日銀破綻はあるのか?

投稿No:8033

三菱UFJ銀行三宮支店の上崎大地さん橋村優花さんと、日銀破綻はあるのか、について意見交換をしました。

日銀破綻はあるのか?

三菱UFJ銀行三宮支店の上崎大地(じょうさきだいち)さんと橋村優花さんが、年末のご挨拶に来られました。

お持ち頂いたのは、2019年のカレンダーと手帳です。

上崎大地さんは、長崎出身です。

でも、長崎とのご縁はかなり希薄になっているそうです。

上崎さんが銀行に入った頃は、バブル経済終焉の頃で、銀行はBIS規制を意識して、自己資本比率を高めるために内部留保に努めて、貸出を控えていた時代だったそうです。

銀行に入ったのに、貸出を抑制されてたことに驚いたという体験談を聞きました。

銀行の金融の専門家が来られたので、この機会に私も財政と金融のお話をして、知識を磨きたいと思いました。

藤巻健史著「日銀破綻」

最近私が読んでいる本は、藤巻健史参議院議員の書いた、「日銀破綻」です。

安倍晋三内閣総理大臣が2012年12月から始めている、いわゆるアベノミクスの異次元緩和は、この先出口があるのかどうか、まだ十分な議論がなされていません。

日本政府の欺瞞

中央銀行である日本銀行が絶対してはいけない事をしています。

それは、国債の引き受けです。

もし、政府が財源に困って、金策として中央銀行に国債を直接引き受けさせるような事があれば、戦前の日本政府が行ったような、財政規律が破綻します。

そこで政府は、一旦国債を市中で消化させ、国債を買った金融機関はその国債を日本銀行に持ち込めば、日本銀行が金融機関から国債を買い取る間接引き受けの方法をとっているのです。

なんだか、パチンコ屋の景品を隣接する福祉事務所に持って行けば現金に変わり、パチンコ屋さんは直接現金を支払っていないという理屈と似ています。

止まらない国債依存

2016年の国債残高は1053兆円に膨らんでいます。

そのうち日本銀行が買い取った国債は、たまりに溜まって450兆円弱です。

日本政府が2018年に発行した国債発行高は、新発債でも、34兆円です。

これに借り換え債が42.4兆円で、合計76.4兆円が発行されています。

この結果2018年3月末では、日銀が保有する国債は、448.3兆円です。

これがどれだけ巨額な国債であるかといえば、外国と比較してみると分かります。

(財務省ホームページ参照)

一国の一国内総生産であるGDPに対する国債の比率を比べてみると、日本は236.0%、アメリカは108.6%、イギリスは86.3%、ドイツは59.8%、フランスは96.3%、カナダは86.6%です。

財政破綻は、問題になったイタリアでさえ、129.7%です。

2019年度の国家予算の枠組みがほぼ決まりました。

それによると、2019年度予算規模は101.4兆円です。

その内、税収による歳入は62.5兆円で、国債発行高は32.7兆円です。

家計に例えて言えば年収が625万円の家庭が、1千万円を超える生活をしているようなものです。

足りない額は借金を続けています。

そんな生活が続くかどうかは、考えてみれば分かります。

では、どんな状況になるのでしょうか?

株の暴落、国債の暴落、円の暴落懸念

藤巻健史先生の意見では、ある日突然何かのきっかけで、株の暴落、国債の暴落、円の暴落が始まると予想しています。

こんな事が本当に起きるのかどうか、日銀破綻はあるのか?と尋ねても三菱銀行の行員としては、起きますとは言えません。

では銀行としては、Xデーに対して、備えは始まっているのでしょうか?

これも三菱UFJ銀行のトップの方が考える事なので、一般行員の皆さんには分からないことです。

橋村さんは優秀行員

年末の挨拶に来られたのに、大きな話になってしまったので、橋村さんのことについての話になったのは終わりの頃です。

行員として3年目になったので、仕事は段々と幅が広がり、面白くなったそうです。

上司の上崎大地からの橋村優花さんの評価は、とても優秀な行員だと言われました。

我が社の担当としても、気配りをしていただいていますが、そろそろ転勤の声がかかるかもしれません。

三菱UFJ銀行では、女性の方が長く勤められるように、転勤の範囲を地域限定にしているそうで、もし、転勤があっても、現在のお家から通える範囲内の転勤になりそうです。

2018年12月18日(火)