淡路市岩屋のビワ園 古川農園 ビワの種を蒔いても 実が付く樹には育ちません
淡路島のびわは、北淡町だけでなく、岩屋にも、古川農園のびわ園があります。
淡路島はびわの産地です。
6月になれば、びわの収穫期が近付いてくるので、
そこで今日はびわ狩りに行くことにします。
これまで、びわ狩りは北淡町の方に行っていました。
淡路のびわの発祥は、北淡町の轟です。
轟のびわを求めて、
これまで何度も北淡町に行っています。
北淡町のびわと比べて、
岩屋のびわの味は、
どんな味なのか、大変興味があります。
今日は先日テレビで紹介された、
古川農園に行ってみることにします。
古川農園は、淡路インターから近くにあります。
道路から見ると、
谷底のような斜面を利用した、
びわの栽培です。
進入道路は私有地のため、
舗装のない細い道で、
ガードレールもありません。
運転を誤ると、ずるずるっと、
谷底に落ちてしまいそうな怖さがあります。
谷底の底地のようなところに、
びわ狩りの案内所があります。
農園に入ってみると、びわだけでなく、
栗、みかんなどの果物の木が
、広い農園に分布しています。
びわ狩りは大人1500円、こども900円です。
ここでびわだけ買って帰りたかったのですが、
びわだけの販売は、現在のところしていないそうです。
古川農園のオーナーさんが受付をしています。
びわのことに精通しています。
サンプルのびわをいただきました。
食べ方にもこだわりがあり、
びわから出る果汁のエキスが、
すべて口に入るように、
一滴も果汁を逃さないように、
効率的な食べ方を教えてもらいました。
びわの種は、食べた後、
あちらこちらに蒔いておけば、
すぐにびわの芽が出てきます。
しかし、古川農園のオーナーさんの話では、
このびわの木は、95パーセントは
実が付かない木に育つそうです。
びわの実は、同じ農園の中でも、
土と、日当たりで、味が変わるそうです。
美味しいびわを育てるには、それはもう、
大変な努力と研究、そして、
細かい手入れが必要なようです。
古川農園の斜面の他の木を見て回りました。
みかんの木も沢山ありますが、
みかんの木にも、早生と、普通と、晩生があって、
長期間みかん狩りが出来るように、
木の種類を分散しています。
少し高い所に登ると、山越しに、
海が少しのぞいて見えます。
今年のびわは、例年に比較すると、
実の成り様はやや小粒です。
その代わり、糖度は高いそうです。
美味しいびわの育成には、土や肥料の他に、
天候が大きく左右します。
美味しいびわを食べてもらいたい、
美味しいびわを食べさせたい、という気持ちは、
古川農園のオーナーさんから、十分伝わってきました。
しかし、努力をしても
どうにもならないのが、天候のようです。
2013年6月23日(日)
“淡路市岩屋のビワ園 古川農園 ビワの種を蒔いても 実が付く樹には育ちません” に対して2件のコメントがあります。
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早速、アート山で出ました! 永山さんって出て来るたびに、声を出して笑いました!!
ほんの坂道の散歩なのに、こんなに詳しいレポート?になるなんて・・改めて感激しました!!私、喋ったことも忘れていました! 失礼の程、お許しください。写真も薄暗かったのに、パッチリでしたね。いろりろと有難うございました(^_-)-☆
永山さん、コメント有難うございました。
先日は、畑の夏野菜を頂いて有難うございました。
奥さんが天麩羅にしてくれて、美味しい野菜の天麩羅を頂きました。