神戸三宮 和食 日本料理 しげ松のお弁当 しげ松の会食

投稿No:8087

お昼のお弁当を食べながら 神戸三宮 しげ松の会食を思い出しました。

お昼のお弁当は 重松のお弁当 重松の会食の思い出

昼の食事は、外食が多く、

今日はどこへ行こうかと、

迷うことが多くあります。

迷う原因は、新しさが無く、

同じお店を順繰りに回っていて、

贅沢ながら飽きを感じるからです。

そんな時に、予期せぬお弁当が回ってきました。

用意していたお弁当が余ったようで、

私のところに重松のお弁当が回ってきました。

これは、ラッキーです。

重松のお弁当は非日常的なので、嬉しいです。

毎日、重松のお弁当を食べていたら、

きっと飽きると思いますが、食べてません。

お昼のお弁当 重松のお弁当を食べながら

お弁当は3ついただきました。

私と奥さんと、もう一人の3名でいただきました。

お弁当を食べながら、話す話題は

当然重松のお店の話になりました。

2015年5月の私の誕生会に重松で食事会をした思い出が出ました。

回想 「日本料理 しげ松」で長女と奧さんの3人で、誕生祝いの会席です。

部屋に入ると、床の間に、エゾツツジと思われる、

枝振りの良い生け花が飾られています。

お部屋は、掘りごたつのお座敷で、「寿のお部屋」です。

6時の予約で、少し遅れて部屋に着くと、

女将の重松元子さんが、

満面の笑みでご挨拶に入ってこられました。

最初のお盆は、季節のお料理です。

まるで、小さなお盆の中に

世界が広がっているような、お料理の物語です。

ちまき、筍の和え物、沖縄のもずく、

タコ、玉子、からすみ、鯛の白子などを頂きました。

私はサービスマーケティングが専門でそのほか、

経営組織論、経営戦略論など学んだので、

それに合わせたお話をして、

まずは、最初の緊張感をほぐしました。

社員教育についてのお話です。

お料理についても、教えてもらえるのでしょうか。

これだけの、毎日変わるお料理を全て試食して、

味を覚えることは、調理人の仕事ならわかりますが、

配膳の仕事の方は、無理だと思います。

日本三大珍味のひとつ、このわたが出てきました。

日本三大珍味の記事を掲載すると、大変多くのアクセスがあります。三大珍味とは、くちこ、このわた、からすみです。

最初はビールで、その後は、芋焼酎の三岳に移ります。

三岳は、屋久島で見つけた芋焼酎で、それ以来、三岳のファンになっています。

早くも、稚鮎です。下の写真は、

しげ松のFacebookで見た若鮎ですが、

この若鮎を見たとき、早くも初夏の訪れを感じていました。

食べたいなと思っていた若鮎が、

今日のしげ松のお料理の中に出てきたので、

とても嬉しく思います。

今日のご飯は、土鍋で炊いた、

ホタルイカの炊き込み御飯です。

しげ松の女将さんは、お座敷を回っては、

ご予算に応じたお料理の説明をして回っているのです。

日本料理は、料理人が客を育て、

客が料理人を育てるという、相互関係にあります。

つまり、腕自慢と食通との、競争的関係にあります。

昔から、優れた和食をつくる料理人は、

お大尽が育てています。

優れた食材は、豊かな財力のある、

消費地に集まってきます。

お座敷で食べる和食の良さは、時間を忘れて、

ゆっくりと落ち着いて頂けることです。

いつの間にか、2時間以上も経過していました。

会食が終わり、お店を出る前に、

ご主人の重松良三さんと、女将の重松元子さんが、

おそろいでお見送りに出て来られました。

重松良三さんは、「料理の鉄人」最終回に大抜擢された、実力の持ち主です。

一流どころには、一流のお客様が集まり、

一流のお客様には、一流の食材が集まり、

そして、一流の料理人を育てていくことが、

今日のしげ松の女将さんとの会話で確認できました。

回想終わり

お昼のお弁当 重松の会食 回想からお弁当に戻ります

しげ松のお弁当は、

これを持って梅の咲いた野山に行けば、

梅見弁当になりそうな具だくさんのお弁当でした。

しげ松の女将さんは、フェイスブックで

ご自分のお店の料理を写真付きで紹介してくれています。

季節ごとに食べたいなぁと思うような優れた日本料理です。

それもそのはず、しげ松の女将さんの旦那さんは、

和食の達人として、テレビで紹介されたこともある、

一流の和食料理人です。

お弁当の面積の半分は具だくさんのおかず類で、

残り半分は白いご飯です。

ご飯の上には鯛の身をほぐした鯛めしです。

会食の機会が少なくなった

思えば家族が揃う機会が少なくなっています。原因は、

①私の権威が年々歳歳、時間経過とともに低下してきている。

②子供たちの生活が忙しくなって、

集まるのに都合がつかなくなってきた。

③いつでも会えると思うと、

つい、またね、と先送りになっている。

④集まる声掛けのリーダーシップを取る役目が曖昧になっている。

⑤その他

こんなことを思いながらお弁当を食べ進んでいます。

重松のお弁当 おかずが多いとお弁当が楽しくなります

私も頂いてみると、おかずが沢山あって、

何種類あるのか数えてみても、

指10本では足りないほどでした。

おかず類の具材が、一つ一つ味付けが違っていて、

具材を食べる度に鯛飯の方にも箸が行き、

ご飯とおかずを交互に忙しく噛みしめました。

添え物のように、ご飯の上に置いてあった沢庵は、

これがまた美味しくて、

お口直しのように沢庵を少し食べるだけで、

おかずの世界が変わって、

さっき食べた海老から、卵に移ったときは

沢庵の味で、海老の味がリセットされたようでした。

3人とも、お弁当のおかずを見ながら、

次は何を食べようかと、箸は迷っています。

話も聞いて相槌を打たないといけないし、

おかずを追っかけている目は、

話している相手の方に上向き加減で

視線を移しながらお弁当を食べ続けていました。

昼休憩の限られた時間でも外に出ないで、

美味しい弁当を食べると、無駄な時間が削られて、

話をしたので、胃袋も脳もお腹いっぱいになりました。

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