グルメ感想です:冬のグルメになってきました。牡蠣、白子、はぎ、 蟹、銀杏は、冬のグルメです。

グルメ感想です。食材は、冬のグルメ食材に変わっています。牡蠣、白子、はぎ、 蟹、銀杏は、冬のグルメです。 【お魚 きりゅう】

グルメ感想です:お父さんの昔話を聞きながらのグルメになってきました。牡蠣、白子、はぎ、 蟹、銀杏は、冬のグルメです。

社員の皆さんとの会議の後で、家族のメンバーで夕食に行きます。今夜のお店は、以前に紹介したことのある「お魚 きりゅう」のお店にしました。

前回は2012年9月に来ています。そのあと、さんぷら通信 第8号(10月号)に掲載して、お店の紹介をしました。さんぷら通信の見本紙を30部、お店にお送りしています。

そのことがあったので、個室の席に着くと、早速、店長の古村和久さんがテーブルまでお礼のご挨拶に来られました。

店長を任されて、お客様から喜んで頂くのが一番嬉しいのですが、さんぷら通信のような広報紙に、お店の事やお料理のことが、詳しく紹介される事はこれまで無かったので、とっても嬉しかったそうです。

なるほど、これが良循環です。お客様が喜ぶ顔を見て店長は嬉しい、店長が喜ぶ顔を見て松葉博雄は嬉しい、と、このように良い循環が連鎖しているのです。

お店で感謝の言葉を聞いてからのスタートなので、何だか今夜の食事も美味しくなりそうです。やはり最初はお通しです。これは断れない事になっています。

里芋サラダは少し塩が強く感じました。ビールで流せば塩気も流れてしまいます。

鱈白子です。ポン酢、塩焼き、醤油焼きが選べますが、ポン酢を頂きます。

食事が進むにつれて、会話は当然会社経営に繋がる話になってきます。コンタクトレンズ業界は秋から暫くはシーズンオフが続いていました。それが、12月に入ると少しずつ上向いてきます。

ビールを飲んでいるとお腹が張るので、吟醸酒を冷やで頂いています。これから12月に入ると、中旬頃には賞与の時期が来て、さらにクリスマスの歳末商戦に入ってきます。

きりゅうの女将さんが、蟹はどうですかと勧めてくれたので、焼き蟹を頂くことにします。待っていると、ほんの少しの松葉蟹で、もう少し太めのサイズかと思っていました。

次はカキフライです。そろそろ坂越の牡蠣が美味しくなるころです。広島から送られてきた牡蠣ですら、生産地は坂越と書いていたことがありました。

兵庫県は溜池が多いので、レンコン作りが盛んです。そこで、次はレンコンです。レンコンを皮付きのまま、香ばしく焼いています。

忘れていたことを、おやっと記憶を呼び起こすようなことが、子ども達が料理を注文するときにありました。それは、焼き銀杏です。子どもの頃、家の庭に大きな銀杏の木があり、秋になると銀杏がたわわに実っていました。

台風でも来れば、翌朝は、ご近所の人が落ちた銀杏の実を拾いに来ていました。銀杏の実を取り出すには、銀杏の果実部分を除去する必要があります。これがとても臭いのです。

近くの川に行き、桶に水を入れ、銀杏の実を潰すようにして、川の水で流しながら銀杏の実を洗い流し、やっとの思いで銀杏の実を収穫していました。この時、素手で銀杏の皮を洗うと、肌がかぶれて大変なことになっていました。

こんな思い出があるので、銀杏の実をお金を出して買うことがありませんでした。焼いた銀杏の実は、食べやすく割られていて、焦げ目がついて、香りもして美味しそうです。

かわはぎの唐揚げと、その次は、白子の醤油焼きです。

ここまで、次々に取り次ぎの窓から、料理の受け渡しがあると、もうお腹はいっぱいになりました。最後は、いちごや小鉢のデザートです。

松葉博雄のお父さんとしての昔話を聞きながら、今日の食事会は終わります。子ども達に色々な事を伝えないといけないと思っていても、なかなかその機会はなく、今夜のように食事をしながら、軽い形で、重い話を入れていき、なんとか相伝していきたいものです。

2012年12月1日(土)