沖縄の庭を目指して バナナを家の中の坪庭で育てる。バナナの花が咲いて、房が育ってきています。

投稿No:8405

沖縄の庭を目指して バナナが家の中の坪庭で育っている バナナの成長記録第二弾です。

沖縄の庭を目指して バナナを家の中で育てていると

松葉庵の天窓の下で成長しているバナナの花は、

ゆっくりと咲き続けています。

直射日光を浴びて、バナナの幹は太くなり、

大きな葉を広げてきました。

天井に届くほど育つと、

待望のばななの実の収穫を期待できそうです。

バナナの花弁が塊のようになって、

楕円形のラグビーボールのような花弁の房が伸びてきました。

花弁からは一段ずつ茎に近い方から花が咲き、

咲いた花はすぐに散って実になる部分が育ってきています。

スイカやトマトの花が受粉して、

丸い実がつくような成長とは違っています。

ラグビーボールのような楕円形は、花弁の塊だったのです。

一段ずつ花弁が開き、花弁が開くごとにバナナの花が咲き、

花が咲くと、バナナの小さな実はらせん状になって、

先端部分へとゆっくり進んできています。

沖縄の庭を目指して バナナの花弁は咲き続いている

もう一か月以上経過しても、まだバナナの花弁は、

一段ずつ開く状態は止まっていません。

最初に受粉したバナナの実は、

少しずつバナナの形を形成してきています。

一段ずつ花弁が開いて、

その都度受粉したバナナは、一つの房を作っています。

バナナの房が店頭で売られているのを目にします。

あの時のバナナの房は、

一房ずつが灯台に上るらせん状の階段のように繋がっているのです。

バナナが家の中で育っている様子

ひと月以上経過しても、花弁の塊はまだ咲き終えていません。

バナナの実がなるには、こんなに時間をかけて、膨らんでいくのです。

タケノコの皮のように幾重にも重なった花弁は、

中に包み込んだバナナの花を保護しているのです。

この花弁全体が咲き終えて、バナナの房がらせん状につながって、

それで成長が終了した時、バナナの実はゆっくりと膨らんできます。

どれだけの重さになるか心配です。

全てのバナナの房が、一つ一つが野球のグローブのように大きくなれば、

全体の重さの10kg以上になってきます。

そうすると、バナナの茎は、

その重さに耐えられるのか心配です。

室温は40度を超えている

天窓からは、夏の名残の暑い日差しがバナナの葉に注いでいます。

日中の気温は、天井近くは40度を超えています。

扇風機を回して、温度があがりすぎないように回しています。

扇風機の羽は、先端部分のバナナの葉にあたり、

バナナの葉を一部傷付けています。

バナナの実を太くするためには、根本に栄養が必要です。

これまで施した肥料は、米ぬか、牛糞、

化成肥料を順次根本から離れた場所に施しています。

島バナナはとても美味しいので、

これからの成長が楽しみです。

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2019年9月26日(木)

バナナの成長記録 第1弾 前回の記事です

トップライトの効果 日当たりが良く バナナの苗はぐんぐん伸びてきました

バナナを家の中の坪庭で育てています。

バナナは太陽が当たり、

気温が高い場所がバナナにとって環境が良いところです。

生育期間中は、十分な水分を必要とします。

夏や、結実している時期は土がよく乾くので、毎日水やりが必要です。

肥料は、春から秋の成長期間中に、

三要素(チッ素、リン酸、カリ)が等量か、

リン酸がやや多めの肥料を、規定量置き肥しました。

トップライトの効果

吹き抜けの天井をトップライトにしたので、

太陽がバナナに届くようにしました。

苗の時は背が低かったので、

直射日光がバナナの葉にあたる時間は少なかったのですが、

バナナの木が伸びてくると、

トップライトを通して日光に当たる時間は長くなってきました。

2年ほどでバナナの苗はどんどん成長して、

一階から二階のトップライトに届くほどの高さに成長しています。

バナナの木は大きくなると、

次の期待は実をつけることです。

イメージとしては、下の写真のような、

ばななの房を収穫することを目指しています。

沖縄 島バナナ

ガラスで囲った庭のバナナの木は、

360度方向から観察できます。

バナナの成長過程

ガラス越しにバナナの花のつぼみを観察してみると、

最初は葉っぱがくるくると筒状に巻かれ、蕾が出来ます。

一番外側の葉が開くと、中からバナナの実と花が出てきます。

最初は垂れ下がっていますが、だんだんと葉が上に上がると同時に、

バナナの実も上を向きます。

そして順に、さらに下の葉が開き、そこからも実が出てきます。

これが繰り返されて、ばななの房が出来てきます。

バナナの花は固まって並んでいます。

これがバナナの房になるのです。

9月の夏にこの状態だと、バナナの実の収穫は年末頃か、

年越した冬になりそうです。

トップライトにして良かった

野外で育っているバナナは観察する機会があまりないのですが、

天井をトップライトにしたので、

家の中の庭で育っているバナナなら、

二階の廊下からガラス越しに

バナナの実の成長がすぐ近くに見えます。

改めて見れば、バナナも花が咲くのです。

バナナの花が咲いて、

また次の房になる花が芽を出して、咲いていきます。

これを繰り返しているうちに、

バナナの大きな房の原型が育ってきています。

バナナは肥料が必要です。

しっかり肥料をあげないと、バナナの実はなりません。

一段目の房が出来て、次にまた二段目の房が出来て、

数日の内にバナナの成長が続いています。

気温の低下が心配

8月の末から始まったバナナの開花は、

9月になってどんどん進んでいますが、

心配なのはこれから気温が下がってくることです。

バナナの実を収穫しようと思えば、高い温度が必要です。

下の写真のバナナは、沖縄の友人が神戸に送ってきてくれたバナナです。

こんな感じのバナナができることを期待しています。 

トップライトの天井からは散水はできません

野生のバナナは直射日光に当たり、太陽の日を浴びて、

時折スコールのような強い雨を地面に受けて、育っています。

家の中のバナナは、ガラス越しのトップライトから太陽の日を浴びて、

地面からは牛糞と化学肥料を吸収して育っています。 

問題は水やりです。

散水はトップライトの天井からは散水できません。

そこで、根元の周りに自動散水を設置して、

決まった時間に水が吸収できるようにしました。

気の毒ですが、バナナは実が収穫されると、

バナナの木の一生は終わります。

収穫後は大きなバナナの茎を切り取って、次の茎を育てます。

すでに今の花が咲いているバナナの木の周りには、

次の世代を担う、新しい茎が何本も芽を出して育っています。

会社でいえば後継者が、次から次へ育って行き、

成長を続けているものです。

どのくらいの期間でバナナの実が食べられるようになるか、

これから観察を続けていきます。

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2019年9月2日(月)