淡路島のびわの発祥地は、北淡町の轟です。
淡路島のびわは、北淡町だけでなく、岩屋にも、古川農園のびわ園があります。 淡路(3)
淡路島はびわの産地です。6月になれば、びわの収穫期が近付いてくるので、そこで今日はびわ狩りに行くことにします。
これまで、びわ狩りは北淡町の方に行っていました。淡路のびわの発祥は、北淡町の轟です。
轟のびわを求めて、これまで何度も北淡町に行っています。北淡町のびわと比べて、岩屋のびわの味は、どんな味なのか、大変興味があります。
今日は先日テレビで紹介された、古川農園に行ってみることにします。
古川農園は、淡路インターから近くにあります。道路から見ると、谷底のような斜面を利用した、びわの栽培です。
進入道路は私有地のため、舗装のない細い道で、ガードレールもありません。運転を誤ると、ずるずるっと、谷底に落ちてしまいそうな怖さがあります。
谷底の底地のようなところに、びわ狩りの案内所があります。農園に入ってみると、びわだけでなく、栗、みかんなどの果物の木が、広い農園に分布しています。
びわ狩りは大人1500円、こども900円です。ここでびわだけ買って帰りたかったのですが、びわだけの販売は、現在のところしていないそうです。
古川農園のオーナーさんが受付をしています。びわのことに精通しています。
サンプルのびわをいただきました。食べ方にもこだわりがあり、びわから出る果汁のエキスが、すべて口に入るように、一滴も果汁を逃さないように、効率的な食べ方を教えてもらいました。
びわの種は、食べた後、あちらこちらに蒔いておけば、すぐにびわの芽が出てきます。しかし、古川農園のオーナーさんの話では、このびわの木は、95パーセントは実が付かない木に育つそうです。
びわの実は、同じ農園の中でも、土と、日当たりで、味が変わるそうです。美味しいびわを育てるには、それはもう、大変な努力と研究、そして、細かい手入れが必要なようです。
古川農園の斜面の他の木を見て回りました。みかんの木も沢山ありますが、みかんの木にも、早生と、普通と、晩生があって、長期間みかん狩りが出来るように、木の種類を分散しています。
少し高い所に登ると、山越しに、海が少しのぞいて見えます。
今年のびわは、例年に比較すると、実の成り様はやや小粒です。その代わり、糖度は高いそうです。美味しいびわの育成には、土や肥料の他に、天候が大きく左右します。
美味しいびわを食べてもらいたい、美味しいびわを食べさせたい、という気持ちは、古川農園のオーナーさんから、十分伝わってきました。しかし、努力をしてもどうにもならないのが、天候のようです。
2013年6月23日(日)
“淡路島のびわの発祥地は、北淡町の轟です。” に対して2件のコメントがあります。
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早速、アート山で出ました! 永山さんって出て来るたびに、声を出して笑いました!!
ほんの坂道の散歩なのに、こんなに詳しいレポート?になるなんて・・改めて感激しました!!私、喋ったことも忘れていました! 失礼の程、お許しください。写真も薄暗かったのに、パッチリでしたね。いろりろと有難うございました(^_-)-☆
永山さん、コメント有難うございました。
先日は、畑の夏野菜を頂いて有難うございました。
奥さんが天麩羅にしてくれて、美味しい野菜の天麩羅を頂きました。