SDGsの実践 使い捨てコンタクトレンズの空容器 ブリスターパック どんどん回収が進んでいます

投稿No:9657

海洋プラスチックは 海洋環境において極めて大きく 深刻な問題です SDGsの実践 どんどん溜まるブリスターパック 2か月弱で こんなにもたくさん集まりました

どんどん溜まるブリスターパック 

SEEDの担当者である、

山下さんと中野さんが溜まったブリスターパックを

取りに来てくださいました。

今回も大きな袋パンパンに、

6袋分溜まっています。

前回、溜まったブリスターパックの引き取りを

お願いしていから、

二ヶ月もたたないうちに

またもこんなにもブリスターパックを

回収することができました。

この活動は、少しでも

捨てられるプラスチックを減らすためにと

株式会社シードが行っている

BLUE SEED PROJECTです。

ゴミとして捨てられていているより

資源として再利用するよう、回収しています。

私たちの生活に欠かすことのできない

プラスチックですが、

その不適正な処理が

海の生物に被害を及ぼしています。

プラスチックは全世界の海洋に広く分布し

その量は着実に増大しながら

海洋環境において極めて大きな

深刻な問題になっているのです。

海は、地球の表面の約7割を占め、

大きな水の循環機能を有しています。

水が循環することにより、

気温や気候の安定化など

地球のシステムを支えています。

また、海自体が大きな生命圏を構成し、

多くの命を育んでいます。

今までは、海に流出してきたごみは、

巨大な海の循環による

自浄能力により処理されてきました。

しかし、流出し続けるごみの量に、

自浄能力が追い付かなくなってきているのです。

(参考:国民生活センター

海洋に及ぼす、様々な影響を

回避するためには、

可能な限りプラスチックが

海に流出されることを防ぐ必要があります。

海洋生態系は、地球上で

最も重要な生態系の一つであり、

多くの生態学的、

経済的な利益を提供しているのです。

使い捨てコンタクトレンズの空ケースは、

メーカー問わずほぼすべて

不純物などが含まれない

ポリプロピレンが使用されており

素材は高品質なのでリサイクルに適しています。

回収したブリスターパックは

物流のプラスチックパレットに生まれ変わります。

このように、使用後の製品を

再利用するなど適切に活用し、

資源の無駄を省く循環型のシステムを

サーキュラーエコノミーと呼びます。

サーキュラーエコノミー

サーキュラーエコノミーとは、廃棄物をなくし、

資源を循環させ、自然を再生するための

循環型の経済システムのことです。

サーキュラーエコノミーは経済システムであり、

廃棄物のソリューションである

リサイクルとは根本的に異なります。

サーキュラー・エコノミーは、

原料調達段階から再利用を前提とし、

従来廃棄されていた物も原料として再活用する事で、

できるだけ新たな資源を投入する事無く

循環させていく事を目指しています。

山下さんと中野さんも

この短期間での、この回収量に驚いていました。

ブリスターパックを捨てないで溜めて

店舗まで持ってきてくださるお客様には、

とても感謝をしております。

これからも、この活動に賛同し、

海洋環境の保全をはじめ、SDGsへ取り組み、

より良い未来へ繋げていきたいと思います。

SDGs 関連記事 アーカイブ