三原市 みはらし温泉 再度レジオネラ菌が検出され、営業停止後閉館を決定。

投稿No:7993

みはらし温泉ではレジオネラ菌が検出されてから、みはらし温泉の従業員の皆さんは、顧客サービスが丁寧になったように感じます。

レジオネラ症とは何ですか?

レジオネラ症(legionellosis)は、

レジオネラ・ニューモフィラ(Legionella pneumophila)を代表とする

レジオネラ属菌による細菌感染症です。

主な病型として、重症の肺炎を引き起こす

「レジオネラ肺炎(在郷軍人病)」と、

一過性で自然に改善する「ポンティアック熱」が知られています。

レジオネラ肺炎は、1976年、

米国フィラデルフィアにおける在郷軍人集会(Legion)で

集団肺炎として発見されたところから、

legionnaires’ diseaseと命名されました。

これに対して、ポンティアック熱は、

1968年に起こった米国ミシガン州ポンティアック(Pontiac)

における集団感染事例にちなんで命名されました。

出典 厚生労働省HP

連日使用型の循環浴槽水の場合、

1週間に1回以上完全換水(湯を排出し入れ替えること)し、

浴室や脱衣所などを定期的に清掃、消毒し清潔に保つこと。

年2回の水質検査が義務づけられています。

近年、温泉施設でレジオネラ菌に感染して肺炎で入院、

死に至るケースが報じられている。

「多くの人がつかる浴槽には垢や皮脂、

髪の毛などの汚れがたまっていきます。

定期的に換水して清掃、消毒しなければ、

ぬるぬるとした膜(バイオフィルム)ができ、

それがレジオネラ菌増殖の温床となります。

やがて一定レベルを超えると膜を破り空気中に菌が飛散し、

微細な水滴(エアロゾル)を口から吸入して感染します」(北出さん)

 昨年8月に県が同旅館で検査を実施した際、

湯の入れ替えや塩素注入を適切に行っていたと虚偽の説明をしていた。

「循環ろ過機を使用している場合、

浴槽水の中でレジオネラ菌を発生させないために

塩素を投入し、殺菌します。

浴槽水1リットルにおける遊離残留塩素濃度を

0.4ミリグラム以上に保つことが望ましいとされています」(北出さん)

 浴場の衛生管理は、自治体ごとの条例で定められているが、

宿泊施設によっては、徹底されていないケースもあるという。

「温泉施設を維持管理していくには、大変な労力や時間を要します。

宿泊施設はどこも人手不足の上、

電気代の高騰などでコストがかさむなど大変な状況ですが、

家族経営のどんなに小さな旅館でも

きちんとやっているところはたくさんあります」(北出さん)

