ヨーグルトは、乳酸菌の増殖で、出来ました。ビールや、泡盛の増殖菌があったらなぁ。
2007年2月5日(月)、昨日、仕込んだ、ケフィアの「はじめてセット」で作った、ヨーグルトです。
1晩置くと、豆腐のように固まり、瓶を叩いて揺すってみても、牛乳の時のような、揺れやこぼれはありません。
確かに、ヨーグルトのようです。「こんな種が、他にもあったら、いいのに」と思います。例えば、豆腐の種とか、泡盛の種とか、ビールの種とか、もっと欲しいのは、お金の種とか…。
プラスチックのカップは、ネジになっていて、上蓋を回転させて、蓋を開けます。匂ってみると、ヨーグルトの匂いです。
ヨーグルトと言えば、ブルガリアです。
ヨーグルトの始まりは、一説では、乳を搾って、容器の中に入れて置くと、乳を搾った動物の乳首や容器などに付着していた乳酸菌が増殖し、その乳酸菌が乳糖を分解して乳酸などの有機酸が作られたと言われています。
さらに、有機酸によって乳の腐敗を防止して、酸味の付いた風味が出来ます。それに、酵母菌が入れば、アルコール発酵も起きて、乳酒となります。
これが発酵乳の原点のようです。日本酒も、昔は、神に仕える娘が、お米を口で噛んで、それを器に移し、発酵をさせて、お酒を作りました。
なぜ娘かと言うと、神に仕える娘で、巫女と言います。この巫女が、口に含んで、器で醸し出すから、醸造と言います。口の中の酵母菌が、お酒を作る種になるのです。娘だから、いいのでしょうね。
このように、最初は偶然にできあがったものを、やがて保存と風味つけのために意識的に作るようになったようです。
我が家で出来た、自家製ヨーグルトは、早速、美容のために、奥さんと娘が、食しています。松葉博雄は、遠慮しています。りんりんは、少しだけ、別の容器に移して、ヨーグルトを舐めていました。