わずかの時間と距離で、北六甲の避暑地へ 六甲高山植物園 (1)

暑さを逃れて、北六甲の避暑地へ 牧野富太郎博士もしばしば訪れた六甲高山植物園 

六甲高山植物園は、

海抜865mの六甲山頂付近に位置する

暑い夏に、暑さから逃れる避暑地です。

六甲山

日本の植物学の父であり、

もうじき、生誕150年の牧野富太郎博士も

しばしば訪れたと聞きます。

冷涼な気候を生かして、どんな植物が咲いているか

楽しみです。

六甲山

さすがに、800メートルを超える高さの六甲山は、

木陰に入り風に当たると、

ひんやりするほどの涼しさを感じました。

六甲山

六甲山

植物園内のお店で、昼食を頂きました。

六甲山

ティールーム エーデルワイス です。

エーデルワイスでは、六甲山を軽登山する人達が、

しばしの休息をしています。

お昼は、ジャワカレーとハヤシライスを注文し、

周りの景色を見ながら食べています。

六甲山

どちらかと言えば、リタイアの年代の人達が多く感じました。

六甲山

カメラや三脚を持っている人もいて、

写真が趣味の軽登山であることも分かりました。

六甲山

六甲山の山頂近くの「エーデルワイス」で、空を見ると、

白い雲がとても速い速度で移り変わっていることに驚きました。

雲の流れをこんなに早く感じるのは、空に近いからでしょうか。

六甲山

六甲高山植物園は民営

六甲高山植物園は、入場料は大人600円です。

六甲山

神戸の市営かと思っていましたが、

案内を見ていると、民営だということが、

後から分かりました。

六甲山

民営だと、入場料が頼りです。

一年間にどれだけ来るのでしょうか?

気になります。

六甲山

六甲高山植物園は紫陽花がいっぱい

7月に入ると、アジサイが輝いて見えます。

湿地帯に咲く花は、保護のために、

架け橋が歩道として掛けてあり、

土を踏まないように、配慮されています。

六甲山

日が当たらない木陰は涼しく、

日が当たる直射日光は、真夏の暑さで、

入園者の皆さんは、出来るだけ木陰を選んで歩いています。

ところどころで、奥さんに写真を写してもらいました。

 六甲山

 

六甲山

写真を写している趣味の人達は、

ひとつの花の前に三脚を立てて、

立派なカメラで、

咲いている花の角度を選んでいました。

六甲山

柵の隣は、六甲ゴルフ場です。

ゴルフ場では、暑い最中、ゴルフプレーヤーが、

ボールを追いかけて、プレーをしていました。 2008年木)7月17日(

六甲山

六甲山

六甲高山植物園に、アジサイの花が、

こんなにたくさんあるとは知りませんでした。

六甲山

六甲山

7月の六甲高山植物園のお勧めの花は、

ニッコウキスゲ、カライトソウ、シモツケソウ、

キレンゲショウマ、ナツツバキ、シチダンカ、

ハナイカダ、キンロバイなどです。

これを追いかけて、見てまわります。

六甲山

ニッコウキスギが見頃ということです。

どこにあるのか、地図を片手に、植物園を探してまわります。

だらっと歩くより、何かを探す目的を持って、

あれかな?これかな?と、

尋ねながら園内をまわる方が、面白いのです。

六甲山

六甲山

シモツケソウを見つけました。

六甲山

途中に、休憩所があり、日陰で池を見ながら、

目を山の峰に移してみると、

ほんとうに早い速度で、雲が流れ、

すぐに大空のキャンパスが、描き変わっています。

六甲山

六甲山

六甲高山植物園 で森林浴

素晴らしい青空です。

森林浴とは、このことかと思いました。

六甲山

日に当たる場所もあれば、緑陰の場所もあり、

休憩所で一服するときのお茶は、とても美味しく感じました。

六甲山

なんと、六甲高山植物園には、

天皇陛下行幸記念碑がありました。

六甲山

天皇陛下は、昭和天皇のことでした。

六甲山

休憩所の中に、六甲高山植物園を案内する

映像館(所要時間20分)がありました。

ここで、六甲高山植物園の歴史や、

見所が、短時間で紹介されています。

お勧めのニッコウキスゲの群生を見つけました。

六甲山

六甲山

六甲山

このニッコウキスゲの花は、朝顔やハイビスカスのように、

わずか1日で咲き終わってしまいます。

六甲山

そんな知識を得ると、

わずか一日で咲き終えるニッコウキスゲに、

「お疲れ様」と声を掛けたくなってきます。

カライトソウを見つけました。

六甲山

ユリの季節にもなっています。

ササユリや、オニユリが咲いています。

六甲山

入園料を払って、植物園を歩くときには、

タダで野山に入るよりは、

六甲山

何かを見つけないとという目的意識が沸いてきます。

六甲山

一応、7月を代表する花を見たので、

満足して、植物園を出ます。

六甲山

六甲山を下りるとき、天狗岩の見晴らし所で、

灘区や、大阪湾の景色が一望できました。

六甲山

この近くに、観光客の人達が、可愛がって餌をやり、

人に懐いているネコがいました。

かなり人気者のようです。

六甲山

神戸空港も、大阪湾に向かって右側の方向に見えました。

六甲山の麓には、神戸大学のキャンパスが

広がっている様子も見えました。

六甲山

「松葉博雄の家はどこかな?」と、探して見ましたが、

小さすぎるのか、確かめられませんでした。

六甲山から見て、「うちの家はここ」と、

言えるぐらいになるには、相当高いお家か、相当広いお家です。

3時間ぐらいの避暑が終わり、

ぐねぐねとまわるドライブコースを下りて、

お家に戻ってきました。

下界では、30度を超える暑さです。

早速、冷蔵庫からビールを取り出して、

りんりんに、六甲山の話を聞かせてあげています。

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2008年7月17日(木)