お茶と和菓子 丹波茶から始まり和菓子に広がる諏訪園 丹波茶と栗餅でおもてなし。

投稿No:8410

お茶と和菓子 おいしい丹波茶に丹波の和菓子でおもてなし

お茶と和菓子

丹波篠山市は秋になると、和菓子の材料になる栗、

小豆、黒豆などができて、街がにぎわってきます。

日本茶には和菓子が合います。

日本茶と和菓子の両方を商っているのが、丹波篠山の諏訪園です。

お茶と和菓子が一カ所で購入できるところへ行きました。

これは、奥さんの強い要望です。

場所は、丹波篠山市のインターを降りてすぐの場所です。

お茶と和菓子を商う諏訪園

諏訪園がこの丹波茶 (味間茶) の里で、

お茶の栽培と製造を本格的に始めたのは昭和40年頃のことです。

その後、研究と努力で育ててきた茶畑は良質の茶葉が育ち、

農林大臣賞を含む数々の賞をいただく程に なることが出来たそうです。

諏訪園の敷地には、井戸が掘られていて、

この水を和菓子作りにも使っているそうです。

和菓子の製造販売も始めて、四季折々の丹波の旬の素材を使って、

新鮮で清らかな天然水でものづくりをしています。

お茶と和菓子がお互いに補完し合うのは、なかなかうまい方法です。

環境省が指定している、兵庫県の名水には選ばれていませんでしたが、

諏訪園はこの井戸の水を名水と名付けていました。

諏訪園のお茶

諏訪園では創業以来、自家茶園から茶を採取し、

自前の工場において加工、一貫してお茶づくりを行っています。

諏訪園で奥さんが、好みの和菓子を買ったので、

お店の一角にあるお茶席でお茶のかぐわしい香り、

雑味のないすっきりとした味わいの中に感じる甘みを試飲させてくれました。

案内では、お茶はブレンドしないで、

純粋な本物の丹波茶をご提供しているそうでした。

丹波茶の個性的な味わいを試飲させていただきました。

和菓子は持ち帰りなので、お茶だけ飲んでみると、甘みを感じる日本茶でした。

お茶と和菓子には栗餅

丹波篠山の秋の名物と言えば栗餅だそうです。

私は甘いものは苦手ですが、奥さんは栗餅を買っていました。

謳い文句は、旬の味わいの中でも秋の味覚が最高ですが、

その中でも群を抜いて深い味わいを楽しませてくれる秋の丹波栗だそうです。

その丹波篠山の栗の実を丁寧に、丁寧に、

心をこめて炊き上げた純栗あんは、期待を裏切らないそうです。

栗餅は、栗が外側でお餅は中に入っています。

お餅は吟味したもち米を使って、歯切れ、弾力、味わいの

調和を大切に素材重視で作り上げたそうです。

柔らかなお餅は、栗あんといちばん相性が良く、おいしさを引き出し合うようです。

 【出典:諏訪園HP

ガラスケース越に見えるボタンの花は、実は和菓子で出来た模造の花でした。

和菓子の芸は細かく、その腕前は職人芸です。

丹波栗はどうして、そんなにおいしいのか、その理由はこれです。

丹波栗とは

丹波地域で採れる栗のことを「丹波栗」と呼んでいます。

これは、大きく高品質な栗の代表として全国的なブランドとなっています。

丹波栗は、日本書紀にも記載される位、古い来歴をもつ食材で、

平安時代には、実際の栽培も始まっていたとされています。

「丹波栗」というと、品種名のように聞こえますが、

 

丹波に栗が栽培されたわけ

昔から丹波地域は山間の集落で、広大な水田耕作には適していなかったため

、一定の保存がきき、しかも栄養価の高い栗という

食べ物を重宝したと考えられています。お米の代用です。

丹波栗(たんばぐり)は、主に日本の旧丹波国、

現在の京都府から兵庫県にわたる丹波地方で育つ和栗の総称ということになります。

丹波栗のルーツ 

一般に、大果系の立派な和栗で知られています。

また、は異なる用法で丹波地方で生産される栗の代表品種である

「銀寄」が「丹波栗」と俗称されることもあります。

その銀寄の来歴には諸説があります。

江戸時代の宝暦三年(1753年)奥勘右衛門が

現在の広島県から摂津国歌垣村倉垣に持ち帰った栗の実の実生だとされ、

その後丹波地方で接木繁殖で広く栽培されるようになったものと考えられています。

丹波栗が大粒なわけ

丹波栗に大きさの秘密は、冬場の剪定作業にあります。

丹波地方は、栗作りに適した水はけの良い里山の土壌に栽培されています。

栗の木が深く根を張れ、朝晩の気温差が激しいお陰で

糖分が増して他県の栗には真似の出来ない甘味と、

ホクホク感を丹波栗が持つようになったようです。

丹波栗は冬の剪定作業の賜物

しかしこうした、土壌や気候条件だけなく、

産地の人の力の部分特に、大粒で甘みのある栗を栽培するのには、

冬の剪定作業の技術が生育を大きく左右させます。

この剪定作業、栗の産地「丹波」では、

冬季にいろいろな所で剪定講習も開催されています。

このように生産者の冬の努力が大きな栗を生んでいます。

出典:たんばる

 

長年にわたる丹波栗の栽培により培われた剪定技術の工夫や発達、

栗農家の方の努力の結果によって大きな丹波栗が収穫されています。

丹波栗というのは丹波地方でとれた栗の事を指すのですが、

特定の品種を指して限定しているわけでは無いようです。

丹波栗の生産高

主には「銀寄(ぎんよせ)」という品種が有名なのですが他にも複数の種類の栗を総称している為正確な数値ではありませんが、年々生産量は大きく減少しています。

昭和54年前後は1600t以上収穫が報告されていました。

丹波栗は現在では実に60t程度なのではないかという資料もあります。

いま市場に出回っている丹波栗がどれほど希少価値が高いものかという事が分かります。

出典:やながわ

 

丹波茶の里

丹波篠山は、全国のお茶の産地としては一番平均気温の低い茶処として知られています。

お茶の風味も独特で、甘みがあり、高い品質が認められています。

以前に、大国寺へお詣りしたとき、丹波茶の里を訪れました。

その時の写真をみると、丹波には茶畑が広がっていることを知りました。

大國寺 茶栽培

「夏も近づく八十八夜~♪」大國寺のあるこの地区は、お茶の栽培が有名なようです。

毎年、6月初旬には「茶祭り」が行われているようです。

住職さんのお話では、お寺の境内や、お堂を使って、

コンサートや撮影ができるそうです。

大國寺 茶栽培

周辺のお茶畑を見に行ってみます。

確か、お茶の栽培には気候条件があったはずで、

どちらかというとお茶は温かいところが適温と思っていましたが、

雪が降る丹波地区にお茶の栽培地があるのが、来てみて驚きました。

大國寺 茶栽培

綺麗に手入れされている茶畑でした。

大國寺 茶栽培

この辺りが、丹波地区のお茶の中心地であることを示す、「丹波茶の里」の碑がありました。

大國寺 茶栽培

よく見れば、お茶の畝の、その間には、ちゃっかり、

丹波地方の特産である黒枝豆も植わっていて、狭い土地を有効利用する、

日本的、集約的な、土地利用に感心しました。

丹波篠山は、和菓子も、お茶も美味しいところであることが、

眼で見て、飲んでみてわかりました。

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2010年11月4日(木)