大阪府立大学大学院経済学研究科北居ゼミ合宿 2日目
北居明先生は、社会人大学院生8名と同時進行的に将棋か囲碁を進めています~次の一手はどうしようかな?~
大阪府立大学大学院の北居ゼミの合宿2日目です。
朝食を済ませると早速、10時から1年生の発表です。
1年生のゼミ生の方は、テーマを何にするかを北居明先生に相談しながら、少しずつ研究テーマを絞り込んでいき、テーマに沿った参考文献を読むとか、資料を集めるように進んでいきます。
研究テーマの選択は、実際のところ社会人の場合は、仕事に繋がる問題が多くあります。論文の研究テーマでは、独自性と新奇性を求められます。
独自性と新奇性は、「この研究はまだ誰もしていません。私が考えました。」というレベルを求められます。激しい質問と、厳しい指摘の後、報告が終わると皆さんぐったりとしつつも、一つの達成感に満足し、軽い幸せな気持ちに包まれます。
一番大変なのは、指導教員である、北居明先生です。それぞれの報告に対して、先行研究を示し、参考文献を紹介し、テーマの妥当性をコメントするのですから、8名の相手と同時に将棋か囲碁をぐるぐる回りながら、ゲームを進めていくのと同じような状況です。
対戦相手は、先生が打った一手を目前にして、もんもんと悩みながら、次の一手を考えていくことになります。それはもう、大変なことです。
無事、全員の報告が終わった後は、全員で集合写真を撮りました。
皆さん、ご苦労様でした。お疲れ様でした。次の研究発表は9月です。それまで、次の一手を考えましょう!
★2006年12月の「がんこ寿司」大阪難波店での忘年会を見る
2006年7月17日