黒田藩五十二萬石を名前に付けた如水庵の筑紫餅は、なぜ好評なのでしょうか?
投稿No:7951
筑紫菓匠如水庵の店舗に入ってみると、北海道産の小豆を使ったあんこが溢れていました。
福岡で人気の和菓子と言えば、五十二萬石如水庵のつくし餅です。
親指大の餅に、きな粉をまぶした餅菓子で、黒蜜をかけて食べます。
博多しぼり風の小さな風呂敷の様な包み紙で一つ一つ包装されています。
和菓子としては珍しく、モンドセレクションの国際優秀品質賞を6年連続で受賞していました。
如水庵は黒田如水のことで、NHK大河ドラマの黒田勘兵衛が築いた黒田藩五十二萬石です。
筑紫もちの起源は社長の森恍次郎が幼い頃三潴郡蒲池村(現:柳川市)にあった母方の実家で食べた、祖母のきなこ餅にあるという。
このきなこ餅は焼いた餅を一度湯に浸し、柔らかくなった餅にきな粉と砕いた黒砂糖をまぶしたものであったという。
(出典wikipediaより)
社員の皆さんが喜ぶお土産をと、如水庵のつくし餅を購入しにお店に行ってきました。
なぜこんなに人気があるのか、お店で直接確かめてきます。
JR博多駅を降りてから、駅の構内には如水庵の電飾看板があちらこちらにありました。
どこにいけば良いのか、迷うまでもなく、ホテル日航のすぐ隣に如水庵がありました。
和菓子メーカーは、当たれば大きいので、地方の和菓子メーカーの中には、お城を建てているメーカーもあります。
如水庵の店内に入ると、お店の中は甘いものだらけです。
城下町にはお茶の文化が育っています。
お茶席があれば、そこには和菓子が育ってきています。
どら焼き日本号は、黒田節で有名な母里太兵衛が名槍日本号を飲み取ったときの大杯に見立て、「日本号」と名付けました。
風味豊かなふっくらとした記事で、如水庵特性の餡をたっぷり包みましたと解説がついています。
9月24日は中秋の名月です。
それに因んで、お店では月見団子コーナーができていました。
これを沢山買って、皆さんに一つずつ行き渡るように用意しました。
偲ぶ饅頭は、予約がキャンセルされたそうで、
「今なら滅多に購入出来ない大きな上用饅頭を購入出来るので、いかがですか?」と勧められます。
昔、子供達が入学した時には、会社と取引先の皆さんに、紅白饅頭を配りました。
饅頭を頂くと、皆さん驚かれていました。
福岡から神戸へ、お店から送ってもらった如水庵の筑紫もちが届きました。
社員とスタッフ全員にわたるように、たくさん買ってきました。
筑紫もちは、モンド・セレクション最高金賞受賞の銘菓です。
審査員は、出品されたすべてのお菓子を食べ比べしたのでしょうか?
それなら、胸焼けしそうです。
糖尿病の方は審査員にはなれません。
良質な皮むきの大豆を使ったきなこは、口にほおばる度、その香ばしさが広がります。
包みの中には、黒蜜も入っているので、お好みでかけることができます。
見た目も上品で、味も美味しいので、手土産にはぴったりです。
仕事の後に、皆さんに食べて頂きました。
筑紫餅は、一つ一つが小さな包みに入っていて、筑紫餅の上には、きなこがかかっています。
甘い方が好きな方は、きなこの上にさらに黒蜜をかけるように、用意されています。
たまたま来られた取引先の方にも、筑紫餅をお出しすると、とても美味しいと喜ばれました。
私は甘いものは苦手なので遠慮します、と言われた方はいません。
社員の皆さんには私からのメッセージを添えて、テーブルの上につくし餅を用意しました。
これまで博多のお土産に頂いた通りもんと比べると、つくしもちのほうが食べた方の評判は良かったように思います。
好評の原因はお餅のように粘っこさがあって、食感が良かったのでしょうか?
2018年9月18日(火)