兵庫県立淡路島公園、ハーブ ガーデン 準絶滅危惧種「フジバカマ」の保護
投稿No:9055
兵庫県立淡路島公園で、淡路景観園芸学校 卒業生先輩たちの活躍を見学 ハーブガーデン・準絶滅危惧種「フジバカマ」の保護 淡路景観園芸学校 受講記(43)
卒業生が管理する 兵庫県立淡路島公園 ハーブ ガーデン
淡路景観園芸学校の卒業生たちは卒業後地域で
花と緑のまちづくりの活動をおこなっているグループがあります。
今日の見学先はその一つです。
県立淡路島公園 ハーブガーデン
県立淡路島公園の西側の県道と
駐車場に囲まれた場所にあります。
ハーブガーデンは、1,500m²もの敷地面積があります。
そこにはキンモクセイなど10種類の香りがする木と
ラベンダーなど56種類のハーブが植えられています。
1年を通してハーブのさわやかな香りを楽しめます。
ここで公園の管理者と共同して、
ハーブガーデンを運営しています。
かなり広い敷地ですが、
これまでハーブガーデンがあることに
気が付きませんでした。
なぜ気が付かないのか考えてみると、
パソナがニジゲンノモリを県立公園の中に作り、我物顔してる
多くの目立つ場所にパソナが作った遊戯施設の看板を
設置して誘導しているからです。
ハーブ園の方が、
パソナのやりすぎに批判的な意見を述べられていました。
ここは淡路島県立公園です
パソナのものではないという強い意見です。
そのためハーブ園の看板を新たに作ったそうです。
パソナのニジゲンノモリは、県立淡路島公園の一部である
ハーブが好きな方はハーブ園を一巡するだけで
こんなにたくさんのハーブがあることに驚くと思います。
ハーブガーデンの方のお話では
ここは兵庫県立淡路島公園であって
ニジゲンノモリではないという意見です。
公園の中にある別の場所にも案内していただき、
淡路島公園のあちらこちらにパソナの有料施設が作られ
そちらのほうが、メイン会場のようになって
これまで花と緑の公園つくりをしていた
場所は脇役のようになっています。
絶滅危惧種「フジバカマ」を保護する施設もあります。
夏の終わりから秋の初めに、
小さな花を房状にたくさん咲きます。
フジバカマは「秋の七草」のひとつです。
川沿いにある湿った草原、林に見られます。
しかし自生に適した環境が少なくなりました。
そのため数が激減し、現在準絶滅危惧種となっています。
少し、目立たないところにありますが、
散歩コースには向いています。
秋になれば、虫の声も聞こえて来そうな、
自然豊かな環境の公園です。
花の谷
淡路島公園の森のゾーンには花の谷があります。
さまざまな花が1年中咲き誇っています。
昼食は、ハイウェイオアシスで食べました。
ハイウエイオアシスには、会議室がありました。
そこでは、県立淡路島公園を楽しむ会が、
各種教室を開催しています。
淡路景観園芸学校の先輩たちが、
指導的役割をしています。
2021年7月8日(木)