がんこ寿司 大阪難波店で北居明先生を囲み、忘年会がありました。「真実の瞬間」を体験しました
大阪府立大学大学院の北居明先生のゼミでは、今日は、ゼミの終了後、忘年会の予定になっています。
忘年会に先立ち、研究発表は、今、2年生は修士論文も真っ最中で、発表できる状態でないので、1年生の方が、今後どのようなテーマでどんな方向で研究を進めるかというアウトラインを発表することになりました。
社会人大学院生の特徴は、皆さん、それぞれ仕事の専門分野を持っていることです。
松葉博雄の周りには、会社経営者、学校の先生、公務員、民間企業の社員、税理士、中小企業診断士、社会保険労務士、医師など、専門性に溢れています。
8時半を目安に研究報告は終わり、これから難波の「がんこ寿司」へ忘年会に行きます。
このお店は、前にMUKKの会で利用したことがあります。
今日は鍋料理とお寿司です。個室に入り、少々秘密の話を話しても、大丈夫です。
松葉博雄は、北居明先生の隣に座ります。いろいろ研究についてお尋ねするには、近いほうが都合がいいからです。
ビールの強い人は、たくさん注文してたくさん飲んでいいようで、どんどん頼んでいます。
今日の担当のサービス係りの女性の方が、とても対応が良いので、松葉博雄は、この方に関心が沸き、インタビューしたくなりました。
まず、お名前を尋ねて、名刺をいただきました。お名前は、美里さんです。
美里さんは、今、大学4年で、来年の春の就職が決まっているようです。
美里さんがサービスの面でいわゆる「真実の瞬間」ということを感じさせてくれました。
それは、ビールを注文するときに、ある人が「5本持ってきてください。」と言いました。
松葉博雄は、もうそろそろ、終わりに近いので、5本はちょっと多いのではないかと思って、幹事さんに話しました。
それを美里さんは廊下に出るときに、チラッと聞いて部屋に戻ってきて、「じゃ、3本にしましょう」と、手配してくれました。
美里さんの考えでは、「一度に5本を出すと、ビールが部屋の温度で温まるので、徐々に冷えたままで出したほうが美味しいのではないか」という意見でした。
「なるほど、これは素晴らしい気配りだ」と思ったのは、そういうことです。お客様が今、何を望んでいるか、瞬間に判断して、お客様の要望に応えることは、サービス精神がとても旺盛だと感じます。
がんこ寿司の社長で、今の会長さんの経営が、素晴らしいというお話も聞きました。就職試験を受けるときに、「がんこ寿司」で体験したサービスの話などが、就職試験の面接のときに大変役に立ったようでした。
最後に集合写真となります。もちろん、シャッターは、美里さんにお願いしました。
今日の参加者は、皆さん、年末の忙しいときに、論文提出の締め切り間近に、全員がそろいました。
北居ゼミの素晴らしさは、皆さんがよく集まることです。
2006年7月の夏の合宿、2006年11月の名古屋大学での経営行動科学学会でも、北居ゼミのゼミ生は、素晴らしい結束をしています。これも、北居明先生のお人柄でしょうか。
2006年12月14日(木)