行ってみました:プラザ淡路島には、偶然辿り着きました。淡路島の南あわじ市と、四国の鳴門市が本四連絡架橋で結ばれています。

ホテルニューアワジ プラザ淡路島でランチと温泉 淡路ツアー(2)

行ってみました、プラザ淡路島へ。プラザ淡路島は山の頂にあり、鳴門海峡を行き来する船がジオラマのように見えます。

いつものように行き先を間違えて、紅葉を見に諭鶴羽ダムへ行く予定が、間違って淡路で一番四国に近い側の、福良港に来てしまいました。

福良港には、観潮船が2隻停泊しています。日本丸と咸臨丸です。ここには今年の3月にも来ています。

元々ここに行こうという予定が途中で変わって、違う所に来てしまうのを、移気といいます。何かに引っ張られて、最初考えた事が変わってくる、意志の弱い状態です。

しかし、更に考えてみると、意志の二重構造でもあります。一つは紅葉を見たいという気持ちと、もう一つは、前に来た福良の沖縄に似た光景への憧れです。

このような考えがデュアル思考です。

福良港には、無料で足湯が出来る銭湯があります。この足湯のお湯は、遠くの温泉からトラックで運ばれて来ている温泉です。

靴を脱ぎ、靴下を脱ぎ、ズボンを上げて、円形のお湯に浸かってみると、なんとも心地よいぬくもりを感じます。このお湯の特徴は、軽い滑りがあることです。

足と足で、滑りを感じてみると、純粋な水とは違った、滑るような抵抗感を感じます。その抵抗感は、決して気持ちに抵抗しているのではなくて、むしろ、有る事を無い事にしようとするような滑りです。

うずしおドームの屋上に上がり、福良港がある、福良湾の眺望を堪能しました。

今日も、鳴門海峡の観潮船の出港が予定されています。

土産物屋さんで買ったのは、ちりめんです。炭焼きあなごがあったのですが、太くて大きなアナゴが1000円だったので、本当にこれが淡路産のアナゴなら安すぎると思い、購入を思いとどまりました。

さて、お昼時になりました。福良に来たら、ここに寄ろうという和食屋さんがあります。それは「万代」です。万代は、ガイドブックに載っていたので、カーナビをセットすると、すぐに着きました。

ところが、万代は今日はお休みです。張り紙には「親父の法事で休ませてもらいます」と書いてあります。

それならしょうがないなぁ、次に考えたのは、ホテルニューアワジ プラザ淡路島です。

これは、立て看板の広告効果から選びました。あちらこちらにプラザ淡路島の広告が出ていたので、何もあてが無いときには、さっき見た広告を頼りにしてしまいます。

プラザ淡路島は、山の頂にあるようで、車は傾斜道をどんどん上にあがります。

途中見たのは、南淡路椿街道です。この道を辿れば、春には椿の花が、行く手を招いてくれそうです。

山の途中で、木と木の隙間から見える、海と山と、建物の光景は、絶景です。

山を登り切ったところに、大きな風力発電機があり、その先に目指すプラザ淡路島がありました。

ホテルのロケーションは、借景が大事です。でも、借景を求めると、人里から離れた場所になり、ホテルを利用するお客様には、交通が不便になります。

駐車場から入る脇門には、小さなプールがあり、この時季には豆球のイルミネーションがネットのように張られています。

六甲山でも、素晴らしい眺望を求めようとなれば、六甲山の山頂にある、六甲山ホテルがいいのですが、気軽に行くにはかなり場所の離れたところになります。

ホテルのフロントにお願いして、お昼のランチが頂けるか尋ねてみました。ホテルは、予約制が多いので、突然の飛び込みでは、席がないかもしれません。

フロントからレストランに電話して、席を確認してもらうと、二人なら席が用意できるという事でした

レストランに通されて、奥さんとメニューを見ながら、何にしようかとしばし考え、奥さんは、和食の「花FLEURS」で、松葉博雄はステーキランチです。

窓際の席からは、福良湾が見えます。席から右手が淡路島で、左手が四国です。雨模様が少しずつ天気回復し、見晴らしが良くなってきています。

レストランでゆっくり昼食を食べているのは、ご婦人ばかりです。おしゃべりをしながら、何組かの同じ年代のご婦人が、家のこと、家族のこと、ご近所のことなどを、お互い話し合っています。淡路の南の方の方言が強く出たしゃべり方です。割に荒っぽい言葉です。

2012年11月22日(木)