濃霧に包まれ、雲隠れの明石海峡大橋 気温上昇の影響で幻想的な光景になりました

投稿No:9535

濃霧に包まれた明石海峡大橋 気温上昇の影響で幻想的な光景になりました

淡路島の自宅付近に濃霧発生

4月20日は全国的に気温があがり、

兵庫県内は午前から正午にかけて、

深い霧に包まれました。

神戸地方気象台から県内全域に一時、

濃霧注意報が発表されました。

春は霧が発生しやすいシーズンです。

この日も、移動性高気圧に覆われて、

風が弱い日だったので、

霧が発生しやすい条件が整っていきました。

家から見た景色は、

まるで別世界です。

明石海峡大橋の方を見てみると

明石海峡大橋の橋脚は、100mを越える高さですが

みるみるうちに、霧に飲み込まれていき、

先端がやっと見えるほどの霧に包まれていました。

霧は、一定量の水蒸気と気温の低下、そして激しく

空気を撹拌するような風が吹かなければ発生します。

暖かい空気が冷たい水の上に流れこんで、

冷やされたときに発生する霧が、

「海霧」とも呼ばれます。

春のこの時期は、

明石海峡大橋は霧に包まれることは

珍しいことではありません。

しかし、ここまで濃い霧に包まれるのは

あまりないことです。

通過する船は汽笛を鳴らし、

互いの位置を知らせていました。

夕方のニュースでも

明石海峡大橋が霧に包まれたことを取り上げていました。

気温上昇の影響との解説で、

明石海峡大橋に濃霧が発生した理由について、

広瀬駿気象予報士によると、

春は一年で最も海水温が「低い」時季のため、

そこに暖かい空気が流れ込むと、霧が発生しやすくなるそうです。

(参考:MBS NEWS

時間が経つにつれて、

だんだんと霧が晴れていき、

明石海峡大橋も、

全体的に見えるようになっていきました。

まるで、別世界に入り込んだような、

幻想的な時間でした。

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2022年4月22日(土)