 一部がルールを無視したことで、

まっとうに運営している宿にしわ寄せがくることを危惧しているという。

出典 2023.3.9 ヤフーニュース

みはらし温泉の部屋が空いてたのには訳があって

墓仕舞いをする為、

墓地の近くのホテルを予約しようとしても、

どこも空いていませんでした。

そこで、少し離れた場所ですが、

三原市のみはらし温泉を予約してみると、

部屋がとれました。

みはらし温泉に来てみて、

部屋が空いていた理由が分かりました。

みはらし温泉は、2017年3月にレジオネラ菌の集団感染事件が起きました。

みはらし温泉 二度めのレジオネラ属菌が検出

その後は保健所からの定期的な水質検査を受けていたのですが、

2018年10月24日の検査で、

竹原測定低温浴槽からレジオネラ属菌が検出されたそうです。

このため、営業停止命令を受けて、

浴槽の水質検査と洗浄実施のため日帰り温泉は臨時休業中でした。

また同じような事件が起きたので、

客足はばったりと急減し、

宿泊用の部屋はガラガラに空いていました。

これだから他のホテルが満室でも、

みはらし温泉は空き部屋があったのです。

みはらし温泉に来てみて知ったことなので、

今更別のホテルに行く当てもなく、

今夜はみはらし温泉に泊まることにしました。

みはらし温泉従業員の危機感共有

気がついたのは、みはらし温泉の

従業員のサービスがとても良くなっていることです。

一人一人の従業員は、

とても丁寧は接客サービスをしていました。

靴を脱ごうとすると、

すぐに履き替え用のスリッパを揃えてくれたり、

チェックインをしていると、

愛想の良い話しかけをしてくれました。

部屋に案内するサービス係の人も、

荷物を運びながら、話しかけをしてくれました。

これはあきらかに、接客サービスが変わってきています。

従業員の皆さんが危機感を共有しているのかと思いました。

三原市のやっさ祭り

今日と明日は三原市のやっさ踊りの日です。

本来は夏祭りですが、

2018年8月の台風による集中豪雨の為、

三原市ではあちらこちらで山崩れや住宅までの浸水がありました。

その為、夏祭りのやっさ踊りは、延期していたそうです。

今日、11月3日の夜から5千発の花火を打ち上げます。

みはらし温泉からは花火の音は聞こえても、

花火そのものは見えませんでした。

明日11月4日は、お昼頃やっさ踊りがあります。

私も幼い頃、やっさ踊りに連れて行ってもらって、

ずっと踊りを見続けて、ついて歩いた記憶があります。

明日のやっさ踊りは、見に行きたいのですが、

墓仕舞いの予定があるので、行けません。

みはらし温泉の危機感をにそぐわない成功物語

部屋に入って驚いた事があります。

森川孝人会長がキャバレーで成功した、

サクセスストーリーを事件が起きた後の

今でも部屋に置いていることです。

みはらし温泉は、家族が利用する日帰り温泉と宿泊設備です。

子供連れや、ご婦人と一緒の家族連れが沢山来られています。

そのような利用者に向けて、キャバレーで成功した内容の

『男の戦い方』といった本は、

似つかわしくありません。

今は、衛生管理に専心してレジオネラ菌検出の

再発防止に努める時です。

『男の戦い方』のページを開けてめくってみても、

女性や子供には見せたくない本です。

戦うべきは顧客を守る安心・安全と温泉の安全管理

保健所からの度重なる営業停止処分で、

従業員の皆さんは危機感を抱いているのに、

創設者の森川孝人会長は、

今でもご自分のキャバレー王になった

成功物語を宿泊利用者に読んでもらいたいようです。

奧さんにこれ興味有る?と聞いても、

読みたくないわと言っていました。

夕食は、魚料理中心の魚三昧です。

こちらのサービス係の人も、とても丁寧な接客サービスでした。

レジオネラ菌の事件が起きてから、

こちらの従業員の皆さんの対応は、

以前に比べると丁寧になりましたねと話しかけると、

サービス係の女性の方は、

最近入った方だったので、

自分が入った時から接客サービスは

丁寧にするようにと教育を受けたそうです。

みはらし温泉は瀬戸内海の海が

浴室からも見えて素晴らしい景観です。

温泉の源泉は地下2000メートルから自噴する天然温泉です。

海水の温泉で、温泉水で顔を洗うと目に潮が染みてきます。

他の温泉とは一味違う、独自性のある温泉なので、

衛生管理をきちんとして、

二度とレジオネラ菌が検出されることが

ないように期待していたのですが、

また起きたことは残念です。

みはらし温泉 顧客の声の伝え方

みはらし温泉の夢の宿の向かいには

森川孝人会長のお屋敷が聳えています。

従業員の皆さんは、お客様からの声を聴いていますが、

宿泊部屋にキャバレー王の成功物語の本は

置かないほうがいいと言えないようでした。

顧客の声を伝えるツールが用意されていなかったので、

フロントの皆さんに森川孝人会長に

伝えて下さいと私の考えを話しました。

毎日新聞  地方版

みはらし温泉 閉鎖、客足激減で継続困難 森川観光 

みはらし温泉(三原市須波ハイツ1)を運営する

森川観光グループは12日、

日帰り入浴施設と施設内の飲食店「魚三昧」、

併設する温泉療養ホテル「夢の宿」を閉鎖し、

グループとして温泉事業から撤退すると発表した。

従業員94人は全員解雇する。

2017年3月に死者1人を含む集団レジオネラ感染を起こし、

営業再開後も再び菌を検出して客足が激減。

営業継続は困難と判断した。

日帰り入浴施設が今月1日に既に閉鎖、

魚三昧は来年1月4日、夢の宿は同31日に営業を終える。

 

森川孝人会長はキャバレー王 

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2018年11月3日(土)