南あわじ市商工会主催:賀集八幡のお花見は、4月上旬からが見頃です。

賀集八幡宮:護国寺では、布袋尊、大日如来、八幡様、弘法大師、天女をお祀りしています。桜と淳仁天皇陵を訪ねて(3)

南あわじ市の「日愛うどん」で昼食を頂いた後、次の目的地へ向かっています。4月に入る、3月31日の青空の下で、早くも鯉のぼりが棚引いている家がありました。

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きっと、今年初めて、男の子が誕生したお家でしょうか?鮮やかな色の鯉のぼりが、風に泳いでいます。現在運転をもたもたしています。道に迷っているからです。カーナビでは、賀集八幡は、この辺りですと、誘導してくれた場所は、全く違っていました。

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近くの交番に寄って、この辺りの桜の名所の神社を教えてくださいと、道案内を請うと、かなり遠くの通り過ぎた場所を教えてくれました。道を引き返し、交番で聞いた通りに車を進めると、ちゃんと道路沿いには標識がたっています。

カーナビに頼りすぎて、標識を見落としていました。カーナビにも困ったものです。何の責任もとってくれません。

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鳥居をくぐると、護国寺の周辺には、桜並木があります。

南あわじ市商工会が、お花見の準備をしていて、下準備の飾り付けがされています。昼間は桜並木道、夜はライトアップをして夜桜で花見ができるようです。出店も沢山出るのでしょうか?

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咲いている桜は、まだほとんどありません。またもや早とちりです。インターネットの情報では、賀集八幡の桜は3月下旬から咲き、4月上旬まで花見の時期となっていました。3月31日なら、立派な3月下旬と思って来てみれば、蕾固しの状態です。

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それでも、ここまで来たからには、たとえ1輪2輪でも、枝の先っちょにわずかに咲いている桜でも、カメラに納めて、目に焼き付けて、側に寄って慈しんで帰りたいものです。

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参道の両側には、桜並木が続き、紅白の提灯が、フラフラと浮いた気持ちを誘ってきます。提灯ばかりが浮いたものではありません。松葉博雄の気持ちも浮いてきています。やっと見つけた桜の花は、まだ蕾が集まった枝に、他の蕾に先んじて、けなげに咲いています。

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やっと見つけた、今年初めての桜の花見です。枝の下から大空を背景に、カメラのシャッターを押すと、桜の花は、大空をスクリーンにして、みんなより早く咲いてよかったわぁと、呟くように、松葉博雄にほほえんでくれています。

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暫くあるいて、護国寺です。護国寺にお祀りされているのは、淡路七福神のひとつ布袋尊です。

淡路七福神は、万福寺の恵比寿様、八浄寺の大黒天様、覚住寺の毘沙門天様、智禅寺の弁財天様、長林寺の福禄寿様、宝生寺の寿老人様となっています。

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布袋様は、七福神で唯一実在の人物と言われている、大量を表現し、堪忍と和合を教えてくれる神様です。お寺に神様?おや?と思うと、布袋様は弥勒菩薩の化身とも言われているようです。

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いつもの、神仏融合です。神社の中にお寺があり、お寺の中に神社があります。敷地は賀集八幡宮の方が広く、賀集八幡宮の参道に沿って、赤い鳥居のような、護国寺があります。護国寺の入り口の山門には、左右に仁王像が建っています。

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護国寺は、行教上人が開創し、大日如来像が祀られています。行教上人は、大和大安寺の僧で、真言宗を学んだ僧です。真言宗なので、弘法大師像です。

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何を中心にお祀りしているのか、構図が分からないと、何がなんだか分からない、沢山の神様仏様が、同じ場所に祀られています。神社で祀っているのは、八幡宮で、これは日本の古来からの神様です。

一方、仏教から始まる、外来の仏様から、あれこれと宗派が生まれ、日本古来の神様と、外来の仏様の一統が、それぞれ共存しあって、神仏融合の形をとっています。

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護国寺の山門をくぐって、本堂にお詣りしてきます。本堂は、自由に参拝できます。靴を脱いで階段を上り、本堂の畳の間に進み、松葉博雄と奥さんは、いつものように、家内安全、健康祈願と、2人の孫の成長をお願いします。

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これだけお願いすると、どのくらいお布施をするのか、きっと向こう側から仏様が見ていると思いますが、そんなに沢山はお布施をしていません。

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お詣りを済ませて、廊下の脇を見ると、廊下の奥では、売店のような構造があり、なんだかお寺とは不釣り合いなものを見つけました。こんな所に調味料が売っています。

淡路のタマネギドレッシングや、ポン酢、インスタントスープなどです。どういう連鎖なのか、青森県産のフライドガーリックまであります。

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他にも、あれやこれやポスターなどが掲示されています。手塚治虫氏のブッダが5月28日に公開されるようです。松葉博雄は、ブッダについても色々と研究しているので、少し興味が沸いてきます。

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本堂の中でも、また文脈があり、真正面に鎮座する仏様の系統と、右の脇には、仏教とどう繋がるのか、布袋尊をお祀りしています。

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天井に繋がる、壁の上の方には、天女壁画が描かれています。天女と来れば、もう神様なのか仏様なのか、天女は天帝に仕える女官になります。

高野山真言宗のポスターも、あちらこちらにあります。

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参拝する、善男善女は、あちらの神様にもお願いし、こちらの仏様にもお願いし、なんだか、お願いする祈りの対象が集まった集会のようです。

 

 

2011年3月31日(木)



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