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あと1時間、あと30分、あと10分、あと5分、あと1分と、少しずつ陽は西に傾き、間もなく夕闇が東シナ海を覆う。 東シナ海の夕暮れは、これからの夜の海の水中の生き物たちも、静...
朝が来れば、夜が来る。夜が来れば、一日が終わる。一日の始まりから一日の終わりは、必ず初めと終わりを締めくくり、その一日は、何の後悔もない一日だったと言えるでしょうか?
地上に空があるように、水中の天井には、水と空気の境に、雲のように波間がある。ルリスズメは波間の下で、波に身を任せて、瑠璃色の光を放っています。
抜けるような青空の下に、美しい貴婦人が浜辺にひとり佇んで、遠くの海に思いをはせている。 そんな美しい貴婦人の姿に見惚れて、声も掛けられず、そっと遠目で憧れるような夏の浜辺。
雄しべの先に蛍光色を付けて、周りの光を隠し、二人だけでこの花の雄しべの蛍光を見たいな。きっと、夏の日の夜空を染める花火の炸裂のような、メッセージが聞こえてくるね。
二本の並んだヘゴヤシの枝は、兄弟のように育ち、同じ光を共有し、周りを同じように見て育ち、いつも風に揺られると、ささやき合う。「こんな静かな幸せが、ずっと続いたらいいのにね」
誰が操るのだろうか?誰がどこに行こうとしているのだろうか?ひとつの事象は、どこかの方向に向かうように仕向けられ、気が付けば、ひとつの流れのようになっている。テレビの報道、バ...