家庭菜園を獣害から守る、顧客を競争企業から守る、守ることは存続を賭けた戦いであることが似ています。
投稿No:8453
家庭菜園を獣害から守る、顧客を競争企業から守る
家庭菜園を獣害から守る
私の家庭菜園の夏野菜の結果は、獣害や害虫、鳥に襲われて、散々な状態でした。
5月になって、畑に畝をつくり、マルチシートをかけて、畑らしくなったのです。
喜び勇んで、夏野菜の苗を沢山植えました。
ところが、スイカ、うり、サツマイモ、トマト、サトイモなどはイノシシ、ヌートリア、ラスカル、鳥などに食べられて、収穫は全滅でした。
イノシシの防御柵を造り、獣害から守りました、ネットをかけて鳥から守りました。
家庭菜園は獣害から守り切れませんでした
悔しいのは、収穫寸前の熟れたころに、奴らはやって来たのです。
どこからか、侵入口を見つけて、畑に入って来たのです。
キャベツ、大根は虫に食べつくされました。
キャベツなどの野菜を、無農薬で作るのは、ほとんど不可能です。
農薬を使えば虫害は防げます。
スーパーに並んでいる見栄えの良い野菜には、どれだけ農薬が使われているのか、実感できました。
獣害に挫折しないで、次の準備
明石海峡が見える淡路市岩屋で、こんなに獣害が起きるとは思っていませんでした。
挫折しないで、次の作物の準備です。
夏野菜を終えると、次の秋に植える種まきや、菜園の土の手入れをしています。
来年の春に、収穫できるのは、えんどう豆やお多福豆です。
野菜は、かぶらや、白菜、大根、にんにく、ニラを種まきしました。
これから寒い冬になると、虫の勢力は弱まってきます。
それを期待して、葉野菜を蒔きました。
白菜、かぶら、大根の種から、若い芽が出てきました。
ニンニクの球根から若芽が伸びてきている
10月初めに植えた、にんにくの種からは、その後スイセンのような葉が伸びてきて、順調に育っています。
ニンニクは買うと高いので、なんとか収穫したいと期待しています。
ニンニクなら獣害にあわないのではないかと期待しています。
ドラキュラも、オオカミも、ニンニクが嫌いと聞いています。
エンドウ、お多福豆
お多福豆を植えて、しばらくすると、芽が出てきました。
お多福豆は、茹でても焼いてもお酒の友によく合います。
エンドウも同じ畝に種を蒔きました。
豆類はツルが伸びてくるので、支柱が必要なのです。
離して植えるより一緒の方が、支柱を造るには都合がいいのです。
芽が育てば、間引き
白菜・大根・かぶらなどは、一つの場所に2~3粒一緒にまいたので、これから新芽が出て伸びてくると、間引きをしていきます。
3本若芽があれば、可哀そうですが2本は間引くことになります。
一番元気な一本立ちするような間引きの選別が必要です。
あると便利な柚子の実
畑の隅に柚子が実っています。
柚子は、何もしなくても大豊作です。
柚子の使い道は多く、料理の味付けにはとても重宝です。
何かにつけて、ゆずの実はあると便利、重宝します。
獣害から守れた ピーナッツ
獣害に合わずに収穫できたのはピーナッツです。
ピーナッツは、どの獣も見逃してくれました。
ありがたいことに、助かりました。
ピーナッツの芽を引き抜いてみると、沢山のピーナッツの豆が根っこに実っていました。
根菜類の若芽
根菜類は、種をまいて2週間もすれば、小さな芽が出てきて、それから少しずつ葉っぱを広げて成長しています。
かぶら、白菜は、漬物にするのが楽しみです。
しかし、油断はできません。
猪が来て、土の中のミミズや、昆虫を掘り起こして食べるとすれば、せっかく芽が出た野菜も、無事に育つかどうかは分かりません。
夏のように、毎日のようにしていた水蒔きはいらなくなったので、自動散水機の水栓を止めました。
自然の雨水で水は足りているようです。
寒くなると獣害はどうなるのかな
獣害は寒くなると減るでしょうか?
山に食べ物がなくなると、出てきて畑の作物を食べると聞いています。
寒くなると、畑仕事は気が進まなくなってきます。
出来るだけ楽をして家庭菜園をしたいと思っています。
いい野菜を作るためには、細かい手入れが必要だということが分かります。
寒くなると、鍋物のシーズンなので、家庭菜園でとれた野菜が、鍋の具材になるように期待しています。
自分で作った野菜は、市場で買ってきた野菜とは熱の入れ方が違います。
美味しい野菜が出来て、美味しい鍋料理ができることを期待しながら、家庭菜園の世話を続けます。
まとめ
家庭菜園を獣害から守ることは、大変です。
相手も食べ物の獲得には自己の生存がかかっています。
立場を代えると、いかにして獲物を獲得するのか、考えて襲ってきます。
これは、ビジネスの戦いに似ています。
顧客を競争企業から守ることは、自己の企業の存続がかかっています。
競争企業には、いかにして先発企業から顧客を獲得して、市場シェア―を拡げるか、ということです。
守るのも、奪うのも、存続のためです。
2019年11月22日(金)