こんなところに あっと驚く きれいなしだれ桜の名所 篠山市高蔵寺
投稿No:8234
こんなところに 息を呑むほど美しい、丹波篠山屈指のしだれ桜の名所が
丹波篠山 高蔵寺(こうぞうじ)
今年3月に、偶然訪れた天台宗宝橋山高蔵寺(こうぞうじ)の枝垂れ桜が、とても美しいということなので、4月になってもう一度訪れました。
しだれ桜を見に行く前に、高蔵寺に電話をして、しだれ桜の開花状況をお尋ねしました。お寺の方は丁寧に答えてくれました。
神戸の桜や、篠山城の桜は既に散り始めています。
これに対して、高蔵寺は今日が満開の開花状況でした。
定休日の木曜日に来たので、これだけの見事な桜に、花見に来ている方は、わずかでした。
広い駐車場に車は僅か3台でした。
日曜日や祝日より、平日のお休みの方が、こういう時は有利です。
受付で、一人300円の入場料を支払いして、奥の方に進みます。
受付の方は、今日はお天気もよく、桜も満開で、とても良い日に来られましたねと、愛想良く迎えてくれました。
奧さんと二人で、しだれ桜の見事な咲き方に感動しました。
ちょうどお昼頃なので、買ってきたお花見弁当を、どこで食べようかと、適切な場所を探しました。
こんなところに 休息処
少し小高いところに屋根が付いた休息所があったので、そちらでしだれ桜を見ながらお弁当を頂きました。
お弁当を食べている時に、近くの森から小鳥の声が聞こえて、静かな山里の環境にとても癒されました。
こんなに素晴らしいお花見ができるとは、驚きです。
期待以上の大満足です。
3月に来たときはまだ寒くて、見渡せば花も緑もない冬景色でした。
近くの山から湧き水が流れてきて、高蔵寺の境内に、小さな川となって水音を立てて流れています。
この水を利用して、お堂の前には小さな池が作られていて、池の中には錦鯉が泳いでいました。
私の趣味なら、もっと大きな池を作って、沢山の鯉を育ててみたいと思いました。
お花見弁当を食べ終えると、更に奥の方に進んでみました。
200mほど上り坂を登っていくと、お堂が見えました。
こんなところに 樹齢1000年ほどの樅木と杉の木の巨木が
お堂の周りには、大きなもみの樹と杉の樹が一本ずつ生えていました。
どれも樹齢は数百年、よっとすると千年を超えれるのではないかと、思えるほどの巨大な木です。
この木に向かって、手を差し伸べて、木からパワーを頂きました。
お堂の近くには、鐘撞き堂もありました。
この鐘をつけば、この山里の遠く方まで鐘の音が届きそうです。
もう一度戻って、しだれ桜の一本一本に近づいて、どんな花が咲いているのか、どんな匂いがするのか、観察してみました。
しだれ桜は、ソメイヨシノと違って、遅咲きです。
花も外に向かって開く咲き方よりは、ややうつむいて、恥ずかしそうな咲き方です。
一輪一輪が、とても可愛らしい、愛らしい花です。
こんなところに 美しく輝く阿弥陀様が
本堂が開いていて自由に参拝できるので、中に入ってお詣りをしました。
正面には阿弥陀如来の像が鎮座していました。美しい、輝く阿弥陀様です。
この阿弥陀堂は、歴代住職の念願であったそうです。
2001年に、建立された新しいお堂は、光明殿と名付けられています。
光明殿の円台から、高蔵寺全体が見渡せます。
静かな山里に、今長かった冬が終わり、2019年の新しい伊吹が燃えさかるように、花開いている状況が見渡せました。
2019年4月18日(木)
以下の、桜の咲いていないときの高蔵寺と見比べて下さい。
こんなところに さくらの名所 丹波篠山市の高蔵寺
こんなところに さくらの名所がありました 丹波篠山市高倉の高蔵寺(4)
こんなところに さくらの名所の看板が。
ドライブ中に見つけた看板は、桜の名所、天台宗 宝橋山 高蔵寺です。
これまで見過ごしていた看板です。
まもなく桜が咲き始める時期が近づいてきました。
こころウキウキする桜のシーズンが来るので、これまで知らなかった桜の名
所を見つけたら、下見してみることにしました。
誘導看板が無ければ道は狭くて険しそう
誘導看板は必要です。誘導看板が無ければ通り過ぎるところでした。
看板が示す方向は、幹線道路から外れて、山里に入る脇道でした。
途中に、誘導看板はありません。
田んぼが両側に広がる細い道を、不安な気持ちで進んで行くと、やっと誘導看板がありました。
誘導看板には、この道は細いけど、四トントラックが通れる道なので、この
道がお寺の境内に続く道です。と誘導してくれました。
誘導看板があったので、途中、道が行き詰まることはないと思って、自信を持って進むことができました。
さくらが咲くときには、この細い道に沢山の車が押し寄せてくると思います。
とても、両側通行できる程の道幅ではありません。どうするのでしょうか?
岡山県真庭市の醍醐の桜も、細い山道に沢山の車で渋滞していて、下山の車は対面交通を避けて迂回道路を誘導していました。
こんなところに 古い立派な山門が
細い道を進むと、行く手に突然、山門が見えました。
とても大きな山門です。しかも、かなり古い山門です。
駐車場は広い
山門の奥に、参道が続きます。
春になり、桜が咲く頃になると、相当な桜見物の車が集まるのか、お寺の周
りには、車に対して注意書きがいろいろ掲示されていました。
花見の賑わいの前の静けさ
今日は、誰も居ません。
車で奥の方まで入る事が出来ました。
ひっそりと咲いているのは梅の花です。
梅の木は、白い苔に覆われるほど古木です。
境内を見て、どこに名所となるような巨木の桜の木があるのか、ぐるりと見渡してみても、大きな木はありません。
車を駐車場にとめて、さらにお寺の方に行ってみました。
そうすると、しだれ桜の木があちらこちらに沢山植えられていました。
さくらが咲けば素晴らしい眺めに
これは素晴らしい、これだけのしだれ桜が一斉に咲けば、素晴らしい眺めになります。
桜の季節には、観光バスも集まるようで、バス専用の駐車場もありました。
入場料は300円です。
しかし今日は、徴収されませんでした。
あいにく雨が降ってきて、気温も冷えてきました。
寒いお寺の境内の本堂に向かいます。
平成25(2013)年より篠山市内文保寺、大国寺と共に「丹波篠山もみじ三
山」として秋には多くの方が訪れているそうです。
山門から本堂にかけての寺領は春には桜、夏にはあじさい、秋には紅葉、冬
には椿と四季を通じて、花の寺として知られています。
【出典:高蔵寺HP】
さくらの開花前には訪れる人影もなし
管理人の姿も見えません。静かな境内です。
でも、よく手入れされた境内でした。
本堂の前で一例して、中を見たかったのですが、誰も居ないので、入れません。
なんだか素晴らしい宝物を見つけたような気持ちになって嬉しくなりました。
4月になったら、もう一度高蔵寺にお花見に来ます。
奧さんは、雨が降るので、車の中でスマホをいじりながら、私の視察が終わるのを待っていました。
私は、しだれ桜がいっぱい植えられていて、このしだれ桜が一斉に咲く頃
は、素晴らしいお花見ができることを話しました。
今は、寒さの中で、花も緑もありません。
それが季節が変わると、まるで古着を脱いだら、絢爛豪華な衣装が出てくる
ように、様子が変わるのです。