神話でマーケティング 洲本市 安乎(あいが)岩戸信龍神社 見事なマーケティング方法です。

投稿No:9699

神話でマーケティング   安乎岩戸信龍神社 洞窟から鳥居を見ると、そこには何が?

淡路島の形に見える 安乎(あいが)岩戸信龍神社

見事なマーケティング方法です。

神話で人を集めて、売りたい製品・商品へ誘導しています。

 日本神話の中でも有名な一節・

天照大神(アマテラスオオミカミ)の

岩戸隠れの神話に登場する洞窟「天岩戸(あまのいわと)」。

この神話に似せた神社を最近建立しています。

神話を題材にした、若者向けのパワースポット

SNSでも拡散中で、休日は観光客で溢れています。

ネットで見つけて、私も行ってみました。

毎週の習慣にしている、

プールへ行こうとしたある日、

なんと、プールがお休みの日でした。

予定がなくなってしまったので、

何をしようか考えたところ、

秋晴れの気持ちの良い日だったので、

最近SNSでよく紹介されている

淡路島のスポットへ行ってみようと、

奥さんとドライブへ出掛けることにしました。

目的地は、安乎(あいが)岩戸信龍神社です。

洲本市の国道28号線沿いにある、

これまでは無かったパワースポットです。

「安乎岩戸信龍神社(あいがいわどしんりゅうじんじゃ)」

と読みます。

駐車場が完備されているので

車を停めて、さっそく鳥居の方へ歩いてみました。

こんなところに?

という場所に鳥居が建っています。

鳥居の前には、この神社の謂れが書かれた

石碑が設置してありました。

安乎岩戸信龍神社は 2021年建立

洲本に通じる国道28号線はよく利用していました。

これまでなかった神社です。

2021年に廃跡となっていた岩戸神社が、龍をお祀りして

「安乎岩戸信龍神社」として再興されたそうです。

現在は龍が祀られてるそうですが、

龍をお祀りすることになった、

龍と神様の伝説が石碑に書かれています。

 

誰かが創った 神話のストリー

「岩戸神社は以前、小さな神様が住んでおり、

一匹の龍が神様を守って一緒に過ごしていました。

龍が神様の用事で祠を留守にしている間に、

地元の人達が小さな神様を、今よりも大きな

安乎八幡神社へ移動したそうです。

そうとは知らずに戻ってきた龍は、

いつか神様が戻ってくるはずと信じて、

今も神様のいなくなった祠で

待っていると伝えられています。」

要約すると、以上の事が書いてありました。

検証することができない、神話のストーリーです。

読み終えたら鳥居をくぐり、

道なりに進んでみます。

看板も鳥居も、足元の砂利と飛び石も

どれもとても新しくて、綺麗です。

ここは一体どういう神社なのでしょうか。

誰が再興したのでしょうか。

すぐ横は、国道28号で、車が走っています。

道なりに進んでみると、

2つめの鳥居が現れました。

この奥は自然の洞窟になっているようです。

 

鳥居の奥に祠が

薄暗い洞窟の中に入ってみました。

洞窟は浅く、鳥居をくぐると目線の先には、

神様が祀られている祠があります。

木肌もきれいな新品の、小ぶりの祠です。

提灯もついていて、間接照明もあり、

中は明るくなっています。

さっそく、お参りをしました。

提灯には、龍の絵が描かれています。

だんだんと疑問が湧いてきます

祠はとても綺麗で立派です。

電気も引かれ、照明も効果的です。

一般に、神社を再興すれば、

氏子や寄付金が銘記されていますが

そんなものは、見当たりません。

ここまで観察すると、これは信仰ではない

神話のマーケティング手法ではないか?と

疑問が湧いてきました。

もし、マーケティングのための神話と

神社らしい祠と、お賽銭箱を用意したのであれば

信仰心を欺く、不心得な仕組みにも思えます。

小さな祠の奥へ回ってみると

ライトアップされていました。

このライトは、紫色をしていました。

異様な雰囲気です。

細部までよく見てみると、

創りたてのようにとても綺麗です。

帰り道の方向へ振り返ると、そこには?

お参りも終わったので、帰り道の方へ振り返ると

鳥居とその向こうに大阪湾が見えています。

ポイントはそこではなく、

洞窟の入口の形を見ると

、ある形に見えると言います。

それが、この神社の有名なもう一つの見どころです。

なんと、この洞窟の入り口の形は、

淡路島の形だと言われているそうです。

言われて見れみれば、

わからなくもありません。

上の先端部分が岩屋になります。

オートバイ神社が併設

来た道を戻り、駐車場まで戻ってきました。

同じ敷地内には、小さいですが、

オートバイ神社が併設されています。

ツーリングに来る人たちが、

このオートバイ神社でお参りをしていくそうです。

また、その隣に

無人の社務所がありました。

こちらでは、自動販売機で御守りが売られていて、

おみくじもできるようでした。

御朱印は販売されていないものの、

スタンプと朱肉が置かれていて、

自由に押印できるようです。

「AWAJI」のオブジェ

道路を挟んで南側には、

今、SNSで人気の、「AWAJI」の文字の

オブジェが設置されています。

この神社となにか関係があるのでしょうか?

この神話の謎解きのためにオブジェの方へ

足を運んでみることにします。

ここで、神話を使ったマーケティングの謎が分かりました。

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