神戸まつりは、雨でした。

神戸まつりは、5月の五月晴れがよく似合います。雨の中のパレードは寒そうです。

神戸まつりが雨にたたられることは、時々あります。

お祭りは、晴れの日を想定しているので、雨の日に神戸まつりをするという心構えは出来ていません。

雨が降れば、気温も下がり、パレードに参加している人達は、体も雨に濡れて、寒そうです。

特に気の毒なのは、神戸まつりを盛り上げる、サンバチームです。

子供達のサンバチームも行進していて、応援している保護者も心配そうでした。

思い出すのは、松葉博雄の娘が、幼稚園の頃、神戸まつりのチームに参加して、パレードをする頃、雨が降り出して、衣装も体も、雨にぬれた思い出があります。

おまつりを道路の両脇から見ている人達は、皆さん傘をさして、雨に濡れないようにしています。

人垣の後ろから、パレードを見ようとすると、写真を撮ろうとすると、障害になるのは、他人の傘と自分の傘です。

傘の隙間から、体を低くして、写真を撮ろうとすると、自分の持っている傘が、邪魔になってきます。

パレードに参加する人達は、出来るだけ笑顔を振りまいて、皆さんの応援に応えています。きっと、寒いはずです。

オープンカーに乗って、傘をさしてでも、道路に向かって、応援の人に向かって、手を振るのは、応援の人に対する積極的な対応に見えます。

ところが、どこかの都市のミスさん達は、オープンカーから、通常の車に代えて、窓ガラスも閉めて、車の室内から、お愛想程度の手を振っているミスさん達もいました。

そんな中で、応援したくなるのは、雨にも負けず、薄着で行進している、バトントワリングの少女達です。

毎年、サンバチームが集まる、パレードの道とは違う地区に行ってみました。雨で人出が少ないせいか、道路の使用面積は、狭められていました。

賑やかなサンバのリズムが、力強く聞こえてきません。楽器の担当者も、雨で濡れたまま演奏するのが難しいようです。

サンバといえばブラジルですが、日本でも、神戸以外に、多くの都市で、サンバチームがお祭りに参加しています。

浅草、浜松、草加、所沢、大須、川口、板橋、相模原、練馬、などが、お祭りにサンバを取り入れています。

今年の神戸まつりは、回を重ねて、第43回目になります。ほとんど、我が社と同じくらいの歴史です。

昔は、みなとまつりでしたが、みなとまつりは、神戸まつりに名前がかわり、賑わいも段々大きくなってきました。知ってる人が出ていれば、雨の中でも長い時間応援するのですが、今年は風邪もひいているので、例年より早くパレードを見るのを終えました。

2013年5月19日(日)