淡路市 花さじきの景色は、周囲がなだらかな丘陵地です。ドイツの丘陵地に似ています。
淡路市 花さじきの景色は、ドイツの丘陵地に似ています。しかし、ドイツの丘陵地からは海は見えません。花さじきには、けしの花、藤の花が咲きそろっています。 淡路(5)
ドイツを訪問した時、
ドイツの地形は、なだらかな丘陵が続いて、
牧畜に向いていることがわかりました。
なだらかな丘陵地は、
ぶどうの栽培に向いていることも、わかりました。
ドイツの丘陵地は、緩やかな坂で、小麦畑や、家畜用の牧草地が広がっています。
ここ、花さじきでは、
周囲がなだらかな丘陵地です。
その丘陵地を切り開いて、牛の放牧と、
花の広がる、花さじきを作っています。
季節毎に、花を植え替えているようです。
前回冬に来た時は、
丸坊主のような花さじきでしたが、
5月の今では、ケシの花が咲いています。
芥子の花は、一歩誤ると、
麻薬栽培に繋がるので、
誤解を受けないように、
認可されたケシを選ばないといけません。
禁止されているのは、
アツミゲシ(セティゲルム種)Papaver setigerm です。
北アフリカ原産の1年草で、
愛知県の渥美半島に帰化して大繁殖していたことから
アツミゲシの名があります。
ケシによく似ていますが、
全体に小さく、まばらに小剛毛があります。
高さ30~80cmで、枝分かれし、
葉は狭心臓形で、縁はギザギザになっていて、
葉の付け根は茎を抱いています。
花弁は4枚で、基本性質は紫色花とされますが、
まれに紅紫色花もあります。
繁殖力が強く、
空き地などに野生化していて
しばしば取り締まりの対象になっています。
今日は、藤の花を観に来たつもりですが、
藤の花は、早くも盛りが過ぎていました。
藤の花の周りには、大きな、
クマバチのような蜂が飛びかっています。
詳細に見ていけば、藤の花の中にも、
今が見頃の花の房がありました。
桜の花見と同じように、
藤の花を見るのも、
見頃があるものです。
こうなると、以前に訪れた、朝来市の山陰一の藤公園の藤棚を、思い出します。
今日は、素晴らしいお天気です。
向こうの方には、大阪湾が、
その左側には、明石海峡大橋が見えます。
すみれの花を使って、
小学生が書いた絵をもとに、
花で絵を書き換えています。
汗ばむようなお天気なので、
ここは奮発して、びわ味のソフトクリームを、
奧さんと一人1本ずつ買おうとすると、
奧さんは、1本のソフトクリームで、
そのクリームを、ちょっとだけ舐めさせてもらったらいい、
ということで、2本のつもりが、1本になりました。
こんなところで、
ソフトクリームの節約をしなくても良いのですが、
まあ、気持ちを汲んで、
びわ味のソフトクリームを1本買って、
80%対20%の比率で、交代して頂きました。
これまで気がつかなかったお店がありました。
売店のすぐ角の、奥まったところに、
天ぷら屋さんがありました。
このてんぷら屋さん、
最近出来たのかなぁと思って尋ねてみると、
もう10年も前から、
この天ぷら屋さんをしているようです。
食事をした後なので、
玉ねぎと、小エビの天ぷらを、一個ずつ注文しました。
このお店の方は、お話をすると、
とても愛想の良い対応をしてくれました。
天ぷら油も、毎日入れ替えているそうです。
玉ねぎも、小エビの天ぷらも、
とても美味しくて、食事前なら、
もっともっと注文したいところです。
世間は狭いもので、
この天ぷら屋さんのお嬢さんと、
かつみのお嬢さんとは、
学校が一緒の、同級生だそうです。
天ぷらを頂きながら、
天ぷら屋さんの話を聞くと、
この場所は少し奥まっているために、
一般のお客様には、目に入らないのか、
気付いて頂けないそうです。
商売は立地8割とは、ここでも納得です。
2015年5月7日(木)