

食べられるほどのバナナの収穫に繋がれば、とても嬉しく思います。8年9月2日(日)

小さな房は、少しづつ成長して、

2019年の1月頃には、バナナらしい形に育ってきました。

バナナの実には、夏バナナと冬バナナがあります。

冬を迎えるバナナの実は、成長が遅いのです。

9月のバナナの受粉から、収穫まで、およそ8か月ほどかかりました。

とうとう私の夢のバナナの初収穫

バナナの房は、黄色くなるまで収穫できません。

完熟バナナを期待しているからです。

4月になって、気温が少しずつ上がってきたころ、

バナナの房はついに食べ頃の黄色く色づいてきたのです。

とうとう、というか遂に自宅のバナナを収穫できたのです。

沖縄の島バナナは、背丈は高く伸びません。温室には適当な背丈です。

初収穫は、バナナの房全体を収穫するのではなく、

黄色く熟した実を選んでもぎ取りました。

自分と奥さんの二人で、

喜びを共有しながら島バナナをいただきました。

大きさは15センチほどです。バナナの皮は薄く、軽く剥がせました。

口に入れると、とっても甘いのです。市販のバナナとは全く味が違います。

ご近所の方にも差し上げると、メールで感激の感想が届きました。

少しづつ、収穫してU君のおうちにもお裾分けしました。

こちらでも、自家製バナナの美味しさの絶賛をいただきました。

沖縄から苗を持ち帰り、アルミ温室の中で、

暖房もしながら手間暇かけて、育てたバナナです。

おいしいと褒められると嬉しくなります。

バナナに次いで、次の収穫期待はパパイヤです。

このパパイヤは鉢植えですが、大きな実が付きました。

じっくり、熟れるのを待っているところです。

はじめは、熟れたバナナだけを収穫していましたが、どんどん熟れてきたので、

思い切ってバナナの房全体を切り取って収穫しました。

毎日、バナナをいただいても、食べきれないほどの数です。

神戸の自宅のご近所の方にも差し上げました。

こちらからも美味しかったとの賞賛メールが届きました。

自家製バナナなので、格別美味しく感じるのか、

客観的にもおいしいのか、確かめたくなりました。

自家製バナナであることを、黙って、このバナナを食べてもらいました。

すると、おいしいと、驚きの賞賛でした。

やはり、本当の美味しいバナナだったのです。

まるで、子供が外で褒められたような、うれしさです。

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2019年5月6日(月)