ドイツ ボン市 みどり溢れる国立公園 牧場をサイクリング ドイツ旅行記(35)
投稿No:7956
子どもがお父さんと一緒に遊ぶ時間がとれます。緑溢れる時期に、 ドイツの牧場をサイクリングできて、 リラックスできました。ドイツ ボン市のみどり溢れる国立公園 、リラックスする日です。予定のないリラックスした時間を、過ごします。ドイツ旅行記(35)
ドイツ ボン市のみどり溢れる公園、
リラックスする日です。
予定のないリラックスした時間を、
緑に囲まれた牧場でリラックスして過ごします。
昼食前に、娘婿のKちゃんに誘われて
近くの国立公園に自転車で行ってみることにしました。
ボン大学から、松葉博雄用の自転車を
一台借り受けて、準備をしてくれていました。
これから自転車で廻る地域は、
国立公園なのですが、入場は無料です。
孫のU君も、夕食前にこの国立公園の
入り口の前にある児童公園に来て、
砂遊びや遊具で遊んでいるそうです。
職場を定時で終われば、
男性もすぐ家に帰って、
女性が食事を作るまで、
子どもを公園に連れて行き、
親子で遊んでいる人も多いようです。
子どもがお父さんと一緒に遊ぶ時間がとれます。
国立公園は、かなり大きな自然公園で、
自転車は右側通行と決まっています。
神戸だと、六甲山国立公園に、
六甲山牧場や高山植物園もありますが、
公園まで行くに、
標高差800メートルほどのアップダウンがきつく、
自転車で廻るような平坦な道ではありません。
頭の中には、ドイツの見るものが、
ほとんど日本や神戸のものと比べています。
例えば、公園の空気は7月なのにかなり涼しく、
六甲山に登った程の冷気を感じます。
遠足の児童たちが、
先生に連れられて歩いているのを見ても、
日本だとこうだなぁと比べています。
猪や鹿などが、広い柵の中で飼われていました。
イノシシは近づくと、
餌をくれると勘違いし寄って着ます。
鹿の角は、日本シカとは
かなり違ったトナカイのような角をしています。
広い牧草地で、これだと緊張のない、
リラックスした環境です。
鹿の柵は、区別されて飼育されています。
鹿の種類によっては、喧嘩するのでしょうか?
自転車に乗って、ゆっくり奥に入っていくと、
間伐が十分に出来ていない森のようで、
木は密集して、
光が十分に当たらないのか細いままで育っています。
しばらく道なりに沿って自転車を漕いでいると、
草原が視界に広がって来ました。
草原を更に進んで行くと、
牧場があり、馬が8頭、円陣を描いて
丸く固まっています。
馬も、リラックスした感じです。
神戸で馬を見ること事態が珍しく、
更に、牧草地で8頭もの馬が群れているのには、
近年にない自然への興奮を感じます。
牧場の、更に奥に進んで行くと、
牧草を乾燥してしまっている倉庫がありました。
馬を運ぶための、専用のキャリアもあります。
草原にある大きな木には、
何かオレンジ色の実が、
驚くほどびっしり実っています。
なんの実でしょう?
アンズの実でしょうか?
熟れた実は、地面に落ちて、
踏まれてしまっています。
これだけの実が実りながら、
誰も獲りに来ないなんて、随分落ち着いた、
おっとりとした農場だなぁと思いました。
ワンちゃんを連れて、
散歩に来ているグループが
四つ角で集まって、犬友達になっています。
やや中高年の方が中心で、
リラックスした感じです。
犬の話から、年金の話まで続いているのでしょうか?
牧場の奥を折り返し地点とし、
来た道をもう一度たどって、
公園の入り口まで戻って来ました。
所要時間はおよそ1時間です。
リラックスした1時間でした。
牧場に馬を放牧するのは、
一定の期間をおいて、
サイクルで牧場を使っているようです。
秋になると風が強くなり、
冬になると雪が積もり、
春になると花が咲き、
夏になると1年で一番いい時期になってきます。
風が心地よく、光が輝き、
緑溢れるこの時期に、
ドイツの牧場をサイクリングできて、
リラックスできました。
大変非日常的な思い出になりました。
2011年7月13日(水