クリスマスは、イエス・キリストの誕生日ではありません。キリストの教えが生まれた日です
クリスマスは、イエス・キリストの誕生日ではありません。キリストの教えが生まれた日です。イエス・キリストの誕生日をクリスマスと思っていたら、どうやら違うようです。
今日はクリスマスイブの12月24日です。
奧さんから、
「クリスマスイブだからお寿司を食べたいわ」
と提案がありました。
そこで、明石海峡大橋が真っ正面に見える、
岩屋の正寿司に行く事になりました。
入り口に
「中学生以下のお子様は入店をご遠慮下さい」
と書かれているので、
孫達を連れてこの美味しい
正寿司に来る事は出来ていません。
正寿司のオーナーは、
髪の色が変わっていました。
どうしたのかと尋ねてみると、
ミシュランがお店にやってきて、
正寿司をミシュラン推薦の店にしてくれて、
大阪で選ばれた店のオーナーが集まって、
祝賀会をしたそうです。
その時に、少し写真写りが良いようにと、
髪の色を明るく戻したそうです。
奧さんにクイズです。
明日はクリスマスで、
今日はその前日のクリスマスイブです。
では、
クリスマスとは、何の日でしょうか?
と尋ねると、
当然、クリスマスとは、
イエス・キリスト様の
お誕生日だという答えになります。
本当にそうなん?と、
じっと顔をみて尋ねると、
え!そうじゃないの?
と、やや心配になってきています。
子どもの頃、イエス・キリストが生まれたのは、
馬舎だとか、羊飼い達が外で生活している、
干し草の中で育ったとか、聞いていました。
松葉博雄も、幼稚園の時に、
そのように移動教会で聞いていました。
しかし、キリストが生まれた
と言われるイスラエルのベツレヘムでは、
12月の25日といえば、
雪が降るほどの極寒の地です。
こんな寒いところの草むらで育つ訳がありません。
不思議に思って学生になったとき調べてみると、
やはり12月25日は、
イエスキリスト様の誕生日ではありませんでした。
では、いったい、クリスマスは
何を祝っているのでしょうか?
調べてみると、諸説があります。
中でも有力なのは、
クリスマスは、
キリストの教えが生まれた日になっています。
注)映像出典 Wikipedia
つまり、イエスとキリストの、
人間の誕生ではなくて、
冬至を祭る日とか、
キリストの教えの誕生の日とか、の説があります。
これを聞いて、奧さんは驚いています。
てっきり、イエスキリストの誕生日だと
信じていたようなので、
松葉博雄は奧さんの夢を壊してしまいました。
仏教でも 誕生日と布教が始まった日があります
仏教では、ブッタが教祖です。
ブッタの誕生日は4月8日(旧歴)で
この日は花祭りとなっています。
ブッタが教えを初めて説いたのは、
インドの鹿野苑で、初転法輪と言われています。
ブッダが、初めてその教えを説いた、
初転法輪の頃から、仏陀が説いた事は、
私達に、人生は苦しみの集まったもので、
その苦しみから逃れるには、
どうすればいいのかという、
ごく分かりやすい話の内容です。
正寿司のお寿司は、
とっても美味しい味わいでした。
入り口には、ミシュランの推薦を受けた事を聞いて、
友人がお祝いの胡蝶蘭を贈ってくれたそうで、
お店の入り口に飾られています。
2015年12月24日(木)