阪神・淡路大震災は、2010年1月17日には、15年の節目の年になりました。東遊園地では、1.17のつどいがありました。

2010年1月17日は、阪神・淡路大震災の15年の節目の年になります。数日前から、新聞、テレビでは、特集の記事や特集の番組が目に付きます。

阪神・淡路大震災

松葉博雄は、罹災者なので、あの日のことが脳裏に蘇ってきます。中央区の市役所庁舎に隣接する、東遊園地に行ってみます。

毎年東遊園地のグラウンドには、竹筒を使って、1.17の竹文字を作り、竹筒を斜め切りにした、竹節には、鎮魂を祈る蝋燭の灯火が灯されています。

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沖縄のエイサー踊りの演舞が行われていました

東遊園地に近づくと、だんだんと大音響が聞こえてきて、沖縄のエイサー踊りの演舞が行われていました。曲は島唄です。太鼓に合わせて、エイサーのかけ声で、雄々しく踊りがステージで始まっていました。

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東遊園地では、雪でお地蔵さんを作っていました

東遊園地に行ってみると、雪を運んで来て、雪でお地蔵さんを作っていました。

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慰霊の献花する場所です

記帳所に行き、記帳をすると、献花の為の菊の花輪をいただきました。募金箱があり、外からお金が見えるようにしていて、アクリル板を通して、1000円札が沢山見えました。

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多くの人が、慰霊の献花に訪れていました

松葉博雄も記帳して、花輪をいただくと、募金をしました。記帳所のすぐ近くに、阪神・淡路大震災で、お亡くなりになった方の慰霊の献花する場所があり、お参りをしました。

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竹筒を使って、1.17の竹文字を作っています

夕方になると、蝋燭の灯がくっきりと浮かんでくるので、上空には、報道の為のヘリコプターが4~5機、時計回りでぐるぐる回っています。ヘリコプターの爆音を聞くと、阪神・淡路大震災の時、罹災し、疲弊している時、上空から追い立てられるように、爆音を聞いたことを思い出します。とても、不安感を煽る音です。

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竹の節目には、鎮魂を祈る蝋燭の灯火が灯されています

夜のテレビ報道では、慰霊式は皇太子殿下ご夫妻、鳩山首相も出席され、
「各地の災害で兵庫の経験と教訓が生かされてきた」
ことにふれ、防災意識についてのお言葉がありました。

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NHKテレビより皇太子ご夫妻と鳩山首相

2010年早々には、ハイチの首都ポルトープランスでは、まだ全容が解明されないほどの大震災が起きています。

阪神・淡路大震災

地球の大地が、移動するなんて考えてもいませんでしたが、プレートが移動して地震が起きるメカニズムを分かり易く説明を聞くと、変わらないものはない、ということも納得します。

阪神・淡路大震災直後は、ある程度、水や食料品の備蓄をしていましたが、いつの間にか、備蓄もしなくなり、15年も経てば、松葉博雄の記憶の中にも、大震災は少しずつ、記憶が風化していうようです。
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