三菱UFJ銀行の美人銀行員 橋村優花さん 三文判ってなんですか?
投稿No:8072
三菱UFJ銀行の美人銀行員 橋村優花さん 三文判ってなんですか? 橋村優花さんと、一文銭についての話をしました。
取引先 美人銀行員 三文判とは
三菱UFJ銀行の橋村優花さんが、書類上のハンコの件で来社されました。
「三文判でいいですか?」とお尋ねすると、
「三文判ってなんですか?」と聞き返されました。
今の若い方には、三文判(さんもんばん)
という言葉が馴染みがないようになったみたいです。
三文判とは、江戸時代に使われた一文銭3枚で買えた安い、
出来合いのハンコのことです。
現代なら100円ショップ、百均で買えるハンコです。
一文の値打ちは?
そこで、一文とは何か?からお話ししました。
一文とは、一文銭とのことです。
明治以前まで使われていた貨幣です。一文はお金の最小単位です。
では、今の時代ならどれぐらいの貨幣価値でしょうか?
値打ちがない事の表現に「一文の値打ちもない、
一銭の値打ちもない」と言います。
一銭とはよほど価値が低い評価です。
では、どのぐらいのかちでしょうか。
江戸時代の通貨
江戸時代の中期、後期において金一両は6500文に相当します。
金一両は現代で約100,000円から75,000円ぐらいです。
一文は、100,000〜75,000円÷6,500文=15.4〜11.5で
およそ15円から12円程度のようです。
(出典:古文書ネット)
現代も生きてる一文銭
一文銭は今も生きています。
例えば、早起きは三文の得と言います。
朝早く起きて、一日の活動を早く始めれば、三文ほどの利得があるという意味です。
貧乏でお金がない状態を、「一文無し」とも言います。
少し前や今でも、地方に行くと、
お葬式で亡くなった方の棺桶に銭六文を入れる風習があります。
なぜ入れるのか? それは、
冥途に逝く三途の川を渡る船賃に六文銭が必要だとも言います。
あの世に逝くにも、六文のお金が要ると言い伝えられているのです。
伝統文化落語にも
落語に、『ときそば』という落語あります。
江戸時代、二八蕎麦と言って、そばが一杯十六文だった時代があります。
十六文を一枚ずつ蕎麦屋さんの手に銭を数えながら渡しました。
「今何時(なんどき)でい!」と時刻を尋ねると、
蕎麦屋の主人が「へい、九(ここの)つでい」と応えると、
間髪入れずに「十(とう)、十一、十二、十三、十四、十五、十六、御馳走様」と
続けて16文を数え上げ、すぐさま店を去ってしまします。
つまり、代金の一文をごまかしたのです。なかなかの知能犯です。
このように、三文判から始まって、一文銭に関するお話をしました。
ドル預金の勧誘
橋村優花さんは一文銭の話から本題のドル預金の話をしてくれました。
アメリカドルが買い頃だと思った時、ドル預金をすれば、
年利にして2%の利息がつくという案内です。
ただし、最低単位は100万円からです。
円からドルに替えて、さらに円に替えれば、
為替手数料が往復必要になりますが、
定期預金が終わったときドルのまま持っていれば、
手数料は片道だけでいけそうです。
取引先 美人銀行員 共通の話題
橋村優花さんは大学の時地方財政をテーマのゼミに所属していたそうです。
地方財政の勉強のため、
四国の上勝町にゼミの皆さんと出かけたそうです。
四国の上勝町なら私は知っています。
あのよってネ市に奧さんとよく行くのです。
よってネ市の売り場は充実しているので好きです。
近くには、ひな祭りの雛人形を引き取って、展示しているところもあります。
上勝町は、棚田、鮎、すだち、ひな祭りなどが有名なところです。
ここまで話すと、
学生時代にゼミ合宿で上勝町に行った話になって、
共通の話に盛り上がりました。
神戸の資産家はどんな業種でしょうか?
私からの質問です。
法人相手の銀行業務であれば、いろいろな取引先に行っていると思います。
「神戸で資産がある法人は、どんな業種でしょうか?」と尋ねると、
具体的な企業名は言えませんが、
神戸なら地場産業の企業が資産を持っているようです。
神戸を代表する地場産業は、北野町の周辺にある真珠が有名です。
真珠会社は国内市場が伸びなくなったので、
今では東南アジアに向けて、商圏を広げているそうです。
神戸の真珠のことは、本を読みました。
衆議院議員の盛山正仁先生が出版された、『我が国の真珠産業・真珠行政と真珠復興法』の本を読んだので、私も神戸の真珠の事について、少し学びました。
橋村さんが話してくれた、神戸の真珠業界についても、理解出来ました。
造船も有力な地場産業です。
造船会社は川崎重工、三菱重工のような大会社が業界の中心ですが、
その造船会社に船の部品を納める企業が、資産が多いようです。
その他に、IT企業もいいようです。
IT企業は、最近から始まった業種なので、
歴史は古い会社はそんなにありません。
むしろ、社長が一代で広げていった企業が元気なようです。
どんな仕事なのか気になってお尋ねすると、
一般会社のオフィスに、コンピューターのプログラマーや、
メンテナンスを担う技術者を派遣する会社だそうです。
それぞれ優良企業を聞いてみると、
私が今から新たな分野として始めるには、難しそうな業種ばかりです。
「社長さんは、まだ新しいビジネスに興味があるのですか?」と驚かれました。
「興味はあっても、寿命と元気が続きません。」と、お答えしました。
三菱UFJ銀行に橋村優花さんが採用された時は、
採用500人に対して、2万人の応募があったことを、以前お聞きしました。
2万人の中から、500人選ばれた人ですから、いろいろ優秀な面を感じます。
しかし、三文判を知らなかったので、
ちょっと私のほうが優位な面もありました。
2019年1月25日(金)