経営行動科学学会第9回年次大会は、名古屋大学教育学部野依記念学術交流ホールで行われました

大阪府立大学経済学部北居明先生の追っかけをゼミ生一同でやっています。

名古屋大学といえば、野依良治先生です。今日行くところはそこではなくて、経営行動科学学会に参加します。

神戸を出発するときのお天気は、薄曇です。新幹線の新神戸駅裏には、ゴンドラが見えて、もうすっかり秋です。

新幹線に乗って着いたところは名古屋です。新幹線の名古屋駅から地下鉄に乗って、名古屋大学に行きます。

途中見たのは、愛知学院大学の看板、南山大学の看板です。名古屋大学の看板もありました。地下鉄の構内に、電飾広告を出していることは、それだけ競争激化という感じがします。

もちろん、看板を見たからというだけで、入学許可は出ません。

名古屋大学に着くと、とても広いキャンパスには驚きました。

名古屋大学の広いキャンパスには、自転車がたくさんありました。自転車がなければ、隅から隅まで移動するのが大変です。

どこで今日は学会があるのかと、キョロキョロ調べてみると、風に倒れた看板が見つかりました。

今日の名古屋は、風が強く、せっかく立てた看板もなぎ倒されているようです。

そろそろお昼なので、ちょっと学会の前に腹ごしらえと思ってみても、ちょうど日曜日だったので、学校の食堂は閉まっていました。

そこで、近くのお蕎麦屋さんに行って、お蕎麦を食べました。店作りは、おいしそうな店なのですが、こんなに流行ったお店は慣れてないのか、昼時に重なってイライラするほど遅いのです。

なかなかすぐにはできないので、イライラしてやっと終わります。お蕎麦屋さんの「大桐」は、落ち着いて食べれば、きっとおいしいと思いますが、なにしろ時間があるので、お客さんは渋い顔で待っていました。

大急ぎで食事を済ませて、今日の経営行動科学学会の会場に行きます。

入口で参加費を払います。参加費は、大学院生だと3000円です。もし、一般の方であれば、8000円です。

そもそも、なぜ、経営行動科学学会に出席したのかといえば、大阪府立大学大学院経済学研究科の松葉博雄のゼミの先生である、北居明先生が今日、学会で研究発表をされるからです。

学会の受付で抄録をいただきました。

北居明先生の今日の発表は、「理念の浸透方法が及ぼす影響に対するコミットメントの媒介・仲介効果」です。羽衣国際大学人間生活学部の田中雅子先生との共同発表です。

北居明先生は、田中雅子先生と発表の時間を半分ずつ分担しての発表でした。

松葉博雄は、一番前の席で、熱心に北居明先生の発表を聞いています。そして、質問の時間には、真っ先に手を上げて、質問をしました。

今日は、大阪府立大学大学院社会人院生のみなさんが学会に参加して、まるで北居ゼミのようなパワーがありました。

参加したのは、薗田章恵さん、福田隆吉さん、古田克利さん、上羅和博さん、池邊美佳さん、江口尚さんと松葉博雄の合計7名のゼミ生です。

北居先生の発表が終わったあと、ゼミ生一同で記念撮影です。

北居明先生の発表の後、日本大学の田中堅一郎先生の発表は、『「成果主義的人事施策“悪玉”説」はどこまで本当か-組織の機能を阻害する従業員の「困った」行動に関する研究(6)-』でした。

ふたつの研究発表を聞き、記念写真を撮ると、もう学会に来た目的が終わりました。直ちに、次の予定の行動に移ります。

名古屋大学東山キャンパスを少し散策してみました。大きな街路樹のある、メインストリートには、秋の寒々しい風が吹き抜け、都市と違う、田舎と違う、住宅地と違う、いかにもキャンパスらしい乾いた空気が吹き抜けていきました。

大急ぎの学会出席でしたが、同じようなテーマを研究している、著名な研究者の先生方ともお会いできて、「この方が、あの本を書いた有名な先生なんだ」と感心しました。

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2006年11月12日(日)