生レンズとは?アルコンのデイリーズトータルワンのつけ心地や評判について
投稿No:8118
アルコンの生レンズの広告は、知名度を上げてきています。
アルコンはジョンソン・エンド・ジョンソンと補完関係からスタート
アルコンの冨山芳明部長と、延岡義満さんが営業に来られました。
アルコンはトータルワンを熱心に売り出しています。
アルコンと我が社は、もう40年くらいの永いお付き合いです。
アルコンがまだ、帝人アルコンであった時代からのお付き合いです。
当初はアルコンのケア用品だけの取り扱いでした。
アルコンはコンタクトレンズのケア用品を販売していたので、その時にケア用品取扱の関係が出来ました。
アルコンが有名になったのは、液体消毒のオプティフリーを発売してからです。
我が社は神戸では一番先に、最も大量にオプティフリーを販売した実績がありました。
ジョンソン・エンド・ジョンソンが、使い捨てレンズを日本で販売を始めたのは1991年からです。
ジョンソン・エンド・ジョンソンには、ケア用品はありませんでした。
アルコンには、ケア用品があっても、コンタクトレンズはありませんでした。
そこでジョンソン・エンド・ジョンソンとアルコンは、協力しあって、ジョンソン・エンド・ジョンソンの使い捨てレンズを購入した方には、アルコンの液体消毒、オプティフリーを無料添付するという相互関係が生まれました。
お互いがお互いの支援を、市場に普及させていくために、抱き合わせ作戦をとったのです。
アルコンとJ&Jは 現在では競合関係
2019年の現在では、アルコンとジョンソン・エンド・ジョンソンは、眼科領域で事業が重なって、ライバル関係になっています。
以前のように、補完し合う関係ではありません。
アルコンはコンタクトレンズ部門を始めたのは、チバと経営統合してからです。
社内事情があって、しばらくはアルコンのコンタクトレンズ部門は、控えめな活動でした。
しかしここに来て、かなり活発なマーケティング活動を始めています。
市場リーダーのジョンソン・エンド・ジョンソンを追撃するべく、活発な営業活動が始まっています。
デイリーズ トータルワンは滑らかなつけていないような生感覚のレンズ「生レンズ」
アルコンが現在力を入れているのはトータルワンです。
トータルワンは滑らかなレンズなので、レンズを眼に入れていないような着け心地なので「生レンズ」と表現しています。
眼は1日に14,000回もまばたきしています。
だから、コンタクトレンズの表面には、なめらかな着け心地が必要なのです。
トータルワンをつけた瞬間から1日の終わりにレンズを外す時まで、ずっとつけ心地の良さが変わらないコンタクトレンズであることが特徴なのです。
デイリーズ トータルワンは、なんと10年もの歳月を費やして開発した1日使い捨てタイプのコンタクトレンズ です。
デイリーズ トータルワンは、科学の力で素晴らしいつけ心地の良さを実現したとアルコンのHPでは説明していました。
デイリーズトータルワンのマーケティング活動
デイリーズトータルワンをもっともとお普及させるためには、全国でどのようにマーケティング活動をしたらいいのか、基本戦略は出来ているようです。
全国の戦略が決まると、次は、地域ごとの細かい作戦を考えています。
そして、我が社が関係する関西地区や、兵庫地区、神戸地区へと、細かい作戦が落とし込まれています。
アルコン社アメリカテキサス工場見学と研修の思い出
冨山芳明さんとは長い付き合いなので、柔軟な対応をしてくれるので助かります。
オプティフリーが市場で普及を始めた頃、アルコン社はアメリカのテキサス工場をの見学とアメリカの研修を招待してくれました。
真夏の暑いときです。
テキサスにいって、ホテルでのんびりと研修するのかと思っていたら、がちんこの研修でした。
朝から夕方まで、ホテルの研修室に缶詰状態になって、ケア用品の勉強を一日中しました。
夏のテキサスの気温は暑く、ホテルの庭には、涼しげなプールがありました。
しかし、プールを横目で見ながら、研修は続いたのです。
まさかあんなに根気強く、長時間、缶詰でケア用品の勉強会になるとは思ってもいませんでした。
ホテルに滞在中、ホテルのプールには、一度も入る事は出来ませんでした。
こんな思い出を冨山芳明さんと話すると、冨山芳明さんも一緒だったので、あのときはきつかったですねと、ハードな研修を思い出しました。
メーカーが全国的な販売活動を開始すれば、地域の拠点となる販売店は、その活動の受け皿になります。
どんな結果になるのか、今から期待が高まります。
2019年3月13日(水)