六甲高山植物園 僅かの時間と距離で、真夏の暑さから避暑ができました。(1)(2)
六甲高山植物園 真夏の暑さから避暑
暑い夏に手頃な避暑を考えると、六甲山が近くにあります。
六甲山は800メートルを超える高さで、木陰に入り風に当たると、ひんやりするほどの涼しさを感じました。
六甲高山植物園に寄って、お店で昼食を頂きました。
六甲高山植物園 ティールーム「エーデルワイス」
ティールーム「エーデルワイス」です。
「エーデルワイス」では、六甲山を軽登山する人達が、しばしの休息をしています。
どちらかと言えば、リタイアの年代の人達が多く感じました。
カメラを持っている人も、カメラと三脚を持っている人もいて、写真が趣味の軽登山であることも分かりました。
お昼は、ジャワカレーと、ハヤシライスを注文し、周りの景色を見ながら食べています。
六甲山の山頂近くの「エーデルワイス」では、空を見ると、白い雲がとても速い速度で移り変わっていることに驚きました。
雲がこんなに早く流れているのは、空に近いからだと思います。
六甲高山植物園は民営
六甲高山植物園は、入場料は大人600円です。
神戸の市営かと思っていましたが、案内を見ていると、民営だということが、後から分かりました。
民営だと、入場料が頼りです。一年間にどれだけ来るのでしょうか?気になります。
六甲高山植物園 は紫陽花がいっぱい
7月に入ると、アジサイが輝いて見えます。
湿地帯に咲く花は、保護のために、架け橋が歩道として掛けてあり、土を踏まないように、配慮されています。
日が当たらない木陰は涼しく、日が当たる直射日光は、真夏の暑さで、入園者の皆さんは、出来るだけ木陰を選んで歩いています。
ところどころで、奥さんに写真を写してもらいました。
写真を写している趣味の人達は、ひとつの花の前に三脚を立てて、立派なカメラで咲いている花の角度を選んでいました。
柵の隣は、六甲ゴルフ場です。
ゴルフ場では、暑い最中、ゴルフのプレーヤーが、ボールを追いかけて、炎天下の中でプレーをしていました。 2008年木)7月17日(
六甲高山植物園に、アジサイの花がこんなにたくさんあるとは、知りませんでした。
7月の六甲高山植物園のお勧めの花は、ニッコウキスゲ、カライトソウ、シモツケソウ、キレンゲショウマ、ナツツバキ、シチダンカ、ハナイカダ、キンロバイなどです。
これを追いかけて、見てまわります。
ニッコウキスギが見頃ということです。
どこにあるのか、地図を片手に、植物園を探してまわります。
だらっと歩くより、何かを探す目的を持って、あれかな?これかな?と尋ねながら園内をまわる方が、面白いのです。
途中に、休憩所があり、日陰で池を見ながら、目を山の峰に移してみると、素早い速度で、雲が流れ、すぐに大空のキャンパスが、描き変わっていることに気が付きました。
六甲高山植物園 で森林浴
素晴らしい青空です。森林浴とは、このことかと思いました。
日に当たる場所もあれば、緑陰の場所もあり、休憩所で一服するときのお茶は、とても美味しく感じました。
なんと、六甲高山植物園には、天皇陛下行幸記念碑がありました。
天皇陛下は、昭和天皇のことでした。
休憩所の中に、20分ぐらいで六甲高山植物園を案内する映像館がありました。
ここで、六甲高山植物園の歴史や、見所が、短時間で紹介されています。
お勧めのニッコウキスゲの群生を見つけました。
このニッコウキスゲの花は、朝顔のように、ハイビスカスのように、わずか1日で咲き終わってしまいます。
そんな知識を得ると、僅か一日で咲き終えるニッコウキスゲに、「お疲れ様」と声を掛けたくなってきます。
ユリの季節にもなっています。ササユリや、オニユリが咲いています。
入園料を払って、植物園を歩くときには、タダで野山に入るよりは、何かを見つけないとという目的意識が沸いてきます。
一応、7月を代表する花を見たので、満足して、植物園を出ます。
六甲山を下りるとき、天狗岩の見晴らし所で、灘区や、大阪湾の景色が一望できました。
この近くに、観光客の人達が、可愛がって餌をやり、人に懐いているネコがいました。かなり人気者のようです。
神戸空港も、大阪湾に向かって右側の方向に見えました。
六甲山の麓には、神戸大学のキャンパスが広がっている様子も見えました。
「松葉博雄の家はどこかな?」と、探して見ましたが、小さすぎるのか、確かめられませんでした。
六甲山から見て、「うちの家はここ」と、言えるぐらいになるには、相当高いお家か、相当広いお家です。
3時間ぐらいの避暑が終わり、ぐねぐねとまわるドライブコースを下りて、お家に戻ってきました。
下界では、30度を超える暑さです。早速、冷蔵庫からビールを取り出して、りんりんに、六甲山の話を聞かせてあげています。
2008年7月17日(木)