8割の人が合わないメガネをかけている? メガネの取説 NHK「あしたがかわるトリセツショー」

投稿No:9879

眼鏡の調整は 眼科専門医の受診を受けてから ドクターメガネの勧め

メガネの取り説 NHK「あしたがかわるトリセツショー」

先日、NHKの

あしたがかわるトリセツショー」という番組で

メガネの取説についての放送がありました。

この番組の中では、

あわないメガネで「疲れ目」「肩こり」

「頭痛」「めまい」など体の不調が現れるなど、

合わないメガネを掛け続ける

危険性について、放送されました。

メガネの正しい作り方、

メガネの正しいお手入れ方法について

詳しく説明していました。

先ず、街中でメガネを

掛けている人を対象に、視力検査を行います。

この視力検査に対応した方はみんな、

自分の今掛けているメガネで

視力が1.0まで出ているので、

自分に合っていると、思い込んでいました。

眼科医・梶田雅義さん

ここで、眼科医の梶田雅義さんが登場です。

梶田雅義さんは、「8割の人があわない

メガネをかけている」と報告しています。

そこで、梶田雅義さんが検眼をします。

そうすると、この日この視力検査に参加した

15名中14名が、合っていないメガネを

掛けていることが分かりました。

その中には、

お仕事をしていて、頭痛や

肩こりがひどい、という症状の方もいます。

これは、合わないメガネを掛けていることが

原因だと、梶田雅義さんは言っています。

メガネを買うときは、

必ず検査をしてからでないと買えませんが、

ではなぜ、検査をしているのに、

自分に合わないメガネを買ってしまって

いるのでしょうか?

メガネを購入する際は

まず、フレームを決め、

近視や乱視の測定をして、

テスト用レンズで、見え方を確認します。

工程の中で、合わないメガネを

作ってしまっている原因があるのです。

その原因は何でしょうか?

テストレンズ

視力が出ると、テストレンズを掛けて

見え方を確認すると思います。

そのさい、みなさんはテストレンズをかけて

どこを見ていますか?

大体の方が、遠くの方を見て、

見え方を確認すると思います。

これで、遠くの方がよく見えるメガネが

出来上がります。

この、遠くを見て、見え方を

確認する行為が、合わないメガネを

作っている原因だと、梶田雅義さんは言います。

実際に現代の生活では

仕事をするにしても、家にいる時も、

パソコンやスマホなど、

近いものを見ている時間が圧倒的に長く、

遠くを見ている時間は、とても短いそうです。

アイトラッキングメガネという、

眼球の動きをリアルタイムで測定してくれる

メガネをかけて1日の

見ている距離を調査したところ、

眼科のなかで遠距離とされる5m以上を

見ている時間は、わずか62分しかありませんでした。

遠くがよく見えるメガネで近い距離を見ることは、

毛様体筋に大きな負担をかけてしまいます。

(参考:NHK

毛様体筋

眼球の中にある、ピントを調節する筋肉が

合わないメガネをかけていると

悲鳴を上げていると言います。

遠くが良く見えるメガネは、

遠くを見る時には負担は少ないですが、

逆に、近くを見る時は、目のレンズを

厚くして、焦点を合わせようとするため、

目の負担が大きいのです。

では、合わないメガネを

購入しようとするお客さんを見て、

なぜ、メガネ店は止めないのでしょうか?

メガネ店の店主は、

他の提案はしても、最終的に判断するのは

お客様なので、ジレンマを抱えていると言います。

番組は、自分に合った

楽なメガネを求め眼科へ行きました。

眼鏡の調整は 眼科受診して 処方箋を作成します。

目の見えずらさが原因で、

眼の病気がないか検査をします。

視力が落ちてきたときに、

それが近視、遠視、乱視、老眼(老視)といった

屈折異常によるものなのか、

他の目の病気のためなのかどうかについては、

眼科専門医でなければ診断することができません。

メガネを作る際には、

まず眼科へ行って自分の目の状態を

診察してもらうことが重要です。

もしも目に病気があった場合に、

メガネをかければ見えるので

大丈夫だと安心していると、

治療が手遅れとなって

取り返しのつかない状態になる可能性があります。

まず、視力低下の原因を

知ることが大切なのです。

メガネ作成時のポイント

スタジオに現れた眼科医の梶田雅義さんは、

せっかくメガネを作るなら、

その時々に合わせて変えた方が快適だと言います。

メガネを作るときのポイントとして、

「遠くが見える」だけでなく、

何をしたいか、何をしている時間が長いか、

自分が何に困っているか、

しっかり伝えることが重要です。

自分の目的に合ったメガネを作成するのに

よく話を聞いてくれて、

それに対応してくれる、眼科やメガネ屋さんに

行くことが大切だと、仰っていました。

特に、調節機能解析装置がある

眼科やメガネ店がオススメです。

メガネのお手入れ方法

みなさんは、メガネのお手入れを

きちんと行っていますでしょうか?

行っている方は、どのような方法で

お手入れしていますか?

メガネのお手入れ方法は

どうすれば良いのか、番組内で紹介していました。

キレイに見えるレンズも、

顕微鏡などで見ると傷だらけになっています。

その原因となるのがメガネ拭きなどで

「メガネを拭く」行為なのです。

メガネは「拭くべからず」

レンズには目には見えないほど

小さな砂ぼこりや鉄粉などの

ゴミが付着しています。

そして、布にもゴミが付着しています。

それに気づかずに布を押し当てて

レンズを拭いてしまうと、傷がついてしまうのです。

では、レンズを傷つけない

お手入れ方法はどうすれば良いでしょうか。

レンズメーカーの、プロの方直伝の

レンズを傷つけないお手入れ方法は、

「流水でレンズを洗う」ことです。

レンズの表と裏、

どちらもしっかり洗い流すのがポイントです。

洗った後は、水滴はティッシュで吸い取ります。

油汚れが気になるときは、

メガネ拭きで、油汚れを落とせはOKです。

このとき、力を入れて

こすらないことがポイントです。

力を入れてこすると、レンズに

傷がついてしまいます。

また、メガネ拭きにも

ゴミが付着しているので、

1ヶ月に1度程度は、

水に中性洗剤を1~2敵入れて、

手洗いにて洗濯しましょう。

以上が、NHK「あしたがかわるトリセツショー」で

紹介されていた内容です。

みなさん、自分に合ったメガネを

掛けているでしょうか?

メガネを作成する際は、

一度、眼科の受診をすることを、おすすめします。

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